紙一重を超えるためのスーパーショット

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年12月07日 | 最終更新日:2008年12月07日
カテゴリー:KTA, テニスの技術 | タグ:

昨日は、「群馬オープンジュニア」に参戦する娘の試合観戦に前橋まで出かけていきました。最近の試合では、接戦するものの勝利に結びつかない結果に本人もちょっとイライラしている状況ですが、対戦相手は全国や関東レベルのジュニアに対しての結果ですから、まだまだ修行が足りないのかな、と考えてはいるのですが・・・

そして、昨日の「群馬オープンジュニア」の本戦進出を掛けての予選決勝・・・4-1 とテニスの内容も悪くなかったし、ストロークが安定していて、そのまま圧勝するかな、といった試合内容だったのですが。対戦相手は、来年同じ高校への進学を決めているいわゆるお友達!

4-1 からサービスをキープされて、4-2 となり次のサービスをブレイクされます。それでも 4-3 とまだリードしているのに。その前に決めているドライブボレー。ネットへ果敢にでてドライブボレーを決めていたり、フォアーのボレーでもエースをとっていたのに。4-2 のスコアでドライブボレーのチャンスで、何とバウンドするのを待った!更に、バウンドした対戦相手のリターンを弱弱しくリターン。これを返されてミスショット・・・まさに、リードしていながら弱気のプレーでゲームを落とす、という展開でした。

その後、4-4 と追い付かれますが、それでも 5-4 とリード。マッチポイントの場面もありましたが、結局は 5-5 となります。更には、逆転されて 5-6!追い付かれて、そのまま押し切られてしまうゲーム展開が、2008 年夏までの試合展開でしたが、そうした展開はここ数試合では皆無。成長しているようには感じられますが。6-6 と粘ってタイブレイクへ突入。タイブレイクになるとどうしてもミスが先行して苦しい展開。結局は、63-77で惜敗といった結果でした。

ストロークが格段に安定してきた、ネットプレーが公式戦でも実践できるようになった、後半、逆転されるような場面があっても粘りが出てきた・・・良いことを挙げれば、今年の夏以降、脅威的な成長は認めるのですが、やはりここぞという場面での弱さがまだまだ解決できていません。全国トップレベルのジュニアを相手にしてもタイブレイクまではいくのですが・・・

コーチには、試合内容を詳細に報告。これも、これまで報告できないことが多かったのですが、敗戦の原因をきちっと分析はできているようですが。

そして夜、コーチからメールを着信しました。メールを失う前に記録しておきましょう。内容は、趣旨を変えないようにちょっとだけ編集しました。

自分の展開でゲームを進められることは多くなったのではないでしょうか。スコアでひっくり返されることもあるようですが、今の娘さんを見ていると悪いプレーとは結びつきません。

本当に紙一重だと思っています。

試合に勝ちきるためにはスーパーショットを身につけることが大切だと思います。組み立てや多彩なプレーも勿論大切ですが、「私にはXXがある」という気持があれば勇気を持って勝負できると思うのです。大事な場面でこれが成功したときのエネルギーは計り知れないと思うのです。理屈抜きでエースを取れるようなショットを見つけて欲しいと思います。

以前から多くのコーチから、娘のテニスに関する可能性を指摘して頂いていましたが、いま一つ私が信じていませんでした・・・大会に出場しては、「どうしてそんな試合展開になっちゃうの?」と疑問に思うことが多かったし、試合のやり方もまったく普段のようにはいきませんでしたから。敗戦の後は、まったく声なし!試合の説明どころか、まったく声を出さない、といった状況でしたから。

しかし、今の娘は一味も二味も違ってきている・・・ネットプレーを頻繁に出すようになってきたし、ストロークも安定してきた。つまらない凡ミスは激減した・・・それこそ「多彩なプレー」では突出してきた、と親馬鹿ではありますが感じてはいます。

しかし・・・上記、コーチから指摘されている「紙一重を突き破るだけのスーパーショット」は持っていない・・・満遍なくいろいろなショットをこなしますが、これぞ私のショット、といったものは持ち合わせていません。以前、トップジュニアのお父様から、「フォアーの波動砲」と比喩されたストロークは安定感に欠け、決まれば良いのですが、それこそホームランが多かったので、封印したようだし。

電話でコーチと話し合って、何を自分のスパーショットにするのかを考えているようです・・・まだまだ、この紙一重が続くのでしょうね・・・どこまで親として我慢できるのか。いよいよ正念場!?

