伊達公子選手から学ぶ!「東レ パン・パシフィック 2008」を終えて

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年09月22日 | 最終更新日:2008年09月22日
カテゴリー:テニスの技術 | タグ: , ,

現役復帰した 37 歳の伊達公子選手ですが、既にその活躍は、私が記述するまでもありませんね。ITF Woman’s Circuit での戦績が評価されて出場した「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント 2008」は、予選 3 試合を戦って、手応えを感じているようです。

さて、そんな伊達選手が、「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント 2008」の予選での戦いが終わって、インタビューに答えていて、その内容が掲載されています。既にご存じの方が多いと思いますが、いろいろと学ぶべきことが多く、是非とも我が娘に知っておいて欲しいという内容が目白押し。投稿記事というより、娘へのメッセージとして、伊達選手のコメントと私なりのポイントを記述しておきたいと思います。

まずは、予選 1 回戦、田中真梨選手と 36、76(3)、61 と勝利した後のインタビューから。

(中略)東レ PPO テニスというとてもレベルの高い選手達が出場する大会の中で、自分がやらなければいけないことを考え、速い展開の練習をしてきましたが、それがかみ合っていないのが現状です。序盤はミスが多くなりました。第 1 セットは追い上げたものの落とし、第 2 セットも耐えるしかなく、技術的には良くない中でも、気持ちは決して諦めずに勝ちに執着して戦った姿勢が、勝敗の分かれ目になったと思います。田中選手はワイドに打つサービスも良く、ストロークもスライス系で深さがあります。ただ、試合の組み立てがセキショウオープンで対戦した時と同じでした。もっと経験を積んで、勝つチャンスをつかむパターンを増やしていけば、彼女のショットが生きてくると思います。

プロの世界では、当然でしょうけど同じ対戦相手に対して同じ戦略では勝てない!レベルが高くなれば高くなるほど、一度目の戦略は通用しなくなるのでしょう。対戦相手のテニスを熟知すること、そして、二度と同じ戦略で攻めることがないような工夫が必要でしょう。

続いて、予選 2 回戦、ケーシー・デラクア選手と 36、63、36 と勝利して。

(中略)WTA ツアーと、ITF 大会との大きな違いは、ボールスピードや展開の速さ、ゲームの流れの中の落とせないポイントをどんな展開でも抑えてくることなどです。また、試合の後半でもプレーの質があまり落ちません。ラリーのしぶとさもありますし、たとえ自分が振り遅れた時でも相手をねじ伏せるボールを打つことができます。とにかくポイントを取る、勝ちきることができる差はそこにあると思います。第1 セットは落としてしまいましたが、今後練習や試合の機会が増えるほど順応していけるという手ごたえがありました。

ITF Woman’s Circuit と WTA Tour との相違が明確に示されています。「落とせないポイント」をしっかり把握して、そのポイントを何としても抑えること・・・そうした他からでは理解できないような「流れ」がより重要になることが高いレベルで要求される。こうした内容は、現役の選手でなくては発言することができませんね。

そして、予選決勝でアレクサンドラ・ウォズニアク選手と 16、16 で敗戦となって。

3 試合を振り返ってみると、サービスが良くありませんでした。(中略) 今日はスピードを落としてコントロールを重視したので、昨日よりはファーストサービスが入ったと思いますが、試合の中では噛み合わないところもありました。昨日のように、試合の中で流れを変えるタイミングを探したのですが、大事なところでポイントが取れず、ゲームを取ることにつながりませんでした。(中略) ワイルドカードでシングルス予選に出場しましたが、ダブルスは本戦のワイルドカードをいただいています。(中略) (ダブルスは) 自身のレベルを上げるための練習になりますし、楽しみながら次のシングルスに生かせるようなプレーができるよう、ベストを尽くしたいと思います。

シングルスとダブルスが全く別物としてではなく、ダブルスをシングルスのきっかけにしようとするところは流石ですね。調子が悪い時に、「調整」をどうやって実践したかが記述されています。私が常に言っているように、調子が悪い時に、それを「修正」するのではなく、「変化」させることによって、勝利を狙う。我が娘には、肝に命じて欲しい内容です。

たったこれだけのことですが、記憶していて無駄な内容は全くありません。流石は、プロフェッショナルの発言ですから、是非とも繰り返し読んで欲しいな、と感じているインタビュー内容です。

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日本テニス界は、もっと危機感を感じて欲しい!?

