テニス人が、快晴の日に気を付けるべきこと

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年10月28日 | 最終更新日:2008年10月28日
カテゴリー:テニスの技術 | タグ:

「伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~」は、必ず新規の投稿記事がアップされるたびにチェックしています。毎回、私なりに新しい発見があって、本当に面白い!


「伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~::有明国際$50,000初日」
でもとっても興味深い内容が・・・(といってもテニス人にとっては当然のことなのかもしれませんが)

晴天だった今日、空を見上げれば雲一つない。こういう日って以外と難しいものなんです。何が難しいって空との距離感を掴むのが難しいためサービスやロブのボールにミスが出やすい。

こんなこと、誰でも知っていることなのでしょうか?私にとってはとっても新鮮で、肝に銘じて欲しいような内容ですが。

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トップジュニアの条件!?世界スーパージュニアより

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年10月12日 | 最終更新日:2008年10月13日
カテゴリー:ジュニアテニス, テニスの技術 | タグ: , , ,

日本で開催されるジュニアの最高峰の大会、「Osaka Mayor’s Cup – World Super Junior Tennis Championships 2008」が終了しましたね。奈良くるみ選手の 2 年連続優勝を期待する声も多かったようですが、残念ながら決勝戦で惜敗。私が勝手に期待していた「奈良くるみ選手 vs. 山外涼月選手の決勝戦」は、山外選手が Best 4 という結果で惜しくもかないませんでした・・・(詳細結果は、「テニスナビ – Tennis Navi::奈良くるみ、2年連続の優勝逃す 世界スーパージュニア」 を参照下さい。)

まさに、日本で開催される最高峰のジュニアの大会ということもあって、まさに日本のトップジュニア選手が集結する大会、と言って良いのではないでしょうか。

そうした「世界スーパージュニア」に関して、私が最近最も興味深く拝読している濱浦貴光氏のブログに、「濱浦貴光 公式ブログ::スーパージュニア」として公開されました。とっても興味深い内容ですので、ちょっと自分用に記録しておきたいと思います。

ストロークの前後のフットワークが素晴らしく、一見地味ですが、スピードの緩急とコートを広く使うモダンなスタイルで他の選手より一歩前に出ていた

上記は、男子の優勝選手を評してのコメントですが、結果として上記が世界のトップジュニアになる条件なのでしょうね。以前、本ブログでも公開した「世界で戦うための 5 つの条件」と同じことと解釈できます。

また、日本人選手が世界で戦うためのヒントが隠されています。

体格の小柄な選手と大柄な選手の一番の違いは守備範囲の違いです。意外に思う人もいるかもしれませんが、大柄の選手は守る為のリーチも広いのです。ですから、小柄な選手はラリー中に常に相手よりも先に仕掛けるという意識を持つ事が必要

私は、身長 179cm!年齢的には大柄だと思います。アメリカへ初めて行った時に、10 人ほどで立ち話をしたことがあります。女性の方もいらっしゃったのですが、何とその中で一番小さかった・・・そんな経験は、日本ではなかったのですが、それだけで妙な圧迫感があったのを記憶していますが、小さな日本人が、ただでさえ圧迫感があり、大柄の外国人相手にどう戦うのか。上記は、素晴らしいヒントをかかげていると思うのですが如何でしょうか。

娘がテニスをやっている関係で、「世界スーパージュニア」の本戦に出場した女子選手のみ、結果を下記に記録しておきましょう。カッコ内はシード順、予選からの進出は Q、ワイルドカードは WC、ラッキールーザーは LL で示されています。また、その他のコメントは、私が勝手に記述しました。

準優勝:奈良くるみ (1)
Best 4:山外涼月 (4)
Best 8:小和瀬麻帆:関東のトップジュニアの高校 2 年生

3R:小城千菜美:2008 年、インターハイ優勝
3R:古賀愛 (Q)
3R:井上雅 (15):

2R:江口実沙 (WC)
2R:石津幸恵 (WC)
2R:大前綾希子 (WC)
2R:早瀬楓 (Q)
2R:伊藤夕季 (WC):2008 年、全日本ジュニア (U16)、全国中学生大会制覇
2R:金子真理子 (Q):千葉県トップレベルのジュニア

1R:大坪慧美 (LL)
1R:太田紗苗 (LL)
1R:永井陽子 (Q)
1R:青木萌 (LL)
1R:高山千尋
1R:牟田口恵美:現在、ボロテリーにテニス留学中の中学 3 年生
1R:尾崎里紗 (Q)
1R:岡本佳奈 (Q)
1R:鮎川真奈 (Q)
1R:美濃越舞:千葉県トップレベルのジュニア