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「力を入れる」のではなく、「力を抜く」ということ

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カテゴリー:テニスの技術, 練習 | タグ: , ,

本日の午前中、夕刻からの練習がないのできっちりとプライベートレッスン。ストローク、ドロップショット、そしてボレーを入念に練習していました。何度も自分のスウィングを確認しながら。とにかく、「もっと振れる、もっと振れる」と特にストロークのスウィングを修正していました。

どうやらフォアーのストロークの時に膝に力が入り過ぎて不安定になることがあるようです。特に、グリップを修正してから、グリップを気にし過ぎて、力が入るようです。しかし、コーチからは、何度も「力を入れるのではなく、力を抜きなさい」と注意されていました・・・

「力を抜く」・・・これって、とても重要な考え方で、最近ちょっと流行っている!?日本古来の武道の考え方に通じていると解説されています。私個人としては、随分と前に「力を抜く」ということに注目していて、2007 年 07 月 13 日に、私自身が運営している他のブログでも触れています。

ちょっと参考までに、当時の投稿記事をそのまま転記しておきましょう。

【2007 年 07 月 13 日】
ナンバナンバサポート毎週木曜日の深夜(ということは金曜日になりますが・・・)、テレビ朝日系列で、「ナンだ!?」という番組が放映されているのをご存知でしょうか。個人的に毎週できるだけ見るようにしている番組の一つです。

本日は、武術研究者の甲野善紀氏による「古武術」を特集していました。甲野氏は、元読売巨人軍の桑田投手を蘇らせたことで有名ですが、私は、古武術に注目したのは、ある一冊の新書で、矢野龍彦、金田伸夫、織田淳太郎著「ナンバ走り」(光文社新書:2003年11月)ナンバサポート 2に出会ったときでした。東京都にある私立桐朋高校という進学高校が、毎日2時間程度の練習でインターハイに出場するまでに成長したのには、古武術を応用したからだ、というのが最初のきっかけでした。

新書の内容は、写真が多用してあり、一見解りやすいようではありましたが、解説と写真を一致させることが私には難しく、結局は途中で断念してしまったのですが。ただ、本日の番組中に解説していた「抜き」の原理は、映像も手伝ってとても良く解って、改めて古武術に興味を持ちました。

甲野氏は、「イノベーティブワン::古武術研究とは、身体観を取り戻す革命」において、以下のように述べています。

私の身体運用法は、これまでの常識とは異なり、身体を同時並列的に動かすことで一箇所にかかる負担を軽減しようという考え方でもありますので、見て簡単にマネできるものでもありませんし、ましてや違う分野に応用しようと思ったら、よほど強い興味と意欲をもっていなければ難しいかもしれません。

単純に新書を読んだところで理解できない、というのが本音のところでしょうか。ただ、これまでのアスリートで当たり前だった「力を入れる」という概念は、どうやら違っていると言うことは理解できそうです。また、バスケットボールでは知らない人はいないマイケル・ジョーダンは、どんなシュートを打つときにでも、ベロを出して力を抜くことをしているし、プロゴルファーのタイガー・ウッズもショットの瞬間にベロを出していることは有名です。

つまり、力を入れるのではなく、力を抜くことによってトップアスリートに上り詰めているということは、古武術を研究するには充分な理由のような気がします。

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小技、ドロップショット!?を磨け!

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カテゴリー:テニスの技術 | タグ: , , ,

17 歳で賞金総額 1 億円突破が確定した石川遼選手。テニスではなくてゴルフです。この石川遼選手、とにかく飛距離が出るドライバーショットというのが注目されがちですが、実は小技の上手さが強さの秘訣です、と青木功プロが語っていました。ゴルフでいう小技とは、非距離の短いアプローチ。いわゆるグリーン周りのショットを称して小技と呼んでいるようです。

これって、私はテニスも同じだと信じています。

強烈なパワーストロークやスピードのあるストロークを繰り出しながら、絶妙のタイミングで小技を使う・・・テニスでは、小技と言わないのかもしれませんが、ドロップショットがその典型的なショットじゃないかな、と思っています。長いパワーラリーの応酬をしながら、虎視眈々とドロップショットを狙う。そして実践してドロップショットでエースをとる、なんて私の理想の展開です。

