森田あゆみ選手の課題:AIG ジャパンオープン 2008

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年10月03日 | 最終更新日:2008年12月19日
カテゴリー:テニスの技術 | タグ: , ,

期待されていた錦織圭選手、残念な結果でしたね。WTA としては、森田あゆみ選手、藤原里華選手、不田涼子選手といづれも敗戦となってしまいました。これで、日本人選手は全滅です。

さて、そんな中、「@nifty:Sports@nifty:テニス特集:森田あゆみ、藤原里華、不田涼子残念ながら敗れる」という投稿記事に、森田あゆみ選手に関する詳細が掲載されています。

試合後、森田が振り返る。「最初の何ゲームかは、良すぎるほど自分が良かった。その後、相手が良くなって打ち合いになった時、走り負けていると感じて無理をしてしまった」。ゲームカウント的には、まだ 2-1 で森田がブレークアップしている。だが、一度劣勢に回ってしまった気持ちは、容易に建て直しがきかない。

同じ 18 歳で、本大会では、第 1 シードのキャロライン・ウォズニアッキ選手との対戦で、ジュニア時代からのライバルだそうですね。リードしていても「気持ち」で劣勢になってしまっては、なかなか勝てないという好例です。投稿記事はさらに続きます。

「試合後、コーチに「もっと前に出て、ドライブボレーなどを試みないと」と注意されたが、試合中は、そんなことは考えられなかった」という程に、精神的に余裕がなかったようだ。(中略)ジュニア時代からの好敵手に、スコア的には完敗を喫した森田は、「試合の展開としては、ジュニアの頃と同じ。自分が攻めて相手がしのぎ、自分が良ければ勝てるという感じです」と振り返ったが、となると、最後までコンスタントに攻めきる攻撃力が、今後の森田の課題ということになるだろう。

更に課題に関しての記述は続きます。

「もっと速く動き、良いショットを続けて打ち、畳み掛けるような攻撃を出来るようにならなくては」と、これまで何度か口にしてきた課題を再確認した。「練習では、ムーンボールを上げられたとき、ドライブボレーで叩く練習もしていた。でも、まだ試合の中で出来るほどの自信がなかった」と、その課題克服に挑みながら、未だ体得しきれていない現状をも自ら明かした。

そして最後のフレーズが興味深い!

二週間前、同じ場所でクズネツォワに敗れた際に森田は、「二年後というのを、一つの到達点だと思っています」と口にしたが、その青写真と、そこに向かい邁進しているという自負に、揺るぎはないようだ。

既に 2 年後に焦点を当てていて、どうすれば良いのか、何が必要なのかをきっちり自覚しているんですね。毎回、プロなんだから当たり前、といった声が聞こえそうですが、やっぱりこうした一言一言は参考になるはずですよね。

どんな森田あゆみ選手が 2 年後に見れるのか、本当に楽しみです。

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AIG オープン 2008 で明暗くっきり!?

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年10月01日 | 最終更新日:2008年10月01日
カテゴリー:ランキング, 戯言 | タグ: , , , , ,

既に「AIG オープン 2008」の本戦が既にスタート。1 回戦では、森田あゆみ選手、中村藍子選手、伊達公子選手が本戦ストレートイン。予選から本戦へ進出したのは、不田涼子選手、藤原里華選手の 2 名。9 月 29 日の WTA ランキングは、それぞれ以下の通りです。リストは、敬称略です。

  • 136位:森田あゆみ
  • 150位:藤原里華
  • 165位:中村藍子
  • 228位:伊達公子
  • None:不田涼子

昨日と本日の 1 回戦の結果は、森田あゆみ選手、不田涼子選手、藤原里華選手の 3 選手が勝利し、2 回戦にコマを進めましたが、中村藍子選手と伊達公子選手が残念な結果でした。「夢と現実 備忘録::女子テニス、日本人選手の動向 (09/14~28) とジャパンオープン予選結果」という投稿記事にとても興味深い内容が掲載されていますので、引用しながらちょっと私なりの感想を。