だんだん知っているジュニア選手の名前が多くなってきました・・・大阪ばかりが注目されているようですが、上記からすると結構関東からも多いですね。

千葉県からは、山外涼月選手、小和瀬麻帆選手、古賀愛選手(千葉県だったと思いますが・・・)、金子真理子選手、鮎川真奈選手、美濃越舞選手とやっぱり東のテニス王国!?ですね。東京からのジュニアでも江口実沙選手と青木萌選手とは、我が娘も対戦の経験がありますから、じっくりと試合を観戦したことがある!

更なる上に君臨していくのはどの選手なのでしょうか・・・興味が尽きないところです。

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森田あゆみ選手の課題:AIG ジャパンオープン 2008

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年10月03日 | 最終更新日:2008年12月19日
カテゴリー:テニスの技術 | タグ: , ,

期待されていた錦織圭選手、残念な結果でしたね。WTA としては、森田あゆみ選手、藤原里華選手、不田涼子選手といづれも敗戦となってしまいました。これで、日本人選手は全滅です。

さて、そんな中、「@nifty:Sports@nifty:テニス特集:森田あゆみ、藤原里華、不田涼子残念ながら敗れる」という投稿記事に、森田あゆみ選手に関する詳細が掲載されています。

試合後、森田が振り返る。「最初の何ゲームかは、良すぎるほど自分が良かった。その後、相手が良くなって打ち合いになった時、走り負けていると感じて無理をしてしまった」。ゲームカウント的には、まだ 2-1 で森田がブレークアップしている。だが、一度劣勢に回ってしまった気持ちは、容易に建て直しがきかない。

同じ 18 歳で、本大会では、第 1 シードのキャロライン・ウォズニアッキ選手との対戦で、ジュニア時代からのライバルだそうですね。リードしていても「気持ち」で劣勢になってしまっては、なかなか勝てないという好例です。投稿記事はさらに続きます。

「試合後、コーチに「もっと前に出て、ドライブボレーなどを試みないと」と注意されたが、試合中は、そんなことは考えられなかった」という程に、精神的に余裕がなかったようだ。(中略)ジュニア時代からの好敵手に、スコア的には完敗を喫した森田は、「試合の展開としては、ジュニアの頃と同じ。自分が攻めて相手がしのぎ、自分が良ければ勝てるという感じです」と振り返ったが、となると、最後までコンスタントに攻めきる攻撃力が、今後の森田の課題ということになるだろう。

更に課題に関しての記述は続きます。

「もっと速く動き、良いショットを続けて打ち、畳み掛けるような攻撃を出来るようにならなくては」と、これまで何度か口にしてきた課題を再確認した。「練習では、ムーンボールを上げられたとき、ドライブボレーで叩く練習もしていた。でも、まだ試合の中で出来るほどの自信がなかった」と、その課題克服に挑みながら、未だ体得しきれていない現状をも自ら明かした。

そして最後のフレーズが興味深い!

二週間前、同じ場所でクズネツォワに敗れた際に森田は、「二年後というのを、一つの到達点だと思っています」と口にしたが、その青写真と、そこに向かい邁進しているという自負に、揺るぎはないようだ。

既に 2 年後に焦点を当てていて、どうすれば良いのか、何が必要なのかをきっちり自覚しているんですね。毎回、プロなんだから当たり前、といった声が聞こえそうですが、やっぱりこうした一言一言は参考になるはずですよね。

どんな森田あゆみ選手が 2 年後に見れるのか、本当に楽しみです。

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勝負師、錦織圭選手!AIG オープン 2008

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「@nifty:Sports@nifty:テニス特集:錦織圭 14回のジュースを取った重要性」という投稿記事が公開されました。教務深い内容なので引用しながら自分の考えを総括しておこうと思います。

まずは、投稿記事から。(行間は、多少本文を改定させて頂いています)

「今日は勝てる相手だと思っていたので、そういう意味での緊張はあった」その言葉が物語るのは、初対戦の相手の特性を事前に調べ、過大評価することも過小評価することもなく分析した上で戦術を立て、それでもある程度は、いざ試合が始まったらその中で対応していくしかない、という覚悟。

