仮想的身体運動:イメージするだけで疲れる・・・
公開日:2008年08月04日 | 最終更新日:2008年09月04日
カテゴリー:心理学をベースに | タグ: イメージトレーニング, インターハイ, バスケットボール, 月本洋
インターハイに甲子園!高校スポーツは、今真っ盛り。インターハイテニスは、本日は団体戦の準決勝、決勝ですね!全力を尽くして欲しいと思いますが。
私は昨日、NHK でひっそりと!?放送していたインターハイ男子バスケットボールにくぎ付けでした!福岡第一高校と延岡学園高校の九州勢同士の対決でした。私にとっては、新興勢力といったところでしょうか。両チームともに外国人留学生がプレーしていて、ちょっと違和感を感じましたが、最近では当たり前なんでしょうかね・・・
私が高校生の時は、やっぱり未だに王者の称号がふさわしい能代工業高校、首都圏からは京北高校と明大中野高校、日本海側の王者として北陸高校、西からは屈指の進学校、洛南高校、九州の雄として福岡大大濠高校、そして高校生時代に 3 年間完敗した茨城県の絶対王者、土浦日大高校・・・こんな高校がインターハイ常連校でした。なんだかとっても懐かしい。
さて、今年の決勝戦は、九州勢同士の対決で一進一退の攻防。最後に残り数秒でフリースローを得た福岡第一に同点になるチャンスがありましたが・・・全てのフリースローが宙をまい、残念ながら同点になる機を逸し延園高校の優勝という幕引きでした。
放送が終わって・・・とにかく疲れます。私は、中学、高校、そして大学でも体育会系のバスケットボール部に所属していたし、大学では関東学生リーグの 1 部でプレーしていたので、バスケットボールに関しては、ちょっと詳しい!それ故か選手の心理状態は解るし、プレーの難易度も解ります。我妻からは、テレビを見ながら「じっとしてみていられないの?」と怒鳴られるほど動きながら観戦しているようです。
遂に経験できなかったインターハイ決勝の舞台(って、随分と昔なのですが・・・)。テレビ観戦であろうと、自分がプレーしているように、自分のプレーが頭の中で走馬灯のように出現してしまって、知らないうちに体を動かしているようです。
ふっと我に返って・・・本ブログの投稿記事、「サウスポーの脳」に記述した内容を思い出しました・・・再度、下記に記述しておきましょう。
本書の土台になっているのは、イメージである。みなさんが目を閉じて想像するときに頭の中にできるあのイメージである。最近の脳科学の実験により、人間はイメージをするときに身体を動かしていることがわかった。私はこの事実を仮想的身体運動と呼び、「言葉の意味とは仮想的身体運動である」という理論(身体運動意味論)を提唱した。(出典:月本洋著「日本人の脳に主語はいらない」(講談社選書メチエ:2008年4月)
p.4)
テレビ観戦中、脳全開といった感じだったのでしょうね!とにかく疲れました。しかし、一つ気になったのですが、試合を観戦しながら、ちょっとしたフラストレーションがありました。スピードに不満があったし、速攻という攻撃にもドリブルが多過ぎるとか。自分だったらな~としきりに反省している自分がありました。結局は、大学で本格的にバスケットボールをやっていたわけですから、そのレベルでイメージしているとすると、やっぱり不満だったのでしょう。
ちょっとテニスへ無理やりつなげると、自分よりもはるかに優れている試合をたくさん観戦することが重要なのかもしれません。イメージもレベルアップする必要がありそうですね。