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カテゴリー:新しい考え方 | タグ: , ,

「濱浦貴光公式ブログ::クルム伊達選手」という投稿記事が公開されました。やっぱり凄いですね。現役日本人コーチ(拠点はドイツ)が以下のような一節を公開しています。

伊達選手の復帰以降の活躍を現場の関係者(特にコーチ)は、どのように捉えているのでしょうか?復帰の際の伊達選手のコメント「若い選手に刺激を与える」から「選手はなにやってるの?」的な報道が多かったと思いますが、これって、「選手を育成するコーチは 10 年間何やってたの?」とも、捉えられると思います。捉えなきゃいけないんじゃないかと思います。

現役のテニス関係者でこうした指摘を公開されたのは、私が知る限り 2 人目なのですが、残念ながらもう一方は公開した投稿記事をその後「不適切な表現があった」という理由で削除されてしまいました。

しかし、投稿記事は衝撃的な内容だったし、素晴らしいものでしたから、再度ここに公開しておきたいと思います。ただし、表現は多少変更することと、投稿記事を公開したとの時間をそのままにして掲載しましたので、現在の内容とは多少の時差がありますことをご了承下さい。

【Zero Cool が運営する別ブログで、以前公開した投稿記事】
私個人としては、伊達選手の素晴らしいショットバリエーション、それを生かすためのメンタルタフネス、更には、ファンを大切にするプロ魂、と単純にこれまでの経過や試合結果だけを振り返ってもその凄さ、素晴らしさは、特筆すべき内容である、と感じています。

さて、そうした伊達選手の活躍、いったいどのように周囲は反応すべきなのでしょうか。単純に「すご~い!」とか「素晴らしい~」といった感想だけでは済まないのでは、と感じているわけです。

そんな中、とても興味深い投稿記事を見つけました。それは、「小浦氏が語る、伊達快進撃の「現実の裏の真実」」というもの。(残念ながら、この投稿記事は既に削除されています)

「現 JTA 強化本部本部部長にして、伊達公子を中学生時代から指導してきた小浦武志氏が、伊達公子が復帰を決意し、今に至るまでの経緯」ということで、小浦氏の話が紹介されていて、私にはかなり衝撃的な内容を含んでいます。ちょっと引用しながら、私なりの感想を記述していきたいと思います。

昨日(カンガルーカップ 2008)の中村、その前に藤原が負けたということもあり、随所で、「日本テニスはどうなってるんや」という話が聞かれます。ただ(伊達は) 3 週連続で(大会に)出るので、体力的なことも懸念されますが、来週また同じことが起きるかと言ったら、かなりのチェックが伊達に入りますので、それは難しいと思います。なので、来週の福岡の戦いは、伊達がそんなに簡単に勝てるとは思っていません。

上記で話が出ている「中村」や「藤原」と表現されているのは、日本を代表する女子プロテニスプレーヤ。そうした日本のトッププロは、最初の大会だから伊達選手を「甘く見ていた!」ということでしょうか。即ち、伊達選手が、大会前に「若い人達に刺激を・・・今の日本では杉山愛ちゃんが頑張っているようですけど・・・」と表現した意味に気が付かなかった、ということですよね。そうした表現を伊達選手に許してしまったプロとしてのプライドが足りなかった、と暗に表現しているように解釈できないでしょうか。

もし私の解釈が正しいとするなら、そうした現役女子プロの強化を担当している小浦氏の責任は計りしれません。平然と上記のような発言ができてしまう環境は、やはり外野からすれば、ちょっと「異常な世界」としか映りません。伊達選手へのアドバイスに関しては実施して、他のプロ選手へのアドバイスは実施しなかったのでしょうか!?伊達選手対策は!?

