千葉県ジュニア:総括!

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2009年04月04日 | 最終更新日:2009年04月04日
カテゴリー:KTA | タグ:

投稿記事の公開をさぼっていたわけでは無いのですが、何といっても企業というやつは、年度末の終わり(通常は、3 月です!)と始めというのは、とりあえず忙しく、特に今年度は忙しかった・・・(とにかく、テニス観戦のために、仕事をかなり前倒ししなければなりません・・・)

さて、我が娘は、3 月 27 日~30 日と「千葉県ジュニア」に参戦しました。本人にとって、最も重要な試合だったのですが、シングルスは、2-6、3-6 で 1 回戦敗退・・・大泣きで、復活できないかと思われるような状態でしたが・・・ダブルスは、なんとなんと Best 4 で関東ジュニア進出!

ダブルスのパートナーは、今度同じ高校への進学を決めているお友達。U14 の時に一度ペアを組み、関東ジュニアまで行きましたから、多少は経験がありましたが、それでもほぼ 2 年振りのペアで、ノーシードでしたが、第 2 シードペアを準々決勝で破っての Best 4 は上出来だったと思います(本人達は、何と優勝できると信じていたようですが・・・)。

実は、このダブルス Best 4 という結果は、高校へ進学して直ぐに開催されるインターハイ千葉県予選のブロック大会に参加することなく、県大会へストレートインできるそうで、ちょっとしたご褒美となりました。高校の監督からは、ダブルスはペアを変更することはしない、と言われていますので・・・

さて、問題は、大泣きの結果となったシングルスですが、意外にも本人にとっては、原因が明確なようです。大泣きした後は、すっかり復活してダブルスを戦っていましたから、結果はとても残念ですが、それでも大きな収穫があった・・・

さて、高校の監督も観戦していたシングルス・・・当然、テニスクラブのコーチ達も観戦。試合後のそれぞれの皆様のコメントを、私のメモから抜粋して記しておきたいと思います。

高校の監督から・・・

技術的には本当に良いものを持っています。ただ、ラケットが振れていない・・・苦しい時、接戦時ほどラケットを振らなければいけない。素晴らしいフォアーストロークを持っているのに、それに本人が気が付いていないようです・・・はやく高校へ来ないといけませんね!

昨年の夏以降、試合の方法は 180度変わった・・・ネットプレーもこの緊張した中、実践できるようになってきたし、ドロップショットも時折見せる。しかし、監督から指摘された通り!練習の時のストロークスピードが全く出ていませんでした。ストロークでスピン系にするのか、それともフラット系にするのかでまだまだ迷っている・・・本人も反省していましたが。

テニスクラブのオーナーコーチから・・・

ファーストセット 2-3 の自分のサービス、セカンドセットの 3-4 の自分のサービス・・・これが分かれ目でした。対戦相手は、どっから出てくるのか解らないダウン・ザ・ラインが武器で、安定したストロークを繰り出しますが、通常はあんなにエースを獲られる様なことはないんです。それが、娘さんは相当数のエースをとっているでしょ!もっともっとネットプレーが必要だったし、スライスショットを繰り出して、相手のペースを乱しても良かった・・・まだまだ自分のテニスができていませんね!

このコメントは、ちょっと娘を買い被っているような気配を感じますが、それでも攻撃のバリエーションを増やさなければ勝てない、という内容はとっても歓迎ですよね。何といっても、娘のテニスを一番長くみているわけですから。それにしても、結構ネットプレーを実践してたと考えていましたが、もっと多くすべきなんでしょうかね・・・本人は、決してパワーのあるストロークではないから、自分のストロークが安定していれば、もっとネットプレーができたはず、と反省していました。

そして、現在の担当コーチから・・・

試合内でやりたいことが明確になってきました・・・だからこそ、観戦している方は歯がゆいですね。絶対に自信を持ってポイントを奪取するようなショットコンビネーションが必要です。これからです。

私個人としては、まだまだ自分のテニスを理解してない・・・というのが率直な感想です。ラケットが練習時の時のように振れない、ネットプレーが多用できない、ポイントを奪取するショットコンビネーションが無い・・・全てが自分の自信の無さから発生するメンタル面での問題点だという気がしますが。本人は、自分の試合風景をビデオで観戦し、研究したい、と言い出しました。今更ですが、まだまだ高校生時代はこれから。何とか踏ん張って欲しいものです。