そして、それら検証をした上での「勝てる可能性は高い」という自信だろう。

その錦織の姿勢が顕著に現れたのが、実に 14 回のデュースを要した、最初のゲームだった。22 分を費やしたこのゲームの中で、錦織は「もう、あきらめようかな」という思いにも襲われたという。だが、この一年の間に経た経験の中から、恐るべき早さで吸収し体得した勝負師としての勘が、彼に告げる。「このゲームは、すごく重要だ」と。「なので相手のアドバンテージになっても、自分にもう一度流れを持ってこようと思っていた」。

結果としてこの長いラリー交換の中から錦織は、情報として入手していたガルシア・ロペスの特性を、経験により裏書する。そして「相手はストロークは強いが、前には出てこない。エースは取れなくても良いので、リターンはしっかり返していこう」という戦前の戦術に確信を得る。

「AIG オープン 2008」での 2 回戦、第 16 シードのロペス選手と対戦し、6-4、6-4 で勝利した後での投稿記事でしょう。

いくつか参考になるコメントがありますよね。まずは、試合前に「今日は勝てる相手だと思っていた」ということ。上記の記述の中にもありますが、「初対戦の相手の特性を事前に調べ、過大評価することも過小評価することもなく分析した上で戦術を立てた」ということが重要ですね。プロテニスプレーヤであれば、当たり前のことかもしれませんが、ジュニア選手もこうした「事前の分析」は必要なことでしょう。こうしたイメージを試合前に描けるなんて。やっぱり只者ではないんでしょうね。

更に試合を左右する重要なポイントをきちっと把握できている。これが、アマチュア選手とプロ選手との大きな相違だと私は感じています。つまり、試合の全体像を把握し、どこが重要なポイントで、どこが気にしない方が良いポイントなのかをきちっと把握しながらプレーしている。これができるようになると、やっぱり一流の選手なんだと私なり納得しています。

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伊達公子選手から学ぶ!「東レ パン・パシフィック 2008」を終えて

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年09月22日 | 最終更新日:2008年09月22日
カテゴリー:テニスの技術 | タグ: , ,

現役復帰した 37 歳の伊達公子選手ですが、既にその活躍は、私が記述するまでもありませんね。ITF Woman’s Circuit での戦績が評価されて出場した「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント 2008」は、予選 3 試合を戦って、手応えを感じているようです。

さて、そんな伊達選手が、「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント 2008」の予選での戦いが終わって、インタビューに答えていて、その内容が掲載されています。既にご存じの方が多いと思いますが、いろいろと学ぶべきことが多く、是非とも我が娘に知っておいて欲しいという内容が目白押し。投稿記事というより、娘へのメッセージとして、伊達選手のコメントと私なりのポイントを記述しておきたいと思います。

まずは、予選 1 回戦、田中真梨選手と 36、76(3)、61 と勝利した後のインタビューから。

(中略)東レ PPO テニスというとてもレベルの高い選手達が出場する大会の中で、自分がやらなければいけないことを考え、速い展開の練習をしてきましたが、それがかみ合っていないのが現状です。序盤はミスが多くなりました。第 1 セットは追い上げたものの落とし、第 2 セットも耐えるしかなく、技術的には良くない中でも、気持ちは決して諦めずに勝ちに執着して戦った姿勢が、勝敗の分かれ目になったと思います。田中選手はワイドに打つサービスも良く、ストロークもスライス系で深さがあります。ただ、試合の組み立てがセキショウオープンで対戦した時と同じでした。もっと経験を積んで、勝つチャンスをつかむパターンを増やしていけば、彼女のショットが生きてくると思います。

プロの世界では、当然でしょうけど同じ対戦相手に対して同じ戦略では勝てない!レベルが高くなれば高くなるほど、一度目の戦略は通用しなくなるのでしょう。対戦相手のテニスを熟知すること、そして、二度と同じ戦略で攻めることがないような工夫が必要でしょう。

続いて、予選 2 回戦、ケーシー・デラクア選手と 36、63、36 と勝利して。

(中略)WTA ツアーと、ITF 大会との大きな違いは、ボールスピードや展開の速さ、ゲームの流れの中の落とせないポイントをどんな展開でも抑えてくることなどです。また、試合の後半でもプレーの質があまり落ちません。ラリーのしぶとさもありますし、たとえ自分が振り遅れた時でも相手をねじ伏せるボールを打つことができます。とにかくポイントを取る、勝ちきることができる差はそこにあると思います。第1 セットは落としてしまいましたが、今後練習や試合の機会が増えるほど順応していけるという手ごたえがありました。