これまで彼女は現役を止めて 11 年半、キッズテニスや JICA などのセカンドキャリアでテニスに携わってきましたが、私としては、正直物足りなかった。50 歳になっても出来る仕事だと。なら、今出たいというなら、「名選手、必ずしも名コーチあらず」ということもありますから、あなたがテニス界にできることは、体を張って恩返しをすることだと。それが一番。

上記の発言も信じられません・・・11 年半も「物足りなかった」伊達選手のセカンドキャリアを放置していた・・・その間に伊達選手を慕って、そして信じてレッスンしてきたテニス選手は、上記のコメントにどう反応すればいいのでしょうか。伊達選手のコーチを受けてきました、というプレーヤ、特に若いジュニアの選手に対して、「伊達選手のセカンドキャリアとしてのテニスは物足りないから」と言い訳をするのでしょうか。あまりにも上記の発言は無責任だと思いませんか!?

全日本選手権も、ワイルドカードで出ようと思えば、出られる。でも、本人はランキングでちゃんと勝負したい、そう言っていたんです。今大会も、メインドローに出すと言われたんですが、「それは要らない」と言いました。

上記は、伊達選手の凄さではあると思うのですが、一方でワイルドカードを提供してしまう日本テニス界の最大の課題が浮き彫りになっていると感じました。「そっか、やっぱり!」と残念ながら膝を打ってしまいました。

ランキングホルダーではないのですから、例え過去の実績が素晴らしくとも、予選からの出場は当然のことなはずです。伊達選手は、ワイルドカードの提供に対しても「そんなことをしているからダメなんです」と言っていると思いませんか!?もし、そうだとすれば、そうした失態を協会は素直に受け入れ反省すべきなのだと思いますが・・・

本当に、目に見えない色んなモノが、浮き彫りになってきました。僕は、日本のテニスは間違いなく、来週から変わると思います。中村や藤原も、来週は目の色を変えてやってくるでしょう。皆さん方には、思いっきり書いて下さって結構です。「ナニやってる、日本のテニス」と書いて下さって良いです。ここで私が受けて立っていますから。

上記もちょっと・・・どうやって受けて取ってくれるのでしょうか。本気で、そして日本のあちらこちらに真剣にテニスを応援している我々のような庶民の意見を、どうやって受け取ってくれるのでしょうか。軽々しい発言としか捉えることができません。具体的にどうやってといった内容は示されていませんから・・・

伊達選手の戦績は、それこそ伊達選手が試合前に発言していた「若い人達への刺激」だけには留まらなくなりました。日本のテニスを支える各種団体(テニス協会だけではありません・・・)、現役のプロ選手、監督やコーチ、そして将来有望視される競技テニスを実践している選手、そしてテニスを応援する周囲の人達(我々のようなジュニア選手の親達を含みます)、全てが真剣に「日本のテニス」を見直す必要があります。

小浦氏の発言は、そういう意味で、あまりにも他人事のように感じてしまって、寂しい気もしますが、そうした感慨にふけっている時間がありません。これをきっかけに、真剣に「日本テニス」を考え直しませんか?

日本のサッカーが、頂点から末端までを組織化し、更には世界で通用する日本サッカーを創造するために、一致団結して成功を収めているではありませんか!日本野球が「つまらなくなった・・・」という感想もあるでしょうけど、それでも世界に通用する純日本人を世界へ排出しているではありませんか!水泳だって、柔道だって、陸上だって、日本人の活躍は、連日報道されていますよ。

テニスだって、絶対にそうした可能性があるに違いないのです!167cm のエナンが世界を獲るのですから、日本人特有の背格好で単純に不利です、といった言い訳はできません。

伊達選手、上記のような発奮を期待しての復帰劇だったと信じて・・・

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東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント 2008

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カテゴリー:戯言 | タグ: , , , ,

【2008年09月13日】
いよいよ予選がスタート。注目の奈良くるみ選手は惜しくも敗戦・・・宮村選手と伊達公子選手は予選 1 回戦を突破しました。

奈良くるみ選手のインタビューが掲載されていましたのでちょっと引用。

初めてのWTAツアーへの挑戦で、ジュニアの大会とは雰囲気も違うので、最初は緊張しました。ランキング100位台のアルン選手と対戦して、自分のプレーはサービスがまだまだですが、ストーロークは通用するところもあったと思います。タイブレークで、自分にもチャンスがあったのですが、リードしたことで気持ちが引いてしまい、ポイントを取りに行けずに負けてしまったことに悔いが残ります。ですが、ツアー大会に出場できたことは自分にとっていい経験になりましたし、収穫もあったと思います。これからは、重いボールに対しても攻撃力をつける練習をしたいです。大阪のスーパージュニアでいいプレーをしてそれを一つの区切りとし、今後は、ITF や WTA といった一般の大会に挑戦していきたいと考えています。将来は、(もう引退してしまった)エナン選手のようになりたいです。

やっぱり普通のジュニア選手ではありませんね!きちっと自分のポジションを解っている・・・まだまだこれからですから頑張って欲しいですね!