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失敗は成功の素!ネットプレー

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2009年03月02日 | 最終更新日:2009年03月02日
カテゴリー:テニスの技術 | タグ: ,

長年に渡って娘が練習しているネットプレー(というか、誰でも練習はしていると思っていますが・・・)。昨年の 8 月末では、どうしても本番の試合では実践することができませんでした。最近判明したのは、「成功率が低いから」と理由で、自分では、とっても好きなネットプレーを封印していた・・・何度も「チャレンジする気持ちが無ければ、勝つことはできない」と言い続けて、やっとここへきて実践できるようになってきました。

以前も記述しましたが、日本人が世界で勝利していくためには、どうしてもネットプレーが必要だと確信している私ですから、娘には、ネットプレーでポイントを獲ることの Know-How を早い段階から習得する必要がある!と主張しています。

ちょっと前の投稿記事ですが「TEAM YONEZAWA::Sneak In」に以下のような記述があります。

最近練習で意識していることの1つに「ネットを盗む」というポイントのパターンがある。それはまさしく野球で行われる盗塁のような状況のこと。(中略)ポイントの取り方の中で大事な方法だ。(中略)失敗は成功の素だと割り切って出来るのがいい選手になるための大事な要素だ。

ちょっと投稿記事中の「盗塁」のような状況ということの意味が理解できませんが、それでもネットプレーの重要性は十分読んでとれますね。この記述でとっても重要なことは、「失敗は成功の素」という記述。割り切ってネットプレーを試みる。ここでいう失敗とは、ポイントを獲られること、と解釈すると「ネットプレーを実践して、逆に対戦相手にポイントを獲られたって良いじゃないか!」と思えることが重要で、ネットプレーを実践しないことは、返って自分を弱くする・・・なんて勝手に解釈できる。

やっと自分がこれまで主張してきたネットプレーが有名コーチによって公開された!?ただ、事例として錦織圭選手の内容が記述されていますから、やっぱり「男子」に限定しているのでしょうか!?

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第 34 回千葉県ジュニアテニス選手権予選・・・我慢のテニス

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2009年03月01日 | 最終更新日:2009年03月02日
カテゴリー:KTA | タグ:

朝から小雨がぱらつくあいにくの天候・・・今にも雨が本格的になりそうな、そんな雲行きでした。本日は、「第34回 千葉県ジュニアテニス選手権」の予選です。娘自身が最も重要と考えている大会で、私がブログを開始してから既に 4 回目となります。

今日の予選は、1 回戦:Bye、2 回戦:6-1 で勝利。Final では、0-1、1-1、2-1 とデュースが多く、ちょっと序盤で手こずりましたが、4-1 とリードしてからは、一気に 6-2 で勝利。まずまずの展開だったと思います。

観戦していたコーチからは・・・
「Final で 4-2 の 30-30 で長いラリーを制したのは、これまでにない大きな進歩です。むやみにネットプレーを仕掛けることなく、ラリーで慎重にポイントを取りいっていたのは成長の証です。勝ちたい試合で我慢するテニスをしたんじゃないかな・・・」とのこと。

確かに、私も上記のポイントは、試合の分かれ目だった、と感じていましたから、やはり「我慢のテニス」だったのでしょう。ラリーは、徐々に速くなって、ショートだったりロングだったり。対戦相手もミスをせず、長い長いラリー。ただ、かなりベースラインからインサイドで展開していましたから、出ようと無理をすればネットプレーをすることはできたのですが。そこは無理をせず!最後は、フォアーからのダウン・ザ・ラインで決まりました。正直、こうした長いラリーを制することができるようになったことは、私個人としてビックリでした!