先日、コーチからメールを頂き、「娘さん、結構ドロップショットを使いますね!ただ、もうちょっと磨く必要がありますよ」と指摘されましたが、どんどん磨いて頂きたいものです。以前から、娘はドロップショットは実践していましたが、多くの場合、ただただラケットに当てるだけでのドロップショットで、フワッと浮いてしまい、コースも甘く、対戦相手にそれこそ見事に打ちこまれるというパターンでした。しばらく封印していたようですが、最近はストロークが安定してきたこともあり、また試合中でもドロップショットを使うようになってきました。

ドロップショットを打って、対戦相手をネットへおびき出しておいて、かろうじて対戦相手がリターンした球を、逆にネットへ出てボレーで決めることを狙っていた・・・以前、JOP での試合後、娘が語った驚きのコメント・・・ただ、まだまだ確立がよくありません。先日の試合でも 2 回実践して、1 回目は見事にエース。ただ、もう 1 回はネットに引っかけてしまっていました。

ドロップショットが決まり出すと、精神的にはどうしうても警戒するはずですから、ストローカーは通常よりもネットに近くなるはず。そこを逆に深いストロークで勝負する・・・そんな展開を見てみたい!

テニスというスポーツは、以前のような前後の動きよりも左右への動きが主体になってしまっていて面白みに欠けていると思っていたのですが、伊達公子選手がそれを見事に打ち破ってくれた!左右だけの動きにはやはり限界がある。左右、そして前後の動きがあって初めて本物!?のテニスになる・・・そんな事を考えている今日この頃です。

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伊達公子選手じゃないけど・・・「流れ」をつかみきれない!

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カテゴリー:JOP, テニスの技術 | タグ: ,

今更ですが・・・伊達公子選手が参戦している「2008 ダンロップ ワールドチャレンジ テニストーナメント supported by トヨタ (DWC)」。伊達選手は残念ながらロシアの 18 歳の新星に 2 回戦で敗退してしまいました。

その結果を振り返って、伊達選手は、「伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~::残念ながら」で以下のように記述しています。

リターンにずっと苦しみながらもやっと少し流れが来た!っという中でサービスラインでミスジャッジ。(中略)やっと来た流れだっただけに辛い。(中略)リターンゲームで、ここも再び流れが出来かけ始めるポイントで、完全にリターンでいい形を作った瞬間、「レット」のコール。隣のコートからボールが入って来たためリプレイ。

上記のように、やっぱり「流れ」をかなり意識しての試合展開です。例え伊達選手でも「流れ」がつかめない時には、こうした結果になることがあるんですよね。伊達選手と比べるのはおこがましいですが・・・

先日、我が娘が参戦した「グリーンカップ埼玉オープン第38回秋季クラシック」で、まさに「流れ」がつかみ切れなかった、といった試合展開でした。

対戦相手は、同じ中学 3 年生で、東京のトップレベルのジュニア選手。最近、いくつかのジュニアの大会で優勝しているつわもの。初めての対戦でしたが、強烈なサービスとストロークが武器なのでしょう。フォアーからのダウン・ザ・ラインは素晴らしいものがありました。

さて試合ですが、対戦相手のサービスでスタート。一進一退でしたが最終的にはサービスをブレイクして 1-0 となった後、お互いにサービスをキープしてスコア 5-4 と娘の 1 ブレイクアップで迎えた第 10 ゲーム。30-15 の次のポイント。ラリーが続いて、娘が仕掛けます。ほぼ中央への相手のリターンをフォアーからオープンクロスへ揺さぶりを掛け、ネットへ出ていきました。この仕掛けは、功を奏してネットへ出てボレーでクリーンエース。40-15 となりました。まさに、娘のパターンでポイントをとっただけに、このゲームをキープできれば、そのまま勝利するのではないかと思える素晴らしい展開でしたが・・・

続くサービスでなんとなんと・・・ダブルフォルト!