更に伊達公子選手のインタビューから。

(中略)東レPPOテニスというとてもレベルの高い選手達が出場する大会の中で、自分がやらなければいけないことを考え、速い展開の練習をしてきましたが、それがかみ合っていないのが現状です。序盤はミスが多くなりました。第1セットは追い上げたものの落とし、第2セットも耐えるしかなく、技術的には良くない中でも、気持ちは決して諦めずに勝ちに執着して戦った姿勢が、勝敗の分かれ目になったと思います。田中選手はワイドに打つサービスも良く、ストロークもスライス系で深さがあります。ただ、試合の組み立てがセキショウオープンで対戦した時と同じでした。もっと経験を積んで、勝つチャンスをつかむパターンを増やしていけば、彼女のショットが生きてくると思います。

一味も二味も違ったコメントだと思いませんか!?一度対戦した相手の戦略はきちっと把握していて、同じ手を使っていては勝利に繋がらないプロの厳しさが垣間見れるコメントではありませんか!?多くの日本人選手に足りないところを上記のコメントだけでも垣間見えますよね。

【オリジナル投稿記事】
日本で開催される Sonny Ericsson WTA Tour で最高峰の大会である「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント 2008」がいよいよ始まりました。賞金総額 1,340,000 ドル(日本円で約 1 億 5000 万円)の大会で Tier I というレベルの大会になります。

今年は、本戦に世界トップ 10 のうち 5 名が参戦するというのも注目なのですが、それと同時に世界でも屈指のトップ美女プレーヤーが参戦する、というのも注目です(って、ちょっと俗っぽいな~)。

「エレナ・ヤンコビッチ::Jelena Jankovic」選手は、世界ランキング第 2 位、「アナ・イワノビッチ::Ana Ivanovic」選手は、世界ランキング第 3 位で美人アスリートとしても名前を連ねています。更に我が娘が大好き!?な「ダニエラ・ハンチュコバ::Daniela Hantuchova」選手はランキング 11 位でこれまた美人ですよ。

そして注目は世界ランキング 27 位の「マリア・キリレンコ::Maria Kirilenko」選手。キリレンコ選手は、「2007 年世界セクシートップ 25 アスリート」に選ばれた数少ないテニスプレーヤーです。(どのようなアスリート選手がリストアップされているかは、「COED Magazine::Top 25 Sexiest Female Athletes of 2007」を参照下さい)

一方で、日本人戦選手としては、杉山愛選手が本戦ストレートイン。中村藍子選手と森田あゆみ選手が主催者推薦枠で本戦に出場です。この中で、私の注目は、中村藍子選手。「若い選手のはずになれば・・・」と発言して、鳴り物入りでプロ復帰を果たした伊達公子選手に敗戦してから、中村選手へのバッシングが激しくなり、その後ずるずるとランキングを落としていて、まったく良いところなしの中村選手がどこまで勝ち上がるのか。本当に心から頑張って欲しいところですが。

また、個人的には、インカレ 2 連覇し、今年、早稲田大学卒業後プロへ転身した宮村美紀選手。予選からの参戦ですがどこまで勝ち上がるのか。伊達公子選手は、言わずと知れた注目選手ですよね。WTA Tour には参戦しないと宣言していたのに、やっぱり主催者推薦枠とはいえ、参戦するというところがちょっと気になりますが・・・

もう一人、予選からの参戦で注目は、自他共に認めるジュニア No.1 の実力を持つ奈良くるみ選手(高校 2 年生のはず!?)どこまで勝ち上がるか、というより、この高校生を誰がどれ位の実力差で撃破してくれるのかが注目です。

また、杉山愛選手と伊達公子選手の戦いも密かに望んでいる私がいますので、伊達選手には是非予選を勝ち上がり、本戦で杉山選手と戦って欲しいな~そうなった時に、お二方のブログに注目です!