本大会、私の個人的な興味は、中村藍子選手でした。今年の前半には、WTA ランキングで 100 位以内にいて、間違いなく日本を背負うべき選手、といった期待をしていたのですが、本ブログの投稿記事、「「AIG オープン」を前に気になる中村藍子選手のランキング」でも記述しましたが、伊達選手の敗戦を喫してから、あっという間にランキングを下げて、「AIG オープン 2008」でも本戦 1 回戦で敗退・・・どこまで、このトンネルは続くのでしょうか。上記でご紹介したブログ記事では、以下のように解説されています。

中村選手は苦しい戦いが続いています。先々週、主催者推薦で東レパンパシフィックに出場しましたが、ランキング 10 位のラワンスカにストレート負け。先週は休養です。これで、中村選手は 8 大会連続初戦敗退が続いています。

「AIG オープン」も 1 回戦敗退ですから、9 試合連続初戦敗退ということになるのでしょうか。中村選手のはやい段階での復活を期待したいと思いますが・・・

一方で、勢いづく森田あゆみ選手は、1 回戦を WTA ランキング 53 位の選手に勝利して 2 回戦へ進出しました。同じく上記のブログでは、以下にように解説されています。

一時期は初戦敗退が続いていた森田選手は復調してきました。先々週は主催者推薦で Tier I の東レパンパシフィックに出場し、2 回戦進出。先週は、ソウルの Tier IV に予選から出場。予選 3 試合を勝ちあがり、本戦 1 回戦も勝ってベスト 16 まで進みました。東レでは 60 ポイント、ソウルで 22 ポイントと、この 2 週間で 82 ポイント稼ぎました。過去 1 年分のポイントの 3 分の 1 にあたります。

また、「@nifty:Sports@nifty:テニス特集::森田あゆみまた挌上破る!!」では以下のような記述があります。

今年からチャレンジャークラスを卒業、WTA ツアーに挑んだが春から夏にかけては 10 連敗。「今までテニスで悩んだことがなかったが初めて悩んだ。」と言う。東レPPOの主催者からワイルド・カードをもらいそのチャンスを生かし 19 位を破った森田、今度は 53 位のエラコビッチを破った。

いよいよ 100 位以内、更にはもっと上位を狙うといった状況でしょうか。まだまだ若い森田選手ですからこれからが楽しみな状態ですね。

ちょっと気になったのが、不田涼子選手。WTA ランキングは無いし、JTA ランキングも全くのポイントなし。無知ですね、私は。そこでとっても参考になる内容が、上記のブログ記事に掲載されていますね!

怪我で 1 年以上戦列から離れていた不田選手。先週のソウルで復帰したのですが、このジャパンオープン予選、3 回戦も6-2 4-1 相手リタイアで勝ちあがって本戦出場を決めました。(中略)昨年 8 月、全米オープン直前に手術を選択し、それから 1 年以上休んでいたわけですが、今月に入って復帰しました。そして 2 戦目のこの大会で予選を勝ちあがっての本戦出場。86 年 10 月 25 日生まれのまだ 21 歳。もう一度しっかりランキングを上げて、トップ 100 を目指した頑張って欲しいと思います。

な~るほどね~手術で 1 年以上も戦列から離れていたんですね。21 歳という年齢であればかなり焦りもあったと思うのですが、良くぞ耐えての戦列復帰ということでしょうか。

それにしても、明暗がはっきりとでた 1 回戦の結果だったような気がしますが・・・

【追記:2008年10月01日】
(濱浦氏から修正がありましたので、ご指導に沿って修正しました)

不田涼子選手のコーチに関する記述が「濱浦貴光 公式ブログ::マルチタレント・・・」という投稿記事が公開されました。濱浦氏によれば、「不田涼子選手のコーチは、Wowwow の解説でもすっかりお馴染みであろう坂本正秀さん坂本政秀さん」ということですが、私は Wowwow が見れませんから知らなかったのですが、とても素晴らしいコーチのようですね!

