メモ・ノート 200% 活用術

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年10月04日 | 最終更新日:2008年10月04日
カテゴリー:心理学をベースに, 脳科学をベースに | タグ: , ,

Memo Notememo Note Support個人的に同業者の書籍にはあまり興味がないのですが、それでも市場で有名なコンサルタントの書籍には目を通すようにしています。

以前から気になっていた中島孝志[1]氏の書籍は、内容が簡単で、その文面が解り易いという評判なので、何か読んでみたいな、と考えていました。そこで、まずは簡単な本からと考えて、中島孝志著「メモ・ノート200%活用術」(知的生きかた文庫:2007年6月)Memo Note Support 2を購入。流石にその文面は簡略で読み易い!一気に読了しました。

本のタイトル通りの内容ではありますが、内容の中に脳科学や心理学に関しての記述もあるので、ちょっと驚きました。特に下記のような記述が!

海馬の研究で有名な池谷裕二さんによると、何ごとも「書く」ということで、記憶にも残りやすくなるらしい。書くだけでなく、それを声に出せばもっといいということだが、それは目、耳、手といったさまざまな感覚器官を通せば通すほど情報に付随した経験が増えるからである。(p.140)

これは、まさに脳科学の観点からの見解ですが、池谷氏の本は私もほとんど読了しているので、とっても共感が持てる内容です。本ブログの投稿記事、「アンソニ・ロビンズの「神経連想コンディショニング」がいい!」でもご紹介したアンソニ・ロビンズ氏がベースにしたといわれている「「神経言語プログラミング::NLP」に関する記述もああります。

NLP とは、「脳」のメカニズムをまず理解した上で、脳をどのような状態にすれば、自己啓発や人間関係がスムーズに達成できるかを科学した手法」(中略)道具として、言語学、現代心理学、コミュニケーション学、哲学等々の中から実践的なスキルを「いいとこ取り」している。(p.168)

上記は、「考えたことを実現するまでの手順」として NLP を紹介しています。特に「目標設定」が重要であることを解説していて、それをメモ・ノートすることが如何に重要かを解説しています。

テニス日記やテニスノートをつけているプロテニスプレーヤは多いと聞きますから、こうしたまったくテニスとか無縁のような本でもやっぱり役に立つんですよね~

注:1
中島孝志(ナカジマタカシ)
早稲田大学政治経済学部卒、南カリフォルニア大学院修了。企業を数社マネジメントするかたわら、経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、大学・ビジネススクール講師、テレビコメンテイターなど、幅広く活躍中。また、経営者、ビジネスマンの勉強会「キーマンネットワーク」「原理原則研究会」を主宰している。ビジネスの最新情報を満載したユニークなホームページも人気を集めている。

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アンソニ・ロビンズの「神経連想コンディショニング」がいい!

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年08月09日 | 最終更新日:2008年08月11日
カテゴリー:心理学をベースに | タグ: , , ,

メンタルトレーニングは、スポーツ心理学の中の一分野である、と理解しています。私個人としては、人間の心理というものは、国民性や文化によって、その対応策は変化すべきであると勝手に解釈しているので、これまで海外の専門家に注目していませんでした。日本の専門家の本は、既に 20 冊以上(ひょっとするもっとかも・・・)を読了していますが、結果的には、岡本正善氏が主張する「メンタルトレーニング」と佐藤富雄氏が主張する「口ぐせ理論」を支持しています。

最近になって、海外にも視点を転じて、最初にジム・レーヤー著「メンタル・タフネス」(ワニ文庫:2003年12月)Mental Toughness Support 4を読了しました。スポーツ心理学の権威で、プロテニスの世界で唯一公認されたメンタルトレーニングの専門家で、数多くのプロテニスプレーヤにメンタル・タフネスを享受した実績があります。

しかし、ジム・レーヤー氏の「メンタル・タフネス」には即効性が感じられないことと、その理論展開が難しく、長期に渡って理解を進めていく場合であれば、素晴らしいのかもしれませんが、即効性や自分で簡単にできる、という視点でのメンタル強化を考えると適していないように感じています。

RobinsRobins 1そこで、意外と知られていないようですが!?アンドレ・アガシ選手を復活に導いたアンソニ・ロビンズ氏に注目しました。アンソニ・ロビンズ[1]は、結構以前から名前を知っていたのですが、以前は全く心理学やスポーツ心理学に興味がありませんでしたから、本を手に取って読んでみようなんて考えたことがありませんでしたが・・・今更のように興味が湧いてきて。

