日本選手はジュニアの時に強いのになぜプロになって通用しないのか?
公開日:2009年06月14日 | 最終更新日:2009年06月14日
カテゴリー:ジュニアテニス | タグ: ATP, WTA |
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とっても興味深い投稿記事を発見!それは、いつも拝読している「kids-tennis.com」の「kids-tennis.com::Kristina Mladenovic」という投稿記事。タイトルは英語のようですが、本部全て日本語ですから是非参考にして頂きたいのですが。
気になる内容とは、まさに本投稿記事のタイトルである「日本選手はジュニアの時に強いのになぜプロになって通用しないのか?」ということに関するブログオーナーの所感。ちょっと引用してみましょうね。
- 世界中で数百万人くらいのジュニアがグランドスラムを目指して頑張っているという事実を知ること。
- 国内トップになったとしても「日本」という国はグランドスラムに男女合わせて2名くらいが本戦入りし、上位へは中々行けない国であることの自覚をきっちりすること。
- ITF がデビスカップやフェドカップを盛り上げる為に16歳以下、14歳以下の国別対抗戦を行なっていますが、16歳以下などもはや一流選手予備軍は出るはずも無く、よって日本チームは結構世界でも上位へ行けるという事実。
- ITF 18 歳以下のランキングやグランドスラムジュニアもそういったことが言え、賞金の出ないジュニア大会に興味を示さない有望選手は ATP、WTA を目標にしているという事実。
上記がスラッと書かれていますが、こうした現実をどこまで認識してやっているかということでしょうね。日本選手の例をあげながら、以下のような指摘されているのは、ショッキング。
やはりどこかでブレーキがかかるのか、それともそもそもジュニアの時代は勝ててもグランドスラムレベルをするすると登るようなテニスではなかったのか…。んんん… 難しいねえ。
これは、周囲の日本人、特にテニスに関わっていない人達の方が良く理解しているはず!と私は思うのですが。日本人は、どっかで「世界で活躍したって、日本での活躍がなければ意味がない!」とどっかで感じている、と思うのであって、表立ってブレーキをかけないまでも、どうしてもそうした「見えないブレーキ」を掛けられている・・・
そしてさらっと、痛烈な指摘をされていますね!
僕が一ついえることは、国内のクラブでジュニアを熱心に教えるコーチは日本にたくさんいるけども、そこからしっかり計画を立てて育成しながら日本や世界を回るツアーコーチが日本にはあまりいないかなあ。
これはかなり難しいことで、指導力も海外経験もいるしお金もかかる。協会の遠征はほんのちょっとだし、個人の力ではかなり難しい。
しかしこれを 14 ~ 18 歳くらいの間でやらねばやはり世界の伸びて行く選手には追いつかないと思います。… 個人的感想ながら。
さぁ~どうする日本・・・

2009年6月15日(12:26 AM)
松島さんの言っていることは、まさに!そうだと思います。
ジュニアの日本チャンピョンになる道は見えても(なれると言っているわけではありません)、世界へどのように出ていくのか私にはまだ見えません。
うちのテニスクラブからも、日本チャンピョンは何人かいますが、大人の大会へシフトし、世界へ出た選手がまだいないし、どの試合に出て、海外をどのようにまわれば良いのか?
コーチ、テニスクラブにはその点をはっきりしてもらい、サポート体制をしっかりしてもらいたいです。
その点、S津は、プロの選手を何人も育てているし、オーナーのKコーチと話をさせていただいても、明確なビジョンが見えるので、いいですね!
プロになりたい、世界に出たいと言っている我が子に、親としてどんなサポートをすれば良いのか迷いますね!
もちろん、世界に通用する実力をつけることは、大前提で、我が子は、まだまだその域に達していないことも分かっていますが!