更に、私はバックとフォアーのアングルショットが結構多かったように感じています。試合後に確認すると「アングルショットは結構意識してたよ・・・」とぼそり。対戦相手がベースラインからかなり外でプレーしていたことが確認できたことと、ネットプレーが無いので多少アングルショットが甘くなってもネットを獲られることはないと判断したからだそうで、こうしたコメントにもちょっと成長が確認できました。特に、Final では、バックからのアングルショットが功を奏した場面がありました。

ただ、「どうして失敗するの???」といったボレーもありましたが・・・

ここ数週間、まったく休みなく練習をしていましたので、予選を勝ち上がって、本日の練習はお休みすることに。帰宅後は、何と何と爆睡です。

「第34回 千葉県ジュニアテニス選手権本戦」は、3 月 27 日から。まだちょっと時間がありますから、今日認識した課題をしっかりとどうやって解決するかをコーチと話し合っていました。

今日は、高校入試を終えて、受験によって入学を決めた中学 3 年生がちらほらと参戦。御両親とも夏以来の対面と、ちょっと嬉しい一日でした!高校合格、おめでとうございます。また、高校で対戦するのでしょうけど、その時はお互いに切磋琢磨して欲しいものです。

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逆転の発想が功を奏すか!?

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年12月27日 | 最終更新日:2008年12月27日
カテゴリー:練習 | タグ:

先日の「ピーナッツカップ」は、予選からの参戦で 1R を 6-0 の圧勝。我妻から、「素晴らしいテニスだった!」とメールが送信されてきたので、2R 突破を期待していたのですが・・・何せ仕事で観戦できていない私には、どう判断していいのか解りませんでしたが・・・

結局は、2R で対戦した相手にいつものように、0-2 から逆転。3-2 となっての自分のサービスをキープできずに敗戦・・・娘からのメールには、3-2 となったところまでは、圧倒的に攻めていたし、オン・コートで試合を展開したのに・・・とのことでした。何度も本ブログで公開しているように、リードしての自分のサービスをキープできない・・・しかも、いったいいくつの試合を落としたでしょう。挙句の果てに、マッチ錬でも、その傾向は強く、ここ数週間は、そうしたリードした時にどうやって攻めるかを必死にトライしているのはみてとれますが、どうしてもここ一番のゲームがとれません・・・

今日、マッチ錬!

「もうさ~意識しないで、リードしてのサービスゲームで、このゲームは落とそう!それで良い、と覚悟してやってみたら・・・ちょっと意識し過ぎて、逆に取れない、ということもあるからさ・・・」

押してダメなら引いてみな、ってな感じでアドバイスをしました。ここ数回のプライベートレッスンの成果もあって、かなりストロークが安定してきているので、必ずチャンスがあると信じてはいるのですが、連戦連敗という結果は、毎回同じような傾向がありましたから。

そうしたマッチ錬のシングルスの 1 試合目。0-1、1-1、2-1 と対戦相手のサービスをブレイク。やってきました・・・リードしての第 4 ゲーム。捨て身になれるかどうか・・・しかし、やっぱりとれない。今日は、ストロークが更に向上していて、ゲームの流れは、まさに娘にあったのですが・・・結局は、2-2、2-3、3-3、3-4 とサービスのキープ合戦で最後は押し切られて 3-6 で敗戦・・・これまでと何も変わらない敗戦。試合自体は、圧倒的に攻めているし、流れも悪くはないのですが・・・

シングルス 2 試合目!ここ数カ月、競ったゲームではありますが、必ず終盤に追い上げられ敗戦に次ぐ敗戦を繰り返している対戦相手。勝てない相手ではないのですが・・・

試合は、3-2 とリードしてまたもや娘のサービス。捨て身になって、サーブ・アンド・ボレーを 2 度・・・ところが 2 度ともネット。きっちりボレーに入っているのですが、結果はネット。3-3 と追い付かれます。

しかし、次のゲームをブレイク!4-3 とリードして再び自分のサービス・・・ところが、中途半端な展開を繰り返し、またもや 4-4 と追い付かれます。「こりゃ、重症だな・・・」とちょっと思いつつ、4-4 から、4-5 と対戦相手はきっちりサービスをキープして万事休す。これまでのパターンで 4-6 で敗戦するかな・・・と思っていたのですが。

こっから凄まじい攻めを見せます!

サービスエース、ボレーで攻めて続けてのエースで 30-0。更には相手のミスも重なって 5-5 と追い付きます。続く相手のサービスで 0-30 となりますが、中盤からオンコートでの攻めるテニスが見事に功を奏して、再度対手のサービスをブレイクし、6-5 とリード。

3 度目、リードしての自分のサービス!どうなるのか!?