この坂本コーチとは;

桜田倶楽部から 15 歳 16 歳の時にアメリカのボロテリーアカデミーに留学、大学ではNCAAの強豪ペパーダイン大学のキャプテンも勤めました。(中略)日本リーグでプレーした後、杉山選手のヒッティング・コーチ等を勤めながら研鑽を積み、現在は不田選手のコーチ・ミキプルーン男子チームのコーチ、Wowwow の解説等等、いわゆるマルチタレントとして活躍しています。

な~るほど・・・他のブログにも、不田涼子選手のコーチの話があったと思うのですが、残念ながら再発見ができませんが、1 年半以上も戦列を離れている選手をコーチするって・・・どれほどの葛藤があったのか。ちょっと気になる注目選手ですね。

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2009 年度から WTA が激変する!?

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カテゴリー:テニス改造論 | タグ: ,

「杉山 愛・ツアーより愛をこめて::2009年から」という投稿記事が公開されました。以前から WTA が変化するということは知っていたのですが、かなり具体的に説明されていますね!ちょっと引用としてご紹介しておきましょう。

大会側からは賞金が全体で 40% 増額され、更に PER DIEM も増額。大会が行われる会場もレベルアップするそうです。(800億円がインベストに使われるんだって!!)シーズンも 2 週間くらい短くなるので選手にとっては休む時間・次のシーズンに向けてトレーニングする時間が長く取れます。(シーズンが長過ぎる為、故障する選手が多く、かなり前からの選手の要望でした。)

如何ですか?Per Diem って何か解ります?日当のことですよ。つまり、賞金が増額になって、日当も増額になよってことですね。これって、WTA ファンにとってはあまり嬉しい変化ではありませんね。シーズンが短くなることは、選手にとっては良いことなんでしょうけど、ファンにとっては、ちょっと疑問ですよね。野球やサッカーの世界では、試合数を増加させる傾向があるのに・・・

更に投稿記事は続いています。

そして逆に選手が提供することは大会に出ることを約束(コミットメント)すること。出場を取り止めた時の罰金の増額。スケジュールがある程度決まってしまっているので、その縛りがある。ということがメインになります。

もともと「出場を取り止める」こと自体が問題のはずなんですけどね。罰金による縛りはどうなんでしょう・・・ちょっと時代の逆行を行くような変更に見えますが、やっぱり賞金増額は、それだけ激戦の試合が観戦できるようになる!??

どうも、ファンのための変更ではないような気がするのは私だけでしょうか?更なるテニス離れが進まないことを祈るばかりです。

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伊達公子選手から学ぶ!「東レ パン・パシフィック 2008」を終えて

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カテゴリー:テニスの技術 | タグ: , ,

現役復帰した 37 歳の伊達公子選手ですが、既にその活躍は、私が記述するまでもありませんね。ITF Woman’s Circuit での戦績が評価されて出場した「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント 2008」は、予選 3 試合を戦って、手応えを感じているようです。

さて、そんな伊達選手が、「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント 2008」の予選での戦いが終わって、インタビューに答えていて、その内容が掲載されています。既にご存じの方が多いと思いますが、いろいろと学ぶべきことが多く、是非とも我が娘に知っておいて欲しいという内容が目白押し。投稿記事というより、娘へのメッセージとして、伊達選手のコメントと私なりのポイントを記述しておきたいと思います。

まずは、予選 1 回戦、田中真梨選手と 36、76(3)、61 と勝利した後のインタビューから。

(中略)東レ PPO テニスというとてもレベルの高い選手達が出場する大会の中で、自分がやらなければいけないことを考え、速い展開の練習をしてきましたが、それがかみ合っていないのが現状です。序盤はミスが多くなりました。第 1 セットは追い上げたものの落とし、第 2 セットも耐えるしかなく、技術的には良くない中でも、気持ちは決して諦めずに勝ちに執着して戦った姿勢が、勝敗の分かれ目になったと思います。田中選手はワイドに打つサービスも良く、ストロークもスライス系で深さがあります。ただ、試合の組み立てがセキショウオープンで対戦した時と同じでした。もっと経験を積んで、勝つチャンスをつかむパターンを増やしていけば、彼女のショットが生きてくると思います。