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セキショウ国際女子オープン 2008

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カテゴリー:戯言 | タグ: , , , ,

【追記:2008年09月08日】
伊達選手が準々決勝で敗退という結果で、私の興味から消えていたのですが、結局、決勝戦は、台湾の選手と中国の選手の戦いとなって、最終的には台湾の選手が優勝したらしいですね!結局は、私はテニスファンというよりも、「日本」テニスに興味があるだけなんだな、とつくづく考えさせられた大会となりました・・・

【追記:2008年09月05日】
昨日、伊達選手は試合がありませんでした。そして迎えた本日、準々決勝の対戦相手は、米村知子選手との対戦。なんと、1-6、3-6 と予想外!?の大差で敗退となってしまったようです。伊達選手のブログでは、以下のように振り返っています。

朝の練習ではそれほど悪い感じはなかったのに試合が始まった途端、悪いところが一気に出てきました。何よりもサービス。そしてリターンもどうも噛み合ない。ストロークもミスが連発。

それにしても、この記述の後にある以下の記述に興味が惹かれます。

米村さんはいいプレーをしていましたが私はチャレンジャーになりきれてなかったのかな?反省です。思うようにいかないときに流れを引き寄せるように試みたものの結局、崩すことはできないまま敗退。

メンタル的に「チャレンジャーになりきれなかった」と反省しているのでしょうか。それともプレースタイルのことでしょうか。とても興味があります。また、「思うようにいかないときに流れを引き寄せるように試みた」って何を実践したのでしょう・・・詳細が知りたいところですが。

それにしても残念!

【追記:2008年09月03日】
期待のジュニア選手、石津幸恵選手は、本戦 2 回戦で惜しくも敗退という結果でした・・・ちょっと疲れもあったことでしょう。何といっても、ITF Woman’s Circuit を 2 週連続で参戦しているのですから。今後に注目です。

伊達公子選手は、6-0、6-0 の圧勝!準々決勝進出です。それにしても強いですね!また優勝するのでしょうか。本人のブログによれば、調子はあまり良くないらしいのですが・・・

【公開時の投稿記事】
世間では、「US Open 2008」が注目されていて、特に錦織圭選手の活躍は、素晴らしいものがあり、何と日本人としては 72 年振りの「US Open」で Best 16 という快挙だったそうですが、72 年振りということもあって、錦織選手の前の選手名はほとんど忘れられている状況でした。

また、個人的には、ジュニア選手に注目していて、奈良くるみ選手(第 7 シード)、山外涼月選手(第 16 シード)、土居美咲選手のトリオ。また、先日のインターハイで優勝した小城千菜美選手はワイルドカードで予選から出場。奈良くるみ選手は、本戦 1 回戦を突破しましたが、山外選手、土居選手は本戦 1 回戦で敗退。小城選手は、予選 1 回戦で敗退という厳しい結果だったようです。奈良選手の活躍を期待したいところです。

そうした中、私が密かに注目しているのは、ITF Woman’s Circuit 25,000 ドルである「セキショウ国際女子オープンテニストーナメント 2008」です。伊達公子選手が出場しているということもあるのですが、それよりもジュニア選手の 15 歳(高校 1 年生)、石津幸恵選手の快進撃が気になります。 先週開催された ITF Woman’s Circuit 10,000 ドルの「埼玉グリーン国際女子サーキット 2008」では、予選からの参戦で、何と優勝という快挙を達成しています。

1 回戦での対戦相手は、第7シードの米村明子選手でしたが、見事 7-5 6-0 で勝利、2 回戦へコマを進めました。米村選手は、WTA ランキングで 200 番台、日本のランキングではトップ 10 にランキングされている選手ですから、その注目度は大きいですよね。

今後に注目です。

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AIG ジャパンオープン 2008 で実現する!?杉山愛選手と伊達公子選手の対戦

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カテゴリー:戯言 | タグ: , ,

【追記:2008年9月30日】
2008年9月29日、「AIG オープン 2008」の本戦がスタートしました。下記の通り、個人的に期待していた杉山愛選手と伊達公子選手の対戦は、杉山選手が怪我を理由にエントリーを取り消したことであっけなく実現しないことになってしまった・・・