ITF Woman’s Circuit と WTA Tour との相違が明確に示されています。「落とせないポイント」をしっかり把握して、そのポイントを何としても抑えること・・・そうした他からでは理解できないような「流れ」がより重要になることが高いレベルで要求される。こうした内容は、現役の選手でなくては発言することができませんね。

そして、予選決勝でアレクサンドラ・ウォズニアク選手と 16、16 で敗戦となって。

3 試合を振り返ってみると、サービスが良くありませんでした。(中略) 今日はスピードを落としてコントロールを重視したので、昨日よりはファーストサービスが入ったと思いますが、試合の中では噛み合わないところもありました。昨日のように、試合の中で流れを変えるタイミングを探したのですが、大事なところでポイントが取れず、ゲームを取ることにつながりませんでした。(中略) ワイルドカードでシングルス予選に出場しましたが、ダブルスは本戦のワイルドカードをいただいています。(中略) (ダブルスは) 自身のレベルを上げるための練習になりますし、楽しみながら次のシングルスに生かせるようなプレーができるよう、ベストを尽くしたいと思います。

シングルスとダブルスが全く別物としてではなく、ダブルスをシングルスのきっかけにしようとするところは流石ですね。調子が悪い時に、「調整」をどうやって実践したかが記述されています。私が常に言っているように、調子が悪い時に、それを「修正」するのではなく、「変化」させることによって、勝利を狙う。我が娘には、肝に命じて欲しい内容です。

たったこれだけのことですが、記憶していて無駄な内容は全くありません。流石は、プロフェッショナルの発言ですから、是非とも繰り返し読んで欲しいな、と感じているインタビュー内容です。

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テニスのプレースタイル:オールランドプレーヤという虚像

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カテゴリー:テニスの技術 | タグ: ,

「オールラウンドプレーヤ」が合言葉でした。3 年前に娘にどんなプレーヤになりたいかを質問した時の解答でした。オールラウンドプレーヤって、今更ですがどんなプレーヤーを言うのでしょうか。全くこれまで意識もせずに、勝手に以下のように考えていました。

オールラウンドプレーヤとは、ストロークは、トップスピン、フラット、そしてスライスと大きく分けて 3 つを使い分け、更にはボレーにドロップショットとありとあらゆるショットを駆使して試合を組み立てるプレーヤ・・・

ところが、こうした「ありとあらゆるショットを駆使する」ということが、ここ一番でのショットに迷いが生じ、重要な試合での戦い方にも迷いが生じていた・・・ちょっと試合の展開が苦しくなると、試合のやり方そのものをすり替えてしまう。そんな連続でした。練習内容も、それこそ沢山のショットの種類を練習はするものの、いま一つ決め手がなく、どのショットも中途半端だったような気します。

テニスには、いったいどれほどのプレースタイルがあるのでしょうか?「goo スポーツ:NumberWeb::ナダルの全仏 V に見る、テニススタイルの趨勢」という記事にそのヒントがありました。

テニスは、ラケットを使うスポーツだけに、できる技術は限られている。すでに、現在のテニスは、ほとんどのテクニックが出尽くした感じだ。ネットプレー、ストローカー、オールラウンド。大きく分ければ 3 つのスタイルに、それぞれに適した球種やパワーが絡む。細かい違いはあるが、すべて、この 3 スタイルからの亜流である。現在は、パワーがあるストロークを基盤としたオールラウンドに近いテニスだ。

つまり、ネットプレーヤ、ストローカー、そしてオールラウンドプレーヤの 3 種類。現在は、男子テニスは、パワーストロークを中心にしたオールラウンドプレーヤが主流だそうです。では女子は!?きっとストローカーでしょうね。ベースラインにきちっとしがみついて、正確なストロークで応酬する・・・そんな光景が多いのではないでしょうか。特に、日本の女子テニスでは、そうした選手が多いような気がします。

娘の場合、オールラウンドプレーヤという「迷いと逃げ」の中で、決め手がないまま現在に至った、と最近では感じていますが、決してこれまでの練習や試合が無駄ではありませんでした。激変する試合内容から、明らかにネットプレーヤに変身を遂げつつつある!スライスショットからネット、パワーストロークで対戦相手を振っておいてネット、サーブ・アンド・ボレー・・・何とか形になりつつありますが、多くのショットを練習してきたことが活きつつあります。今の時代、ネットプレーヤが極端に少ないからこそ、その展開には面白さがあると思っていますが、それこそここ数週間で何とか成果が出てきた程度ですから、これからが勝負どころといった感があります。