プロの世界では、当然でしょうけど同じ対戦相手に対して同じ戦略では勝てない!レベルが高くなれば高くなるほど、一度目の戦略は通用しなくなるのでしょう。対戦相手のテニスを熟知すること、そして、二度と同じ戦略で攻めることがないような工夫が必要でしょう。

続いて、予選 2 回戦、ケーシー・デラクア選手と 36、63、36 と勝利して。

(中略)WTA ツアーと、ITF 大会との大きな違いは、ボールスピードや展開の速さ、ゲームの流れの中の落とせないポイントをどんな展開でも抑えてくることなどです。また、試合の後半でもプレーの質があまり落ちません。ラリーのしぶとさもありますし、たとえ自分が振り遅れた時でも相手をねじ伏せるボールを打つことができます。とにかくポイントを取る、勝ちきることができる差はそこにあると思います。第1 セットは落としてしまいましたが、今後練習や試合の機会が増えるほど順応していけるという手ごたえがありました。

ITF Woman’s Circuit と WTA Tour との相違が明確に示されています。「落とせないポイント」をしっかり把握して、そのポイントを何としても抑えること・・・そうした他からでは理解できないような「流れ」がより重要になることが高いレベルで要求される。こうした内容は、現役の選手でなくては発言することができませんね。

そして、予選決勝でアレクサンドラ・ウォズニアク選手と 16、16 で敗戦となって。

3 試合を振り返ってみると、サービスが良くありませんでした。(中略) 今日はスピードを落としてコントロールを重視したので、昨日よりはファーストサービスが入ったと思いますが、試合の中では噛み合わないところもありました。昨日のように、試合の中で流れを変えるタイミングを探したのですが、大事なところでポイントが取れず、ゲームを取ることにつながりませんでした。(中略) ワイルドカードでシングルス予選に出場しましたが、ダブルスは本戦のワイルドカードをいただいています。(中略) (ダブルスは) 自身のレベルを上げるための練習になりますし、楽しみながら次のシングルスに生かせるようなプレーができるよう、ベストを尽くしたいと思います。

シングルスとダブルスが全く別物としてではなく、ダブルスをシングルスのきっかけにしようとするところは流石ですね。調子が悪い時に、「調整」をどうやって実践したかが記述されています。私が常に言っているように、調子が悪い時に、それを「修正」するのではなく、「変化」させることによって、勝利を狙う。我が娘には、肝に命じて欲しい内容です。

たったこれだけのことですが、記憶していて無駄な内容は全くありません。流石は、プロフェッショナルの発言ですから、是非とも繰り返し読んで欲しいな、と感じているインタビュー内容です。

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「AIG オープン」を前に気になる中村藍子選手のランキング

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カテゴリー:ランキング | タグ: ,

「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント 2008」は、ディナラ・サフィナ選手が、初出場で初優勝を飾りました。本戦出場の杉山愛選手は 1 回戦で、森田あゆみ選手は 2 回戦で敗退・・・そして、中村藍子選手は、シード選手に 1 回戦で敗退と日本勢はとっても残念な結果でした。WTA Tier I というレベルですから、勝ち上がっていくのは至難の業だとは思いますが、それでも伊達公子選手が以前優勝している日本の大会ですから、もうちょっと何とかならなかったかな、と思っているのは私だけでしょうか!?