アンソニ・ロビンズ著、本田健訳「一瞬で自分を変える法」(三笠書房:2006年11月)Robins 2は、原書は「Unlimited Power」というタイトルで、アンソニ・ロビンズ氏の処女作。日本語で、「一瞬で」というタイトルなので、半信半疑で読み進めましたが、なんとなんと結構内容が充実している!ただ、どうやって実践するのかが不明瞭でしたが、本書の序盤に、神経言語プログラミング(NLP)をベースにしていると解説されていました。

「神経言語プログラミング::NLP」とは、Neuro Linguistic Programming の略で、神経(主に人間の五感)、言語、行動を主な対象しての心理学のようです。アンソニ・ロビンズ氏は以下のように説明しています。

NLP は、自分自身とのコミュニケーションのとり方を研究するもので、能力を最大限に高める状態をつくることで選択肢の幅を広げる方法を教えてくれる。わかりやすく言えば、NLP は、人間の脳を思いどおりの方向へと導くための系統立った枠組みであり、自分が望んだとおりの結果をだすために脳を最大限に活用するための科学である。(p.51)

上記の定義は、私個人には衝撃的でした!心理学でありながら「脳を最大限に活用するための科学」としているため、説得力がありますし、これまで勉強してきた心理学と脳科学を統合しているような気がしたからです。

DreamDream Supportさて、ロビンズ氏の処女作である上記の書籍は、実践編というよりは、概念編とでもいうべき内容で、実際の行動計画を立てるには不十分だし、NLP をベースにしている、ということは理解できますが、NLP そのものなのかどうかが解りません。

そこで、アンソニ・ロビンズ氏の 2 冊目となるアンソニ・ロビンズ著、本田健訳「一瞬で「自分の夢」を実現する法」(三笠書房:2007年12月)Dream Support 2を購入し、読了しました。

こちらは、まさに実践編です。私個人としては、2 冊をまとめて 1 冊にして欲しかったのですが、結局は原書の初版が 1986 年と 1991 年とその間、5 年間もありますから、その 5 年間で総括していったのでしょう。2 冊は、まとめて読了することをお勧めします。

さて、NLP をベースにしたアンソニ・ロビンズ氏ですが、独自の視点での論理展開もありますし、「神経言語プログラミング::Neuro Linguistic Programming」という言葉に疑問を持ったロビンズ氏は、独自の言葉、「神経連想コンディショニング::Neuro Associative Conditioning (NAC)」という言葉に置き換えています。

基本は、人間の五感、言語(言葉)、そして行動といった視点は NLP と同じですが、もうちょっとシンプルに、そしてより実践し易いように改良が加えられています。ちょっと気になるのは、日本語の出版までに時間の経過が長いことぐらいですが、これまで主張してきた、感じること、口ぐせ、脳科学など全ての内容が盛り込まれていて、とても衝撃的です。

【追記:2008年08月11日】
上記の「神経連想コンディショニング」に関して記述されているアンソニ・ロビンズ著、本田健訳「一瞬で「自分の夢」を実現する法」(三笠書房:2007年12月)Dream Support 2を総括している素晴らしい投稿記事を発見しました。

「リラックマのごゆるり読書日記::一瞬で自分の夢を実現する方法 アンソニーロビンズ 訳 本田健」
がそれです。特に後半に記述されている以下の部分で書籍の内容が把握できます。

  • 決断の法則:決断した瞬間にあなたの運命は変わる
  • 苦痛と快楽の法則:苦痛と快楽で常に綱引きしている
  • 信念のカイゼン:古い信念を新しい信念に置き換える
  • コンディショニング:信念を永続的なものにする
  • 神経連想コンディショニング:手を切りたい行動とおさらばする
  • 適切な質問とは:適切な質問が黄金の答えを引き出す
  • 変身ボキャブラリー:言葉は魔法のように気持ちを変化させる
  • メタファー:特定のシンボルが人間の行動を左右する
  • 10 の感情:熱く生きるために感情が必要だ!
  • 想像力:イメージが行動させる、行動がはずみをつける

素晴らしく簡潔に、それでいて全てのポイントを総括しています。これで、興味が出た方は書籍を購入して理解を深めて頂きたいと思います。

注:1
ロビンズ,アンソニー(Robbins,Anthony)
世界ナンバーワン・カリスマコーチとして活躍。個人の未開発のままになっている能力をいかに引き出すか、その画期的な方法で世界的に有名なロビンズ・リサーチ・インターナショナル社長。

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