それこそ「流れ」をつかみ切れなかった・・・

試合は、その後 5-7 と逆転され、7-7 と追い付いて、7-8、8-8 とタイブレイクから結局は一歩及ばず敗退という結果でした。ここのところ積極的に JOP の大会にエントリーしていますが、連続 4 大会、1 回戦の対戦相手がトップジュニアとの対戦。全ての試合で、似たような展開です。ここぞ、というポイントで「流れ」がつかみ切れない・・・ただ、その後、ずるずると逆転されて、あっという間に敗戦するということはなくなり、何とか食い付いていく展開が多くなってきました。そこは評価できますが。

試合後、「第 10 ゲームでのボレーエース後のダブルフォルト・・・あれがポイントだったね~」と自ら反省していて、私の考えいる「流れ」のポイントと見方が一致してきたように思いますが。暫くはこうした結果が続くのかもしれません・・・

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テニスにおける「リズム」と「流れ」とは

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カテゴリー:テニスの技術 | タグ: , ,

先日、投稿記事、「伊達公子選手が言う「リズム」とか「流れ」って何だろう!?」を公開したのですが、その記事へ toyo さんから素晴らしいコメントを頂きました。掲載の許可を頂きましたので、私なりの解釈を入れながら改めて公開させて頂きましょう。投稿記事にする都合上、ちょっとだけコメントを編集していますが、内容に関しては全く変更していませんことをお断りしておきます。

昨日伊達さんと奈良さんの試合見てきました。
(中略)
1st の序盤から中盤にかけてはほとんどラリーがなく、伊達さんはリターンミス、ダブルフォルトが多く内容としてはいまひとつ。ただ、伊達さんが 1st セットにやり続けたのは、奈良さんのサービスゲームの 1st ポイントでのアタック(1st ポイントは 1st サービスが入ってもアタックしていました。)と 2nd サーブに対してのアタックです。ミスが出たとしてもこれだけは必ずチャレンジしていたように思います。

中盤以降、奈良さんのストロークが深くコントロールされ始め、それまでと比べて伊達さんはコートの後でプレーさせられることが多くなりました。4-5 のゲームでも伊達さんにしてはディフェンシブなプレーを強いられることが多かった。それでも奈良さんのセカンドサーブに対してはプレッシャーをかけ続け、攻められる場面ではとにかく拾い続け、最終的に「流れ」をものにしたと思います。

ここまでは、全日本テニス選手権での試合展開に関する toyo さんの感想ですね。ただ、「流れ」を意識されての感想になっていますので、伊達選手の展開に関しては、大いに参考になると思うのですが。コメントは続きます。というか、こっからが大切なところです。

さて、ここで私が思う「リズム」や「流れ」についてです。

リズムに関してはどんな選手も持っており、練習や試合のたびに良し悪しを感じるものだと思います。簡単に言うと「調子」や相手との「合性」だと思います。疲れや緊張などで自分の体のキレが悪ければ当然リズムも悪くなりますし、相手が上手ければ当然自分のリズムでプレーさせてはもらえないでしょう。

このリズムをよくするための方法は2つあると思います。一つはリズムをよくするために色んなことを試すテクニック的なこと。例えばスピンを増やす、スライスを混ぜるなど・・・もう一つは自分の得意パターンを徹底的に当てはめる。伊達さんの 1st セットの序盤からのアタックはこの後者のやり方になると思います。自分にあったリズムの取り戻し方を習得するべきだと思いますし、そのときのベストの方法を選択できるようになるべきだと思います。

上記に関しては、「リズム」に関しての内容ですが、明確な定義のもと、「リズム」を試合中にどうやって獲得するのかもアドバイスをくれています。「リズム」に対しての解釈は、人それぞれで構わないと思います。それよりも重要なことは、その「リズム」をどうやって獲得するのか、ということではないでしょうか。上記には、そのエッセンスが含まれています。

コメントは、「流れ」に関しても触れています。

もう一つ、「流れ」ですが、これは非常に難しい・・・それは「運」も絡んでいると思っているからです。実際、昨日の試合ではコートボールは全て(100% です)奈良さんに有利になっていました。(結果的には伊達さんが勝ちましたが・・・・)「流れ」は調子、戦術、メンタル、運などが全て絡みあって成り立っていると思います。さらに、相手がいるスポーツですから、自分の・・・だけではなく、相手の調子、戦術、メンタル、運との組合せだと思っています。全ての可能性を数学的に考えるとすごいことになってしまいます。なかなか理屈で説明するのは難しい。

これは私達のような外で見ている人間は簡単に言いますが、「流れ」をものにするのはそんなに簡単なことではありません。プレー中の選手が試合中に「流れ」なんていうものを頭で考えながらプレーしても決して流れはこないと思います。ただ、「流れ」が「自分にある」のか、「相手にある」のか、「どちらにもない」のか感じているはずです。自分にあるときはいつもは成功率が高くないショットが成功したり、当たり前のことが当たり前に出来る。相手にあるときは相手が予測できないショットを信じられないタイミングで打ってくる。や、当たり前のことをやっているとなぜかポイントが取れない、など・・・。