それにしても、中村藍子選手はどうしたのでしょう!?スランプ!?伊達公子選手に、「カンガルーカップ」で敗戦を喫してからというもの、調子が全く上がっていないようですね。その後、敗戦続きです。カンガルーカップで敗戦となって、いろいろとバッシングを浴びていましたから、そうした背景もあるとは思いますが。

およそ 2 ヵ月前、「非常事態!?日本女子テニスは、強豪国から転落」という投稿記事を公開し、WTA ランカーで日本人のトップ 10 をリストしましたが、その時と比べてのランキングを下記に示してみました。

WTA Ranking (Players registered as Japan)
No. 09月22日 07月21日 Player
1 28 (33) SUGIYAMA, AI
2 134 (133) MORITA, AYUMI
3 154 (173) FUJIWARA, RIKA
4 167 (107) NAKAMURA, AIKO
5 191 (245) YONEMURA, TOMOKO
6 197 (210) IIJIMA, KUMIKO
7 204 (136) MORIGAMI, AKIKO
8 230 (385) DATE KRUMM, KIMIKO
9 232 (222) NAMIGATA, JUNRI
10 251 (233) YONEMURA, AKIKO
個人的に注目選手
22 482 (585) MIYAMURA, MIKI
36 766 (861) YAMASOTO, AKI

2008 年初めには、杉山選手、中村選手、森上選手が 100 位以内にランクインしていたのに、今や杉山選手一人が気を吐いているだけ、といった感じですね。以前の強豪日本女子を何とか復活させてほしいのですが・・・

今月末から始まる「AIG オープン 2008」ですが、中村藍子選手と伊達公子選手はワイルドカードで出場。杉山愛選手は、本戦ストレートインが決まっているようですね。何とか上位に食い込んで欲しいのですが。特に、中村藍子選手の復活を蔭ながら祈っています。

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日本テニス界は、もっと危機感を感じて欲しい!?

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カテゴリー:新しい考え方 | タグ: , ,

「濱浦貴光公式ブログ::クルム伊達選手」という投稿記事が公開されました。やっぱり凄いですね。現役日本人コーチ(拠点はドイツ)が以下のような一節を公開しています。

伊達選手の復帰以降の活躍を現場の関係者(特にコーチ)は、どのように捉えているのでしょうか?復帰の際の伊達選手のコメント「若い選手に刺激を与える」から「選手はなにやってるの?」的な報道が多かったと思いますが、これって、「選手を育成するコーチは 10 年間何やってたの?」とも、捉えられると思います。捉えなきゃいけないんじゃないかと思います。

現役のテニス関係者でこうした指摘を公開されたのは、私が知る限り 2 人目なのですが、残念ながらもう一方は公開した投稿記事をその後「不適切な表現があった」という理由で削除されてしまいました。

しかし、投稿記事は衝撃的な内容だったし、素晴らしいものでしたから、再度ここに公開しておきたいと思います。ただし、表現は多少変更することと、投稿記事を公開したとの時間をそのままにして掲載しましたので、現在の内容とは多少の時差がありますことをご了承下さい。

【Zero Cool が運営する別ブログで、以前公開した投稿記事】
私個人としては、伊達選手の素晴らしいショットバリエーション、それを生かすためのメンタルタフネス、更には、ファンを大切にするプロ魂、と単純にこれまでの経過や試合結果だけを振り返ってもその凄さ、素晴らしさは、特筆すべき内容である、と感じています。

さて、そうした伊達選手の活躍、いったいどのように周囲は反応すべきなのでしょうか。単純に「すご~い!」とか「素晴らしい~」といった感想だけでは済まないのでは、と感じているわけです。

そんな中、とても興味深い投稿記事を見つけました。それは、「小浦氏が語る、伊達快進撃の「現実の裏の真実」」というもの。(残念ながら、この投稿記事は既に削除されています)

「現 JTA 強化本部本部部長にして、伊達公子を中学生時代から指導してきた小浦武志氏が、伊達公子が復帰を決意し、今に至るまでの経緯」ということで、小浦氏の話が紹介されていて、私にはかなり衝撃的な内容を含んでいます。ちょっと引用しながら、私なりの感想を記述していきたいと思います。