【公開時投稿記事】
北京オリンピックが、数時間後にいよいよ始まります。水泳や体操、バレーボールに野球といろいろな競技に注目が集まっていますが、やはりテニスに関する話題は少ないですね~日本女子のトップに君臨する杉山愛選手、若手 No.1 の森田あゆみ選手、そして既にテニス界では話題沸騰!?の錦織圭選手の 3 選手が参戦し、4 年に 1 度のスポーツの祭典で大暴れする・・・はずなんですが。

そうした中で、私の興味は、「AIG ジャパンオープン 2008」です。昨日、伊達公子選手の参戦表明がありました。ブログでも「伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~::AIGジャパンオープン出場」で以下のように記述されています。

4 月の再チャレンジの会見を行ったときにはWTAツアー参戦は考えていないと話していました。ただ、5 月の岐阜から帯広の 6 大会戦って来て自分自身の中で、気持ちに変化が生まれてきました。正直、ITF でここまでの結果を残せるなんて思っても見なかったです。たったの 3 ヶ月で、優勝 3 回、準優勝 1 回、準々決勝 2 回。

最近の伊達選手の快進撃は、誰でも認めるところですよね。主催者側ワイルドカード(推薦)での本戦ストレートインは当たり前といったところです。

一方、杉山愛選手の参戦が決まったようです。杉山選手は、中村藍子選手や森上亜希子選手が 100 位以内から相次いで陥落し、ちょっと寂しくなっている WTA ランキングに一人気を吐いています。

ドローはこれから発表されるのでしょうけど、ひょっとしたら伊達公子選手と杉山愛選手の対戦があるかもしれませんね。

その他に、今年のウェンブルドンで活躍したアジア選手、中国の Jie Zheng 選手とタイの Tamarine Tanasugarn 選手も参戦。北京オリンピックも興味がありますが、「AIG ジャパンオープン 2008」も興味が尽きません。

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2-0 リードでのダブルフォルトが致命傷!伊達公子選手のブログから・・・

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カテゴリー:知識:テニスの基本 | タグ: , ,

以前、本ブログの投稿記事、「やっぱり凄いね!伊達公子選手が課題を公開」でも公開しましたが、私が毎日確認しているブログの中に、伊達公子選手の「伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~」があります。毎日更新されているばかりではなく、試合結果速報や試合内容の反省も記述されていて、とても参考になります。是非、ジュニア選手には参考にして欲しいですね!

早速ですが、現在、伊達選手は、「十勝・帯広国際女子オープンテニストーナメント 2008」に出場中で、本日ダブルスの 1 回戦があって、第 1 シードの瀬間姉妹と対戦。その様子がブログの投稿記事、「伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~::おっと!!」で記述されています。抜粋、引用してみましょう。

2-1 リードで私のサービスゲーム。サービスが急に狂いだしだしてダブルフォルト 2 回。リターンも沈められあっさりとサービスを落としてしまった。ここで相手ペアを生き返らせてしまった。(中略)反省点はとにかく私のリードしていたところでのサービスゲームに尽きる。ここからが大きく流れを変えるきっかけにしてしまったから。

伊達選手でさえ、「サービスが急に狂いだす」ことがあるということ、そしてきちっとそれが原因で敗戦ゲームとなったことを知っている。プロフェッショナルだから当たり前でしょうか!?私はそうは思わないんですよね!

失敗をきちっと認識していて、重要なポイントをきちっと把握しているプロって、そんなに多くはないんじゃないでしょうか。あれも悪かった、これも悪かった、と沢山の反省点はありますが、「これ」と一点に絞れる。これは、やっぱり素晴らしいと思うんですよね。ブログからそうしたことが学べるというのも素晴らしい、と考えるのです。

特に、今回のブログでの 2-1 リードでのサービスでダブルフォルト。これで「流れ」を変えてしまって相手を生き返らせてしまった・・・こうしたセットの序盤でも命取りになるポイントがあるということは、ジュニア選手に限らず、テニスプレーヤーが知っていて損のない知識ですよね!(誰でも知っているかな!?)