左右に揺さぶられても何とか追いついてのリターンでしたが、大きくロブのような弱々しいリターン。完全に相手のチャンスボールでしたが、これを対戦相手がミスショット。15-0。続くポイントで・・・サーブ・アンド・ボレーに出ます。今度は、きっちりと、しかもゆっくりとためて正確にボレーを実践。結果エースとなり、30-0。そして、続くポイントでリターンミスをし 30-15 となりますが、続くポイントでまたもやネットをとりにいきます。そして、ボレー!対戦相手のリターンは大きくベースラインを越えて 40-15。最後は、強烈なフォアーハンドのダウン・ザ・ラインを放ち、相手のラケットかすりましたが、ほとんどエースでゲームを奪取!結果、7-5 と勝利。

やってくれました!この勝利は大きい・・・リードして、更に圧倒的な攻めるテニスでポイントをもぎ取っての勝利。ここ数カ月勝てない相手とのマッチ錬でしたから、なおさら大きな勝利でした!

試合後、「M 君がね、攻める時間と守る時間のバランスをもうちょっと考えて試合をするともっと勝てる場面が多くなるよ、ってさ。でもね、昔と比べるとすっごく良くなっている、ってさ。でも、やっと勝ったね!」

M 君は、今年ジュニアを卒業。全国大会常連のトップレベルの男子ジュニア選手ですが、娘のマッチ錬を最初から最後まで観戦していました。また、試合後、本気で捨て身になって、ボレーを慌てず、とりあえずボレーでリターン程度に考えたことが、どうやら勝利を引き寄せたようです。

久し振りに満面の笑み。続く 3 試合目のマッチ錬も 0-2 から 2-2、3-2 となってから、リードしての自分のサービスゲームをキープ。結果は 6-3 で圧勝の感がある勝利でマッチ錬を終えました。今日のこの瞬間を、何とかして活かして欲しいと願っているのですが・・・

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テニスのプレースタイル:オールランドプレーヤという虚像

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年09月19日 | 最終更新日:2008年09月20日
カテゴリー:テニスの技術 | タグ: ,

「オールラウンドプレーヤ」が合言葉でした。3 年前に娘にどんなプレーヤになりたいかを質問した時の解答でした。オールラウンドプレーヤって、今更ですがどんなプレーヤーを言うのでしょうか。全くこれまで意識もせずに、勝手に以下のように考えていました。

オールラウンドプレーヤとは、ストロークは、トップスピン、フラット、そしてスライスと大きく分けて 3 つを使い分け、更にはボレーにドロップショットとありとあらゆるショットを駆使して試合を組み立てるプレーヤ・・・

ところが、こうした「ありとあらゆるショットを駆使する」ということが、ここ一番でのショットに迷いが生じ、重要な試合での戦い方にも迷いが生じていた・・・ちょっと試合の展開が苦しくなると、試合のやり方そのものをすり替えてしまう。そんな連続でした。練習内容も、それこそ沢山のショットの種類を練習はするものの、いま一つ決め手がなく、どのショットも中途半端だったような気します。

テニスには、いったいどれほどのプレースタイルがあるのでしょうか?「goo スポーツ:NumberWeb::ナダルの全仏 V に見る、テニススタイルの趨勢」という記事にそのヒントがありました。

テニスは、ラケットを使うスポーツだけに、できる技術は限られている。すでに、現在のテニスは、ほとんどのテクニックが出尽くした感じだ。ネットプレー、ストローカー、オールラウンド。大きく分ければ 3 つのスタイルに、それぞれに適した球種やパワーが絡む。細かい違いはあるが、すべて、この 3 スタイルからの亜流である。現在は、パワーがあるストロークを基盤としたオールラウンドに近いテニスだ。

つまり、ネットプレーヤ、ストローカー、そしてオールラウンドプレーヤの 3 種類。現在は、男子テニスは、パワーストロークを中心にしたオールラウンドプレーヤが主流だそうです。では女子は!?きっとストローカーでしょうね。ベースラインにきちっとしがみついて、正確なストロークで応酬する・・・そんな光景が多いのではないでしょうか。特に、日本の女子テニスでは、そうした選手が多いような気がします。