昨日(カンガルーカップ 2008)の中村、その前に藤原が負けたということもあり、随所で、「日本テニスはどうなってるんや」という話が聞かれます。ただ(伊達は) 3 週連続で(大会に)出るので、体力的なことも懸念されますが、来週また同じことが起きるかと言ったら、かなりのチェックが伊達に入りますので、それは難しいと思います。なので、来週の福岡の戦いは、伊達がそんなに簡単に勝てるとは思っていません。

上記で話が出ている「中村」や「藤原」と表現されているのは、日本を代表する女子プロテニスプレーヤ。そうした日本のトッププロは、最初の大会だから伊達選手を「甘く見ていた!」ということでしょうか。即ち、伊達選手が、大会前に「若い人達に刺激を・・・今の日本では杉山愛ちゃんが頑張っているようですけど・・・」と表現した意味に気が付かなかった、ということですよね。そうした表現を伊達選手に許してしまったプロとしてのプライドが足りなかった、と暗に表現しているように解釈できないでしょうか。

もし私の解釈が正しいとするなら、そうした現役女子プロの強化を担当している小浦氏の責任は計りしれません。平然と上記のような発言ができてしまう環境は、やはり外野からすれば、ちょっと「異常な世界」としか映りません。伊達選手へのアドバイスに関しては実施して、他のプロ選手へのアドバイスは実施しなかったのでしょうか!?伊達選手対策は!?

これまで彼女は現役を止めて 11 年半、キッズテニスや JICA などのセカンドキャリアでテニスに携わってきましたが、私としては、正直物足りなかった。50 歳になっても出来る仕事だと。なら、今出たいというなら、「名選手、必ずしも名コーチあらず」ということもありますから、あなたがテニス界にできることは、体を張って恩返しをすることだと。それが一番。

上記の発言も信じられません・・・11 年半も「物足りなかった」伊達選手のセカンドキャリアを放置していた・・・その間に伊達選手を慕って、そして信じてレッスンしてきたテニス選手は、上記のコメントにどう反応すればいいのでしょうか。伊達選手のコーチを受けてきました、というプレーヤ、特に若いジュニアの選手に対して、「伊達選手のセカンドキャリアとしてのテニスは物足りないから」と言い訳をするのでしょうか。あまりにも上記の発言は無責任だと思いませんか!?

全日本選手権も、ワイルドカードで出ようと思えば、出られる。でも、本人はランキングでちゃんと勝負したい、そう言っていたんです。今大会も、メインドローに出すと言われたんですが、「それは要らない」と言いました。

上記は、伊達選手の凄さではあると思うのですが、一方でワイルドカードを提供してしまう日本テニス界の最大の課題が浮き彫りになっていると感じました。「そっか、やっぱり!」と残念ながら膝を打ってしまいました。

ランキングホルダーではないのですから、例え過去の実績が素晴らしくとも、予選からの出場は当然のことなはずです。伊達選手は、ワイルドカードの提供に対しても「そんなことをしているからダメなんです」と言っていると思いませんか!?もし、そうだとすれば、そうした失態を協会は素直に受け入れ反省すべきなのだと思いますが・・・

本当に、目に見えない色んなモノが、浮き彫りになってきました。僕は、日本のテニスは間違いなく、来週から変わると思います。中村や藤原も、来週は目の色を変えてやってくるでしょう。皆さん方には、思いっきり書いて下さって結構です。「ナニやってる、日本のテニス」と書いて下さって良いです。ここで私が受けて立っていますから。

上記もちょっと・・・どうやって受けて取ってくれるのでしょうか。本気で、そして日本のあちらこちらに真剣にテニスを応援している我々のような庶民の意見を、どうやって受け取ってくれるのでしょうか。軽々しい発言としか捉えることができません。具体的にどうやってといった内容は示されていませんから・・・

伊達選手の戦績は、それこそ伊達選手が試合前に発言していた「若い人達への刺激」だけには留まらなくなりました。日本のテニスを支える各種団体(テニス協会だけではありません・・・)、現役のプロ選手、監督やコーチ、そして将来有望視される競技テニスを実践している選手、そしてテニスを応援する周囲の人達(我々のようなジュニア選手の親達を含みます)、全てが真剣に「日本のテニス」を見直す必要があります。

小浦氏の発言は、そういう意味で、あまりにも他人事のように感じてしまって、寂しい気もしますが、そうした感慨にふけっている時間がありません。これをきっかけに、真剣に「日本テニス」を考え直しませんか?

