勝負脳が「金メダル」をもたらした!北島康介選手

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年08月26日 | 最終更新日:2008年08月26日
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ShoubuShoubu Support最近の傾向として、「勝負脳」に関する投稿記事へのアクセス数が激高・・・これまでも「勝負脳」に関する投稿記事は公開していたのですが、それほどアクセス数が驚くほど多いわけでもなく、あくまでも自分のための記憶として記事を公開していました。

それにしても、キーワードを「勝負脳」としてのアクセスが多過ぎる!そこで、原因を調査してみると・・・どうやら、北島康介選手らの日本競泳チームが「勝負脳」の生みの親、林成之氏の講義を受講していた、というのが公開されたことが原因らしいのです。

「イザ!::「北島連覇の裏側は勝負脳 林成之・日大大学院教授」」にまさにその内容が記載されています。

競泳の日本代表チームに「世界で勝つための脳科学戦略」を伝授した林成之・日大大学院教授は、北島の偉業の要因について「勝負に勝つための脳の機能 “勝負脳” を完全に発揮した」とみている。脳神経外科が専門の林教授は、大会前の韓国・済州島合宿など 3 回にわたり競泳チームに講師として参加、選手に「人間の能力を最高に発揮する方法」を専門家として講義した。

まさに、「勝負脳」に関しての内容が伝授されたという報告ですね!私は、この林成之氏の新書、林成之著「勝負脳の鍛え方」(講談社現代新書:2006年10月)Syoubu Support 2を読んでから、脳科学の世界にどっぷりとつかっていますが、こうして登場されると全く私とは関係のない世界での話ですが、嬉しいですね!

ニュースは、さらに続いて以下のような内容を掲載しています。

林教授は北島の栄冠を「勝つことではなく、“勝ち方” に執着した結果」と指摘する。最高の力を発揮するには、相手との勝ち負けではなく、「過去最高の自分をさらに乗り越える」という考えが重要だという。

その能力が発揮されたのは百メートルの決勝。予選、準決勝で北島の記録を上回った新星、ダーレオーエンの存在をネガティブにとらえず、「あくまで自己ベストの更新、自分に勝つこと」という目的意識で臨んだことが勝因だと分析する。

同教授はまた、北島の試合前後の発言にも注目する。「決して否定的な言葉を吐かず、自分を追い込んでいる」。頂点を極めた人間が「自己を守る本能」を乗り越え「有言実行で高みを目指した」姿勢こそ北島の “脳力” だと感嘆した。

北島について林教授は、運動神経のリズムや、ゴール直前でストップをかけない脳の働きなど、脳と体の連係において「すべてをクリアした最高の選手」と称賛する。

以前から、「勝負脳」、即ち「脳科学」がテニスに貢献することは明確で、それこそ膨大な!?文献を読了してきました。まさに、その時間が無駄になっていない、と確信させてくれる記事ですが、今は、「外国人選手が特に脳科学を応用している」ということは聞いたことがありません。にもかかわらず、素晴らしい戦績をあげている・・・私の興味は、今は脳科学そのものから、「脳科学が主張する Know-How は、どうやって身につくのか」へ移行しつつあります。

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勝負脳の鍛え方:脳科学をテニスに応用したいと考えたきっかけ

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年07月20日 | 最終更新日:2008年08月26日
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ShoubuShoubu Support長女が大学進学時に選んだ専門分野が心理学でした。長女本人が選択したのですが、本当のところ、ここ数年、ビジネス界では、この「心理学」の世界が見直されていて、数年前までは、新卒の大学生や大学院生を積極的に採用することが無かったビジネスの世界で、「心理学」を専門に勉強してきた学生が積極的に採用され始めていたのを知っていたので、私も何も言わずに両手をあげて賛成しました。

しかし、負けず嫌いの私は、「心理学でも子供に負けていられるか!」と何やら変な意欲が湧いてきて、心理学の書籍を買い集めて勉強を始めました。

そうしたまさに心理学を勉強している中、心理学に中にメンタルトレーニングやメンタルヘルスという言葉が登場したことと、次女のテニスの試合でのメンタルの弱さをコーチから指摘されたことが重なって、ますます心理学ににめり込んでいきました。しかし、心理学を勉強すればするほど、理科系の私は、どうしても「科学的根拠」を知りたくなりました。心理学は、統計的なアプローチが多く、経験と実験によるところが多く、「科学的」な立証があまり解説されることが無いのです。常に「本当かな~例外もあるんじゃないの?」といった疑問がありました。

科学的立証が無いと、どんなに素晴らしい理論でもいま一つり納得しないのが、理系の悪ところかもしれませんが、それに輪をかけてコンサルタントという職業柄、問題点ばかりをほじくり返す癖がついていましたので、心理学の世界の曖昧さが許せなくなってきました・・・

そろそろ心理学に飽きてきて、心理学を勉強するのを止めようかなと迷っていた時に、ふっと立ち寄った書店で見つけたのが林成之著「勝負脳の鍛え方」(講談社現代新書:2006年10月)Syoubu Support 2という一冊の新書でした。

著者の林成之氏[1]は、スポーツドクターとか心理学者といった立場の方ではなく、脳外科医であって、スポーツとは無関係のような立場の方ではありますが、スポーツを見ることもやることも大好きだそうで、ここでいっている「勝負脳」というのは、林氏独自の造語だそうです。

勝負とは、何もスポーツに限ったことではなく、勉強や仕事といった世界でも勝負が展開されていて、本書で展開している内容は、そうした場面でも応用できるとしていて、以下のように説明されています。

勝負脳とは、勝負に勝つための戦略を練る知能(p.12)

理路整然と「勝負に勝つために脳の働きを最大限にする」方法を展開しています。しかも、心理学のような一見精神論に終わらず、科学としての実証を紹介しながら説明されています。

みなさんが幼いときであればあれほど、つまり本能に忠実であればあるほど、ひたすら勝負に勝ちたい一心であの手この手と、相手の意表をつくような作戦を考えたのではないでしょうか。これが勝負脳です。勝負に勝ちたいと願い、相手を上回る戦略をあれこれと考えることは、人間にそなわった本能のひとつなのです。そしてこの勝負脳は、みなさんのふだんの生活、仕事、あるいは勉強など、必ずやりとげなくてはならないことに立ち向かううえでも必要なものなのです。(p.13)

この新書は、衝撃的でした!心理学を脳科学という立場から立証しているようにも感じられるし、それでいて日本人が世界で勝てないのは、「勝負脳」を使っていないだけ、と主張している新書の内容に本当に感動しました。それからというもの、手頃な価格の新書や文庫といった価格の手頃な文献はほとんど購入して読了しました。

これが、私がテニスに脳科学を適用できるだろうと考えたきっかけでした。心理学と脳科学。当然、テニスに限らず、全てのスポーツに技術や体力が必要ですが、もっと効率よくテニス上達の方法があるのでは無いかと考えて、心理学や脳科学を適用したみたいと考えているわけです。

成果は解りませんが・・・それでも可能性はあると確信しています。(と、確信を維持するために自分に言い聞かせている・・・)

注:1
林成之(ハヤシナリユキ)
1939 年富山県生まれ。日本大学医学部、同大学院医学研究科博士課程修了後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学救命救急センターに留学。1989 年、日本大学医学部付属板橋病院救命救急センター科長に就任後、長きにわたって救急の患者たちの治療に取り組み続け、その間、数々の画期的な治療法を開発して大きな成果をあげる。なかでも多くの脳死寸前の患者の生命を救った脳低温療法は、世界にその名を知られる大発見となった。日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授を経て 2006 年、日本大学大学院総合科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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