娘の場合、オールラウンドプレーヤという「迷いと逃げ」の中で、決め手がないまま現在に至った、と最近では感じていますが、決してこれまでの練習や試合が無駄ではありませんでした。激変する試合内容から、明らかにネットプレーヤに変身を遂げつつつある!スライスショットからネット、パワーストロークで対戦相手を振っておいてネット、サーブ・アンド・ボレー・・・何とか形になりつつありますが、多くのショットを練習してきたことが活きつつあります。今の時代、ネットプレーヤが極端に少ないからこそ、その展開には面白さがあると思っていますが、それこそここ数週間で何とか成果が出てきた程度ですから、これからが勝負どころといった感があります。

まだまだ試行錯誤をする必要があるでしょうけど、娘本人としても、どんなテニスをしたいのか、今更ではありますが明確な方向付けができたのでしょう。それが、先日の試合後のコメントとして、「ボレーを決めるために、ドロップショットを駆使して対戦相手をネットに出させ、浮いたリターンを打たせてハイボレーを狙った・・・」として現われたのでしょう。

ネットプレーヤ・・・サーブ・アンド・ボレーヤでもなければ、単なるボレーヤでもない!ストロークで相手を振り回し、常にネットでのポイントを狙っていく。そんなプレーヤになって欲しいと願っていますが、そのためには、前後の動きを強化する必要があるでしょうし、ボレーの種類をもっと増やす必要があるでしょうし、ドロップショットからネットを獲りに行くことを習得する必要があるでしょうし・・・まだまだ習得する必要があることが多いのですが、少しづつ、マスターしていけば良いでしょう。

冬までに間に合うかどうか・・・本人の意思は、これまでになく強いものがありますから、ちょっと期待して待つことにしましょう。

【追記:2008年09月19日】
とても興味深いウェブページを発見しました。それは、「TENNIS COURT -テニスコラム- データから見る、M.ヒンギス サービス進化論 2」というページですが、データに基づいていろいろな分析をしていますが、ネットプレーヤに対してのちょっとした基準とも思えるデータを発見しました!

  • (ポイントの)20 パーセント近くネットに出て勝負している。
  • (ネットプレーでのポイント獲得率は)ネットプレーの専門家でも 55~65%(ネットプレーでの成功率)

以前、データをとった時の娘は、全体のポイントの 37% がネットプレー。成功率が 43% だったことを考えると、確実にネットプレーヤーとしての道を行っているように感じます。上記のデータだけで、ネットプレーヤを定義することはできませんが、上記は「ストローカー」としてのヒンギスを評価していますから、それを考えるとやっぱり娘のデータでは、ネットプレーヤということになるんでしょうね!

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練習試合の戦い方

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年09月03日 | 最終更新日:2008年09月20日
カテゴリー:新しい考え方, 練習 | タグ: ,

先週末、次女は所属するテニスクラブのマッチ錬(試合形式の練習)で、ダブルスを 1 試合、シングルス 4 試合とたっぷりと試合形式の練習をこなしていました。所属しているテニスクラブのマッチ錬は、通常試合後、試合内容を振り返りながら、コーチからアドバイスをもらうというのが定例です。

先週末のマッチ錬は、久し振りにダブルス、シングルス共に全敗・・・いつもであれば、ちょっとイラッとするところですが、先週末は、最初のシングルス 2 試合が、まったくこれまでの様子と違っていて、とっても楽しめたのですが、その後、コーチから「ショットの種類が多いのは良いけど、試合内容がまとまっていない。自分のやりたいテニスだけでは勝てない」と指摘され、後半の 2 試合は、前半の 2 試合と全く様子が違ってしまいました・・・

上記のコーチの指摘は、まったくもって正しいと思うのですが、マッチ錬の「目的」によって違った見方ができる、と私は信じています。そこで、ちょっとマッチ錬(試合形式での練習)の目的をリストしてみたいと思います。当然!?ですがリストは、私の独断と偏見ですので・・・