まだまだ試行錯誤をする必要があるでしょうけど、娘本人としても、どんなテニスをしたいのか、今更ではありますが明確な方向付けができたのでしょう。それが、先日の試合後のコメントとして、「ボレーを決めるために、ドロップショットを駆使して対戦相手をネットに出させ、浮いたリターンを打たせてハイボレーを狙った・・・」として現われたのでしょう。

ネットプレーヤ・・・サーブ・アンド・ボレーヤでもなければ、単なるボレーヤでもない!ストロークで相手を振り回し、常にネットでのポイントを狙っていく。そんなプレーヤになって欲しいと願っていますが、そのためには、前後の動きを強化する必要があるでしょうし、ボレーの種類をもっと増やす必要があるでしょうし、ドロップショットからネットを獲りに行くことを習得する必要があるでしょうし・・・まだまだ習得する必要があることが多いのですが、少しづつ、マスターしていけば良いでしょう。

冬までに間に合うかどうか・・・本人の意思は、これまでになく強いものがありますから、ちょっと期待して待つことにしましょう。

【追記:2008年09月19日】
とても興味深いウェブページを発見しました。それは、「TENNIS COURT -テニスコラム- データから見る、M.ヒンギス サービス進化論 2」というページですが、データに基づいていろいろな分析をしていますが、ネットプレーヤに対してのちょっとした基準とも思えるデータを発見しました!

  • (ポイントの)20 パーセント近くネットに出て勝負している。
  • (ネットプレーでのポイント獲得率は)ネットプレーの専門家でも 55~65%(ネットプレーでの成功率)

以前、データをとった時の娘は、全体のポイントの 37% がネットプレー。成功率が 43% だったことを考えると、確実にネットプレーヤーとしての道を行っているように感じます。上記のデータだけで、ネットプレーヤを定義することはできませんが、上記は「ストローカー」としてのヒンギスを評価していますから、それを考えるとやっぱり娘のデータでは、ネットプレーヤということになるんでしょうね!

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攻めるテニス

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カテゴリー:テニスの技術, 新しい考え方 | タグ: ,

昨日の投稿記事、「人生を左右するセルフジャッジ」で素晴らしいコメントを bunbun さんから頂きました。bunbun さんのお仕事柄、投稿記事として公開して良いものなのか、ちょっと迷いましたが、「まっ、いっか!」と勝手に判断しました・・・後半に、私なりの考えも総括しました。

まずは、bunbun さんのコメントから・・・(投稿記事として、多少、文言を修正しています)

長いので先に要点を。「攻めるって何?」に関してのあくまでも私の主観です。

  • 戦術や技術は「攻める」「守る」両方が必要
  • 意識やメンタルのレベルでは、「攻める」

攻守のバランスの中心は、前の年齢より攻撃的になっていく。そしてテニス自体の進化でバランスの中心が攻撃的になっている。気持ちが引くと「攻める」も「守る」もうまくできないけれど、気持ちが引かない大切さや気持が引いていない状態のプレーを表現するのに「攻める」という言葉の方が分かりやすいから。

「攻める」って「意識やメンタル」だと思います。「戦術」や「技術」的には、「攻め」も「守り」も大切だと思います。

より活きたボール、よりポジションを前、より角度をつけ、より相手を追い出す、より早い展開・・・等は、勝つためにそれをする必要があるだけだと思います。やはりバランス。バランスの中心が、昔より攻撃的な場所に移っただけで、「攻め」も「守り」も必要だと思います。とはいえ、それをほとんどの中学 3 年生にとって、それを理解するのは難しいなと感じてはいます(この 3 年くらいで気付きました)。だから、選手には「攻める」って説明していいと思います。

特にジュニアは、年代が上がるごとにパワーもテクニックも上がるから、ジュニア選手の意識は「攻める」でいいのだと思います。テニス全体の進化も、もちろん含めてです。

でも、コーチは、ディフェンスの技術やバランスのいい戦術を自然に覚える練習を混ぜながら「攻めろ」って言うのが分かりやすいのかなって思っています。選手の特性に合わせてでしょうけど。

例えば、超攻撃的な選手は、ポジションが前のことが多いので、パッシングを打つ機会は少ないかもしれませんけど、打つときはパッシングを打つポジションが前の方になります。ってことは、相手の体にぶつけるとか、コースでなくてスピードで抜き切っちゃうとか、が戦術。足元のボールを下がりながらピックアップすることもあるからその練習をしたり、ドライブボレーでパスを打ったりする練習をしたりするのが技術。これは、表現次第で攻撃ですけど、その選手のバランスの中では守りだと思います。どう守るか。