日本のサッカーが、頂点から末端までを組織化し、更には世界で通用する日本サッカーを創造するために、一致団結して成功を収めているではありませんか!日本野球が「つまらなくなった・・・」という感想もあるでしょうけど、それでも世界に通用する純日本人を世界へ排出しているではありませんか!水泳だって、柔道だって、陸上だって、日本人の活躍は、連日報道されていますよ。

テニスだって、絶対にそうした可能性があるに違いないのです!167cm のエナンが世界を獲るのですから、日本人特有の背格好で単純に不利です、といった言い訳はできません。

伊達選手、上記のような発奮を期待しての復帰劇だったと信じて・・・

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サブプライムローンはテニスにも影響する!??

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カテゴリー:戯言 | タグ: , ,

【追記:2008年9月27日】
いよいよ 29 日からは、「AIG オープン」が始まりますね!日本の AIG グループは、何とか存続できるようだし、アメリカでは、公的資金が投入されることが決まったし・・・とちょっと安心していたのですが、何とも気になる投稿記事が!それは、「ラケットにものを言わせたい!?::ロディックは来るのか?」に掲載されていて、どうやら「AIG オープン」の存続は保証されていないようですね・・・やっぱり、企業の業績に左右されてしまうのですね・・・何とか存続してして欲しいな~

【公開投稿記事】
先日、アメリカの大手証券会社(アメリカで第 4 位)である「リーマン・ブラザーズ」が、膨大な負債を抱えて倒産ということになりました。今更、私が本ブログで詳細を記述しなくとも、既に多くのブログやニュースサイトで報道していますから、詳細を知りたい方は、ウェブ検索で検索して詳細を調べてみて下さいね。

さて、この「リーマン・ブラザーズ」の倒産は、低所得者向けの住宅ローン、即ちサブプライムローンが回収できなって、多額の負債を抱えたことが原因とされていますが、この回収できない融資に対する保険を扱っていたのが、アメリカの保険会社最大手の「American International Group::AIG」でした。即ち、サブプライムローンが回収できなくなり、その回収できないことに対して AIG が補償しなければならなくなった・・・従って、AIG も多額の負債を抱えてしまった、と簡単に言ってしまえばそういうことですよね・・・

AIG・・・何とかアメリカ政府からの融資を受けることによって倒産にはならなかったのですが。それでも、多額の負債を抱え、アメリカ政府から融資を受けたことで、アメリカの管理下に置かれることになるわけです。

錦織圭選手や伊達公子選手が参戦を表明している「AIG オープン」ですが、当然、この AIG の協賛です。WTA として日本国内で開催される大会としては 2 番目に大きな大会・・・AIG が倒産の危機にあると報道された時、真っ先に「AIG オープン」の開催を確認してしまいました。

今年は、開催されるようですが、来年はどうなるんでしょう、「AIG オープン」・・・以前、創部 100 年以上もの歴史ある実業団のバスケットボール部が、企業の業績悪化で廃部に追い込まれ、多くの選手が解雇になったりした経験から、こうした経済の動きや企業の業績にはとても敏感にテニスに結び付けてしまいます。

以前、テニス関連の方々は、もう少し大会の協賛企業や大会の冠に関心を持って欲しいと主張した投稿記事を公開したことがありますが、今回もどうやらテニス界は全く無関心だった!??

AIG の背景や企業の詳細等は、少なくとも参加するような選手には理解して欲しいと願っているのですが・・・そんな事は関係ないかな・・・

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