どちらにもないときは、ジュニアの場合はお互いにミスが多くてゲームが拮抗していることが多い。もちろんどちらも素晴らしいプレーをしている場合もありますが・・・。選手からすると、全く緊張感がないと感じるか、逆に拮抗している為にものすごい緊張感がある場合があると思います。

これらの感覚から、プレーしている本人は「流れ」を感じるものだと思っています。「いけそうだ!!!」や「まずいな・・・」などの感覚は実際に試合の流れとマッチしていると思います。その感覚がとても重要です。そういう感性がある選手と話をすると、こちらが見ている「流れ」を選手も感じ取っており、何かをする「きっかけ」やその方法が見ているものとマッチする場合が多いです。
ただ、大切なことは1回の成功や失敗で一喜一憂しないことです。これをやってしまうと何かを徹底することも、開き直ることも出来なくなってしまいます。

感覚を磨くことがすごく重要なことだと思います。さらに、決断力などを中心としたメンタリティ・・・・最後に「運」。どうやっても勝てなかった日というのもあると思います。よく外国の選手のスピーチに「今日は○○の日だった。」といったコメントがあるのはこのことをよくわかっているのだと思います。

「流れ」はどうやら簡単に解釈はできないもののようですね。私は「流れ」を自分のものにするのは「天性」のものと解釈したくないので、何とかその方法を模索したいのですが・・・「リズム」を自分のものにすれば、自然と「流れ」も自分になるような気もします。

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自信から確信へ変わった!全日本テニス選手権の伊達選手の優勝に想う

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カテゴリー:テニスの技術, 新しい考え方 | タグ:

「ニッケ全日本テニス選手権 83rd」の女子は、伊達公子選手の圧勝という形で終幕しましたね。素晴らしいメンタルと、それに伴う技は大いに刺激なったのではないでしょうか。私は、テレビ観戦でしたが、娘と何度も伊達選手にプレーに関して繰り返し、いろいろなことを会話しました。

そうした中で、これまで私個人がバスケットボールというまったく違った世界感だけで、「自信」を持って主張していた娘への「強いテニス」への項目の中で、「確信」へ変わった瞬間でもありました。また、これまでの私の主張で、半信半疑だったであろう娘は、少しは私の主張が理解できたようでした。

いくつかを御紹介しましょう。

やっても良いミスショットがある!

私は常日頃、長い試合の中で、ミスショットを「0」にすることは不可能である。だから、ミスショットに拘って、それを修正するために試合中に考え込まないこと。やっても良いミスショットだってある。特に、バスケのように無理なシュートをわざと実践して次のシュートを狙うという攻め方をテニスでも実践できるはず。

昨日、伊達選手の Unforced Error (単純なミスショットと記録されたショット) と瀬間選手のとを比べると、伊達選手のそれは、瀬間選手の 2 倍!つまり、記録上は、伊達選手のミスショットの方が圧倒的に多いわけです。しかし、攻めるテニスを実践している伊達選手の Unforced Error は、「攻める」姿勢の中でのショットであって、対戦相手(瀬間選手)に恐怖感を与え、更には狙いどころを絞らせなかった!

「攻めるテニス」を実践している時、ミスショットの発生はしょうがない!それよりも、試合中のミスショットを反省するのではなく、ミスショットでも対戦相手には効果的な場合もあると解釈すること。」

オンコートでのプレーを意識する!

伊達選手のライジング・・・どうもそのショットの素晴らしさばかりが注目されているようですが、私はそれよりも、「常にオンコート」からのテニスを心掛けている伊達選手の素晴らしさに感動しました。バスケットボールでは、「常に前に出る」ということが基本で(というより、ゴールが前にあるのですから止まっていては負けてしまう)、勝つためには、敵陣での攻撃量を多くするのが基本です。

しかし、娘のテニスを初めて観戦した時、ベースラインから外でのプレーが多いことに愕然として、「オンコートでプレーしなければ勝てない」と言い続けてきました・・・そのために、ネットプレーやライジングショットが必要になるはず、と考えていますが、まさに昨日の伊達選手のテニスは、そうした私の主張を立証してくれた!?と感じています。

メンタル面で、伊達選手は「常に攻める」ことを意識している。その結果として「オンコート」でのプレーが必然で、更にその結果としてライジングショットができたのでしょう。即ち、メンタル面での充実無くしてライジングショットを練習しても意味がない!攻めるテニス・・・この姿勢がなければ、ライジングショットどころかネットプレーもできないわけです。

ショットのスピードよりも展開のスピードを磨け!