  • 勝利を徹底して意識する
  • 自分のテニスを徹底して実践する
  • 対戦相手の得意な展開に真っ向勝負してみる
  • 課題のショットを多用してみる
  • 対戦相手の苦手な展開を攻めてみる

他にもあると思いますが、私なりに各項目を説明したいと思います。

勝利を徹底して意識する

大会直前や大会中には、当然ですがこの目的が重要です。特に、試合の流れ、ポイントの合間の取り方、自分の調子等を練習試合を通して確認することが必要です。また、得意ショットと苦手ショットを確認して、どう本番で試合を展開するのか戦略を確認することも重要でしょう。

自分のテニスを徹底して実践する

「勝利を徹底して意識する」ことは、上記のように時期によっては重要だと思うのですが、私はむしろ、練習試合では、この「自分のテニスを徹底して実践する」ことの方が重要である、と考えています。例え、対戦相手がどんな選手であれ、練習試合では、「自分のテニス」を実践してみること。

どんなテニスをすればポイントがとれるのか。どんなテニスが通用しないのか。自分のプレースタイルは何か。そんな事を確認しながら、勝敗よりも「自分のテニス」を意識する。そんな場面が重要です。特に、大きな大会が終了した秋(つまり、今のような 9、10 月頃)、こうした練習試合を実践することが重要です。

対戦相手の得意な展開に真っ向勝負してみる

この目的は、かなりレベルが高い選手でないと難しいかもしれません。例えば、対戦相手が強烈なパワーストロークが得意だとすれば、わざとそのショットを打ているように操作する!そうすることによって、どこまで自分が対応できるかを確認する。こうした練習ができれば、いわゆる「一流」のレベルになるのではないでしょうか。

課題のショットを多用してみる

通常の練習で、課題にしているショットを練習することはよくあることですよね!新しく覚えようとしているショット、ちょっとこれまでと違ったやり方にしたショット・・・試合でどれ位通用するのかと不安になるものです。こうした「課題のショット」を練習試合で試さない手はありません!ちょっと多過ぎるかな、と思える位、こうした課題のショットを多用することで、普段の練習の成果を確認すること。

対戦相手の苦手な展開を攻めてみる

練習試合で、私個人としては最もやって欲しくない目的ではありますが・・・それでも、「対戦相手の苦手」をいち早く察知して、その苦手を徹底的に攻めつける、という目的です。練習試合が、この目的ばかりになると、本当の意味で「強い選手」になれないと思いますが、時には、ボールをコントロールすることを最重要課題として、この目的を重視することもあるでしょう。

練習試合をする前に、「今回の試合は、どの目的で練習しようか・・・」ということを明確にして欲しい。コーチからのアドバイスも、本人の目的によって違ってくるはずです。最初に記述した「勝つことを目的」とすれば、先週末の次女のマッチ錬は、確かに「ショットの種類が多いだけで、まとまらないテニス」となるわけですが、「自分のテニスの実践」ということになれば、ショットコンビネーションで何が効果的で、何が技術的に課題なのかが明確になったはずなのですが・・・

練習試合を実践している選手と、それを見守っている周囲とが違った目的をもっていたら、当然ですが評価が違ってくる事をもっと知っておいた方が良いでしょう。

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日本人特有のテニスとは・・・

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WTA Ranking 20080617以前の本ブログにおいて「日本女子テニスは世界強豪国、のはずだ!」という投稿記事を公開しました。WTA のランキングトップ 100 の選手の国別集計を行い、日本女子テニスは、強豪国として考えるのが妥当ではないかといった内容のものです。その時の集計結果は、左表の通りです。

ロシア、フランス、アメリカが間違いなく女子の世界では、3 大テニス強豪国ですが、日本は 3 選手(杉山愛選手、中村藍子選手、森上亜希子選手)がトップ 100 入りをしていました。

更に、身近な国として中国は注目ですね。先日終了した「ウィンブルドン 2008」では、Jie Zheng 選手が見事に Best 4 を達成し、中国もその頭角を現してきた、と言っていいのではないでしょうか。

以前にも記述しましたが、Jie Zheng 選手の 164cm という身長は日本人と大きな差がなく、パワーとスピードだけがテニスの強さではないことを証明するとともに、今後の日本人選手の活躍も可能性があることを証明してくれたと考えて良いのではないでしょうか。

