「集中ゾーン」スイッチの入れ方
公開日:2008年11月23日 | 最終更新日:2008年12月28日
カテゴリー:心理学をベースに | Tags: メンタルトレーニング, 岡本正善
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メンタルトレーナーである岡本正善氏に関しては、何度も本ブログで御紹介していますから、今更詳細を記述する必要はないでしょう。ただ、一貫して主張している内容に変化がなく、明確なガイドラインが説明されているのと、脳科学をベースにした記述もあり、いわゆる科学的な根拠があってのストーリーであるため、私としては全面的に信用して実践できる Know-How かな、と考えています。全ての書籍に関して、文章が容易で特別な用語や専門用語がないので、本当に一気に読み進んでいくことができます。
さて、私としては 6 冊目となる岡本正善著「「集中ゾーン」スイッチの入れ方」(総合法令出版:2008年11月)
を読了しました。これまでの岡本氏に関する私の読本履歴は、本ブログの投稿記事、「岡本正善氏、メンタルトレーニングのベスト書籍とは!?」でご確認できますので、興味のある方はそちらを参照して下さい。
本書は、前作の岡本正善著「メンタル失敗学」(講談社+α新書:2008年9月)
と重複している内容が多く、Best とはちょっと言い難いのですが、それでも「集中力」に関する記述が解り易く、他の書籍同様、一気に読み進めることができます。
特に本書では、集中力に関する記述の他、目標設定の重要性と、イメージに関する具体的な方法論も詳しく記述されていますので、岡本氏が主張する呼吸法が身についてきた方ならとっても参考になるでしょう。
私にとって、本当に重要に感じていることは、「徹底的にマイナスの事態を想定すること」としていることです。メンタルトレーニングというと、一方的にプラス思考だとか良いことをイメージするといったどちらかというと、プラス思考にすることばかりが説明される傾向があると思っていますが、実際には、プラス思考に拘れば拘るほど、緊張感が増して失敗してしまう・・・そんな経験があることから、マイナスの事態を想定することは、ちょっと意外でしたが、内容を理解すれば、「なるほど・・・」とこれまでのプラス思考一辺倒の欠点が見えてみます。
また、緊張することは良いことで、この緊張をパワーに変化させる、ということに関しても説明されています。「緊張してはいけない」と考えるのではなく、「緊張感を見方に付けることが重要」で、そのためのメンタルトレーニングの方法も記述されています。
本書も、理解が容易だし、具体的な方法論も記述されていますから、購入されても損のない書籍だと思います。