でも、これを選手に「守りの練習」って言うとポジションが下がってしまうし、理解してもらいにくい。だから、単に状況説明だけして「攻撃的なパッシングの練習、攻撃的なプレーの人のための○○」って言います。(普通に理解できる選手もいます。)

例を上げたらきりないですけど、もしコーチが「攻める」の一言で片づけていたら、テニスの特性を理解していないからか、上の説明が面倒だから言っていないか、選手には深く考えないでほしいと思って言っていないかと思います。

上記から、キーワードは、「攻める」、「守る」、「ディフェンス」といったところでしょうか。特に、テニスの世界では、「攻守のバランス」ということが主張され、その理解を正しくしないと勝利には結び付かない、といったところでしょうか。

さて、上記のキーワードに関して、私なりに総括しておきたいと思います。

私にとって、「攻める」ということは、まさに意識やメンタルの面を指していますが、もうちょっと解釈を拡大して、「自分が理想としている試合展開を積極的に実践すること」を指しています。ストローカーは、徹底して対戦相手のショットをストロークでリターンする、ボレーヤーは徹底してネットプレーを展開する・・・これが私が考えている「攻めるテニス」です。

当然ですが、全てのショットをストロークだけだったり、ボレーだけだったりしては、試合は成立しないでしょうから、対戦相手のショットに合わせて、いろいろと工夫する必要があります。私は、ここで「工夫」と表現します。決して「守る」とは表現ししないことにしています。

bunbun さんが上記のコメントで、以下のように表現しています。

超攻撃的な選手は、ポジションが前のことが多いので、パッシングを打つ機会は少ないかもしれませんけど、打つときはパッシングを打つポジションが前の方になります。ってことは、相手の体にぶつけるとか、コースでなくてスピードで抜き切っちゃうとか、が戦術。足元のボールを下がりながらピックアップすることもあるからその練習をしたり、ドライブボレーでパスを打ったりする練習をしたりするのが技術。これは、表現次第で攻撃ですけど、その選手のバランスの中では守りだと思います。どう守るか

上記の表現の中の一連のショットバリエーションは、やっぱり「攻めるテニス」であって「守る」ことではないと考えています。「守る」と表現してしまうと、どうしても「安全に」とか「ミスショットを減らす」といった方向に考えがちになってしまいますから。

我が娘は、「守る」ことを勝手に拡大解釈していて、ネットプレーをしない、ミスショットをしない、無理をしない、といった解釈をしていたようです。自分のテニスは、ネットプレーを絡めて、積極的に前に前に出るテニスであるはずが、ストロークを主体に(というより、ストローク一辺倒!)試合を展開する。当然、自分のテニスではありませんから、ミスショットがかさみ、最終的にはイージーミスでポイント失う・・・そんな事ばかりを繰り返していました。

対戦相手によっては、自分の理想とするテニスをさせないように試合を展開する選手が登場します。当然レベルが高ければ、そうした戦略をとってくる選手がいますが、そうした時にまったく自分のテニスができず、防戦一方(まったく自分のテニスをしないこと)になってしまう・・・私はそうしたテニスを「守る」と表現したいと考えています。たとえば、ボレーヤーに対して、深いベースライン際へのロブばかりをリターンしてくれば、ボレーが出来なくなるわけですから、ストロークを多用する、何て展開にはまってしまったとき、「守るテニス」と表現したいと考えています。

もう一つ!「ディフェンス」に関しての私の考えを記述しておきたいと思います。

簡単に言ってしまえば、「ディフェンス」という言葉は「守る」ということではない、と考えています。これは、私の極端な経験から来ていますが、「君達のディフェンスは、まったく攻めていない!それでは学生日本一は望めない」と学生時代に大学バスケットボール部に所属している時に指摘された就任早々の監督から受けたコメントでした。この監督(その後、全日本バスケットボールチームの監督に就任しました・・・)によれば、「ディフェンスとは、相手が維持しているボールを奪いに行くことであって、ゴールされないように守ることではない」と言われたのが、強烈な印象で残っているのです。つまり、この監督にとっては、「守る」という言葉が存在しないのです!

「攻めるテニス」・・・私は、「攻守のバランス」ではなく、「攻撃と工夫」と表現したい・・・そんな事を考えているわけですが、とにかく、「自分が理想としている試合展開を攻撃と工夫で積極的に実践するテニス」という意味で、上記をベースに「守るテニス」は私の中には存在していないわけです。

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