パワーテニスとか速いショット・・・最近のラケットの技術の進歩によってそうしたテニススタイルが一般的になっているような気がします。スピン系のガットやパワーストローク用のガット・・・道具に拘ることは重要だと思っていますが、娘には、対戦相手のパワーやスピードは、試合中に慣れてくる。そんな事を追及するのではなく、試合の展開の速さに拘れ、と徹底して主張してきました。

本項目は、上記の「オンコート」とも関連していますが、バスケットボールでも「相手が油断している隙に、以下に速くゴールへ辿り着くかが勝負」と言われていることをテニス用にアレンジしているだけなのです。

テニスの場合、通常 3 つの打点がある。自分が得意とするショットの高さは、対戦相手のリターンがネットを越えて自陣に入ってきた時の最初の打点、コートでバウンドして高さが出てきた時に 2 度目の打点、そして、コートでバウンドして頂点に達し、落ちてきた時に 3 度目の打点・・・これが、私の理屈です。早い展開とは、3 度目の打点を狙うのではなく、2 度目や最初の打点を狙う!

昨日の瀬間選手は、ベースラインから私が主張する 3 度目の打点を狙っている。どんなにスピンを駆使しても、2 度目の打点を狙い撃ちする伊達選手(これがライジングショット)、1 度目の打点を狙う伊達選手(これがネットプレー)。瀬間選手は、圧倒されるだけで、パワーやスピードがあるとは決して言えない伊達選手に対し、「考えていたよりも速かった・・・完敗です」と言わしめた。

世界で戦うためには、どんなにパワーやスピードを鍛えても、黒人や白人にはかなわないのです。体のつくりが違うんですから。そんな事よりも、展開の速さを鍛える・・・私の主張は間違っていない!(できるかできないかは別問題ですのであしからず)

攻めるテニス

伊達選手に「守る」とか「ディフェンス」といった意識はないように見受けられます。当然、攻めるためには、ベースラインでのショットで「しのぐ」ということも必要だったとは思うのですが、全てのショットで「攻める」チャンスを覗っていたように見受けられます。

「コービー・ブライアント::Kobe Bean Bryant」というプロバスケット界の現在の現役での最高選手は、「ディフェンスとは、相手のボールを奪うためにするべきであって、ゴールを阻止するために守ることではない」と常に主張しています。私も全くの同感で、勝負の世界に「守る」という意識は必要ありません。攻めるテニス、攻めることを意識したテニス、更には攻めるためにつなぐテニス・・・決して「守るテニス」という概念は必要無し。

ちょっと哲学に近くなってしまいましたが・・・こうしたことが、私のテニス論の根底にあるわけです。

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伊達公子選手が言う「リズム」とか「流れ」って何だろう!?

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年11月13日 | 最終更新日:2008年11月29日
カテゴリー:テニスの技術 | タグ: , , ,

「ニッケ全日本テニス選手権 83rd」の準々決勝を、奈良くるみ選手に勝ってのブログが公開されました。「とにかく今日のプレーは自分なりにはあまりよくなかったけどそんな中でも勝ち切れてよかった・・・」と記述しています。そっか・・・調子は良くなかったんだ!

さて、そのブログに以下のような記述がありました。

ファーストセット終盤当たりからやっとボールと体のリズムが合い始めたのか動けるようになったかな。

伊達選手のブログやウェブページを熟読すると、いくつかのキーワードが浮かび上がってきます。一つは、上記で言っているような「リズム」ということ。そしてもう一つが「流れ」ということ。ライジンや戦略や戦術といったことが多くのウェブページで取り上げられているようですが、そんな事よりも、どうやら最も大切にしていることは、「リズム」と「流れ」なのかな、と思うようになってきました。

私なりの解釈は・・・

ストローカーがボレーやドライブボレーといった展開を試合中に多用する時、これは例え試合を有利に展開していたとしても、これは本来の「リズム」で戦ってはいない。また、試合中に「ここぞ」という時に、自分の得意とするプレーで気分よくリードを広げるといったことが「流れ」なのかな、と考えていますが、伊達選手の言っている 2 つのキーワードも同じだろうか・・・

とっても気になる今日この頃です。

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