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ゲームマネジメント

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カテゴリー:テニスの技術 | タグ: ,

日本ヒューレットパッカード(以下、HP と表記します)は、伊達公子選手のスポンサーなんですね!よく知られたコンピュータ関連の販売を事業とするアメリカに本社をおく優良企業です。私も、HP とは仕事上のお付き合いがあり、数千万円の発注依頼をすることもあるので、仕事上、無視できない企業です。

そんな「日本 HP」が、伊達公子選手に関する特設サイトを立ち上げました。「HP × クルム伊達公子選手」というサイトで、「テニスマガジン誌編集長による特別連載コラム(第 1 回 宮崎編)」というコラムが公開されています。

公開されたコラムには、本物のテニスに関する内容が、ふんだんに掲載されているように感じましたので、引用させて頂きながら私の所感を記述していきたいと思います。

両足のケイレンだった。短い休憩を取り回復に努めながら、クルム伊達は「どこで勝負に出るべきか、そのタイミングを探っていた」という。単純にストレート決着に走るのではなく、自分が置かれている状況を冷静に判断しながらゲームマネジメントに徹するあたりは経験の豊富さだろう。

テニスというスポーツは、サービスの間、ポイントの間、セットの間など、意外とゲームがストップすることが多いスポーツです。1 時間の試合であれば、いったいプレーしている時間はどれ位なんでしょうか・・・とても短いと思うのですが。一方で、そうしたストップしている時間をどれだけ有効に利用するかが大きな勝敗の分かれ目だと思っています。単純に緊張感を増してしまっていては、勝利することができない。緊張感をうまく利用して、次の展開を計画する・・・即ち、「ゲームが止まっている時間の使い方」が非常に重要です。

上記から、伊達選手は、ゲームが止まっている時間を「回復」に利用し、更には 3 セットを試合の全工程としてきちっとしたゲームプランを持っている。マネジメントとは、我々ビジネスの世界では、計画すること (Plan)、その計画を実行すること (Do)、実行したことを検証すること (Check)、そして検証した内容を新たな計画に反映すること (Act)、といった PDCA サイクルを回すことを指します。

「どのタイミングで勝負するか」を計画し、「勝負どころで攻めてる」という計画を実行して、検証しては修正を加えているのでしょう。テニスの場合、技術や体力といった事項よりも、「何か他のもの」が必要ではないかと考えていた私には、こうしたマネジメント能力の必要性は新鮮な内容です。

更に記事は続きます。

最大の武器はボールの上がり端を捕らえるライジングショットだが、それだけではない。流れを変えるサーブ&ボレー、柔らかいタッチのドロップボレー、サービスライン付近でのドライブボレー、さらにネットへ出て行くアプローチショット……こうしたショットが状況に応じ、正確に、的確に繰り出されていく。そのプレーはボールを強く叩き、ボールの勢いで勝負している多くの日本選手とは明らかに異なっていた。

上記に関しては、常に「日本選手が世界で戦うためには、絶対的にショットの種類を増やす必要がある」と主張している私の考え方を裏付けてくれる嬉しい内容です。

また、試合が止まっている時間も下記の文章から、伊達選手が有効に利用していることを立証していると考えることができるでしょう。

米村選手がファーストサービスをフォルトしたあとのセカンドサービスで、リターンのポジションを極端すぎるほどセンターへと寄せた。混乱した米村選手は痛恨のダブルフォルト。多彩なショットを操るだけではなく、こうした心理面の揺さぶりから相手を崩すこともできる。「そこは頭を使って、作戦ですよ」。

テニスは、技術や体力も必要ですが、それ以上に心理面、更には知力が必要だと考えています。ストップする時間が長いだけに、そうした時間をどうやって活用するのか。作戦を立てるには、十分な時間があるし、緊張をコントロールする時間もあるわけですから、もっともっと時間を有効に利用する Know-How が必要だと考えています。

クルム伊達は大事なポイントになればなるほど自分から仕掛けていく。そうしないとポイントは獲れないし、試合にも勝てないことが痛いほどわかっている。

「大事なポイント」というのは、まさに試合をマネジメントしていないと意識することはできません。ワンショット、ワンショットに一喜一憂するのではなく、試合をきちっとマネジメントすること・・・これがどうやら勝利への方程式のようですが・・・

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