WTA Ranking 20080707ちょっと気になって、「ウィンブルドン 2008」終了後のランキングを利用して、上記と同じ集計を実施すると、左表の通りとなります。上位のほとんどの国の順位に変動はありません。ロシア、フランス、アメリカ、チェコ・・・しかし、中国は、Jie Zheng 選手が、先月はランキング 133 位でしたがウィンブルドンでランキングを上げ Best 100 入り!中国からは 4 選手がトップ 100 に入っています。

詳細を見ると、上記の中国の 4 選手は、全てが Best 50 以内!一方で日本の杉山選手は、ランキングを 1 つ下げ 39 位へ。森上選手は、96 位へ、そして中村選手は、100 位へと後退してしまっています。ヨーロッパやアメリカに注目しがちなテニス界ですが、身近で、他のスポーツでは、日本を追い抜き去っていった中国の存在を忘れていたのではないでしょうか。これは、私個人としては、かなり気になる傾向です。

これまで、バレーボール、バスケットボール、体操、シンクロナイズドスウィミング・・・知らず知らずに日本が中国に追い抜かれたスポーツは数え切れないわけです。ここで、再度、中国に注目してみる必要があるのではないでしょうか。国別のテニスを振り返るには、何度もご紹介している「宮地弘太郎オフィシャルブログ::技術課題」という 2006 年 2 月の投稿記事を必ず振り返ります。取り上げられている国とその傾向は以下の通りです。

ロシア:ストロークマシーンの育成
フランス:戦術を重視し、得点パターンのバリエーション
アメリカ:全てのショットをハードヒットさせる(打てる範囲内で)
スペイン:同じところに 100 球打てるだけのストローク力と体力
アルゼンチン:1 面で自由に行い、創造性を養う
スイス:横だけでなく、縦の動きでフィニッシュさせる技術習得
オーストラリア:ネットプレーを重視
ベルギー:とにかくスイングスピードを上げさせ、後ろからでもフィニッシュさせる技術習得

ロシア、フランス、アメリカといった強豪国は、以前から上記のようなテニスプレーヤに関する育成方法が知られているようです。ただ、あくまでも、その国々にあった戦略や技術があるのでしょう。中国は、テニス新興国として何をどうしているのでしょう!?

私は、日本人特有のテニスとは・・・それは、意外なところで説明されています。それは、NHK で「スポーツ大陸::トップを狙え! – プロテニスプレーヤー・錦織圭の挑戦 -」と題して特番が組まれていて(放送は、7 月 12 日、23:10 から)、その紹介の記事になりました!

彼の特徴は、あらゆる技法をマスターしている “芸達者” なテニス。外国人選手に比べて小柄な体格のハンディを器用さで乗り越えている点

大柄で、パワーとスピードに頼る傾向がある海外のテニスに対して、我々日本人は、その経済を支える精密な技術力のように、テニスを支えるのは、日本人特有の器用さ、芸達者なテニス、ということになるのではないでしょうか。そうした中で、やはり我々は中国を視野に入れる必要がある・・・

かなり大袈裟な見解・・・何でしょうね~

【追記:2008年07月12日】
上記の内容にとても参考になる投稿記事がありました。「ROOM to the WORLD::ナヴラチロワ、今のテニス界を語る。(ウィンブルドン・2008)」がそれですが、ちょっと気になる一部分を引用しておきます。

コーチが悪いので、トップ選手が育たない。どのコーチも同じやり方で育成するから、同じような選手ばかり出てくる。選手にはそれぞれの特徴があり、その選手に合ったやり方で育てるべきだ。今の時代だったら、私はプロになれていないだろう。サッカーのヒディンク監督はすごい。最近のユーロでもロシアをベスト 4 にまで導いたが、彼はどの国の監督をしても良い成績を残せる。それは彼がその国に合った戦術を考えてるからだ。

上記は、マルティナ・ナヴラチロワが語ったとして紹介されています。「コーチが悪い」というのは、結論としてはちょっと短絡的な言い方のようにも感じますが、大方の内容は納得できるような気がします。特に、「その国にあった戦術」は日本も真剣に考える必要がありますね!

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