インターハイなんて、出ている場合じゃない!?
公開日:2009年06月16日 | 最終更新日:2009年06月16日
カテゴリー:新しい考え方 | タグ: インターハイ, スポンサー, プロテニス
先日触れた「kids-tennis.com」ですが、先日に続き刺激的な投稿記事が公開されましたのでちょっとご紹介。その投稿記事は、「kids-tennis.com::果し状」というもの。引用しながらちょっと私なりの感想を。
フレンチジュニアの部で頑張る関口君。18 歳以下のジュニアの大会では世界最高と言われるフレンチジュニアで勝つのは中々難しかったようですが、頑張ってほしいね。
さて昨日の続きですが彼らの様に年代日本のトップになってこんな歳になってくるとほんと難しい。インターハイなんか出てる場合じゃあ無いしね。
如何でしょうね!?明らかに「インターハイに出場していては、世界で戦えませんよ」って指摘していますよね!?私の解釈が間違っていれば良いのですが・・・きっと当たっている!?更に、この記事、以下のようにも表現している・・・
企業も有名選手が新しいポルシェを買う為に高額な契約金を払い、まるで若手を育成しようとするプロジェクトは無い。ついでにうちもスポンサーはさっぱりつかない。なんとかどうぞよろしくね。
実は、多くのテニスの専門家、特に日本の場合でしょうけど、上記のようなコメントは良く聞きますね、残念ながら!つまり、「インターハイなんかに出ていたら世界を目指せない」、「企業が若手を育成しようとしたプロジェクトが無い」、「テニスにはスポンサーがつかない」・・・
まっ、私のような企業人に言わせると「テニス界の連中は本当に身勝手だな」とあえて言わざるおえませんね。今まで、ちょっと控え目に主張してきましたが、はっきり言ってしまえば、テニス界はもっと日本に根付かないと、将来は全く相手にされなくなりますよ。どんなに、スポンサー候補の企業に、「誰々は、こんなに世界で活躍しているのですから・・・」と主張したところで、「日本での実績は!?」と問い返され、解答が無ければまったく意味がありませんから。ごく一部のグローバルカンパニーと呼ばれる企業がスポンサーになったところで、テニスが盛り上がるわけではないのです。
日本の場合、この世界不況下でも元気な中小企業がたくさんあるわけです。そうした企業は、「これから世界を狙いたい」と考えている!だから、テニスのようなスポーツにおいて、スポンサーになることは、とっても魅力的なはずなのですが、残念ながら、テニス界は日本市場を真剣に考えていない、としか言いようがない・・・それが、上記のような言葉になってしまうんでしょうね。
伊達公子選手・・・インターハイに出場し、きっちりシングルス、ダブルス、団体の3冠を達成。高校卒業後プロ転向。そして、世界で活躍。テニスにだってこうした進路が可能なはずなんですよ。伊達選手は、こうした日本市場での活躍があって、世界で活躍しているからスポンサーがつく。残念ながら、日本のスポーツ界は、結局のところ企業に頼るしか現状は無いのですから、もっと現状を知って欲しいと思いますが。
プロフェッショナルの世界は、どこの世界でも結局は収益性が確保されなければ意味がない。スポンサーとして投資するからには、その見返りとして何があるのか、ということを常に考える・・・しかし、それだけではないんです。単なる宣伝費としてのカウントではなく、プロのスポンサーになることによって、その企業のイメージ効果、スポーツ界への貢献度といった市場評価も気にしていますから。
インターハイなんて出ている場合じゃない、日本で試合をやっている暇はない、だけどスポンサーになって下さい、っていうのはあまりにもむしが良過ぎませんかね!?
先日、ある中堅企業の常務取締役の方とお話しする機会があって、「御社は、Jリーグのスポンサーになっていますよね。戦績はパッとしないようですけど・・・」と問い掛けると、以下のような解答がありました。
「良いんです。地元で良い試合をやってくれれば。それで子供達が夢を持って、将来我々の会社の門を叩いてくれれば、それだけで投資効果があったといえますから」
売上で350億円程度の会社・・・世界進出は、まさにこれからといった計画をしている元気な会社ですが・・・子供が門を叩いてくれれば良い、という言葉。私は素晴らしいと思うのですが・・・こうした日本の中堅企業はいくらでもある!でも、日本のテニス界は、きっと見落としているんでしょうね。