日本選手がグランドスラム本戦で活躍するようになれば、マスコミの取り上げ方も、いまより高くなるし、ジュニアのためにも、日本選手(プロ)には頑張ってもらいたいですよね(*^^*)
2009年6月15日(12:50 AM)
星香さん
千葉でテニスをやっていると(というか、私がやっているわけではありませんが・・・)日本のレベルは明確に見えてきますよね。ところが、世界となるとどうもぼやけてしまう・・・どうも日本では、結果をもって計画とするようなところがあるような気がしてならないんですよね。
北島康介選手の監督、平井コーチが「康介には、全国中学生大会で優勝して欲しくなかったし、新記録なんて出して欲しくなかった。そんなことで、マスコミの注目を集めたくなかった。何といっても、今はオリンピックで金メダルへの道を進んで欲しいから」と考えていたそうです。テニス界にもそうした監督やコーチが出現してくれると良いですね。
2009年6月16日(2:14 AM)
もっぱら観戦専門の親歴10数年です。
アメリカのジュニア達を含め、プロを目指すと言っていたジュニア達を沢山みてきて、実際にプロになった子たちを見ていると、その個人的な資質および親や周りのサポートの大きさは否定できません。日本のジュニアが世界に何故通用しないのかという話も、これまでずっと聞いてきましたが、全く外野席の立場からの素直な感想を言わせてもらうと、
1.ホントに日本のテニス界は、世界を目指す気があるのか?
一応、経済大国といわれている日本ですが、スポーツ界に
おいて、アイドルを作って芸能ネタにする以外に、スポーツ
を発展させる術を持っていないのではないかと思われるよう
なスポーツビジネスに対する戦略のなさ。未だにオムニコー
とだらけの日本。でも、テニス人口がこれだけある国という
のは珍しく、それを考えると、業界として、いくらでも、
対策は考えられると思うんですが。。。目先のことしか見え
ないんでしょうかね?セルビアをあげるまでもなく、日本よ
り経済も政治の状況も厳しい国々から、トップ選手が出てき
ていることを考えると、これは、経済の問題ではなく、その
ビジョンを描ける人がいないということではないのでしょう
か?
2.テニスのことをマジメにかける人、読者に媚を売らずに情報
を提供できる人材を育てるスポーツメディアがない。
仲良しテニス業界は、過去の人達を大事にする傾向があるよ
うですが、内容的に、世界レベルなのかなぁ、これ、と思う
ような企画が多いような気がします。スポーツ記事として、
がつんと来るような読み物も少ないですしね。
3.本人、コーチ、関係者が周りに頼りすぎ。環境のせいにした
り、協会のせいにしたり。「何年、それ、言い続けてるん
ですか?」と聞きたい。ロシアやベラルーシなどから、アメ
リカに来ている選手達と接触することもありますが、みんな
その環境を得るための努力はすごいですよ。親がクラブや
コーチと、訛の強い英語で交渉している現場も見たことが
ありますが、こういう親が、日本にどれだけいるのでしょう
か?そのメンタリティを持って、コミットして世界を目指す
数も、もしかしたら、決定的に違うのではないでしょうか?
対策として考えられるのは、プロを生める環境を作るため
の仕組みを、たとえば5年、10年にわたって作るビジョ
ンを描き、海外との提携や人材育成をしっかりしていくこ
と。単に、何とか協会を作って、海外遠征に行きますみた
いなのではなく、しっかりとした具体的な目標を作ること
ではないかと思います。たとえば、今、ジュニアでテニス
をしている子達が、大人になった時、テニスに関わる仕事
につくことが出来る環境であったり、海外の大学へテニス
留学するパイプがあって、そこでスポーツビジネスについ
て学んだり、そういうことも長い目で見て、大事なことだ
と思います。
何だか、それぞれがいつも勝手な意見を言って、それが
ずっと続いているっていうのは、もう止めて、みんなが
本気でやれば、出来ることだと思うんですよね。
そのお手本が、中国だったりするわけで。
長々と書いてしまいました。m(__)m
あとジュニアテニスに関われるのは2年なんですが、
その間に、何かきっかけになるような企画を始めたいな
と、海のこっちでずっと考えてるもんで。
お邪魔しました~。
2009年6月16日(8:58 AM)
かっぱ@ロスさん
コメント有難うございます。素晴らしい御指摘だと思います(って、頂きます!ブログの本文で使わせて頂きます。)テニス界の動きをみていると、「結局は日本からは無理だよ」とどっかで考えているんじゃないと感じてしまいますね。
結局は、私がブログで話をしたって本気になってくれる人なんていないから、吠えているんですけどね・・・素人の私には、そんなことしかできませんから。
2009年6月19日(3:17 PM)
日本人は身体能力的に欧米人との差があります。
それを判っているから低年齢からハードワークする。
その為、低年齢では勝てるが欧米人がテニスに本気になってくると
肉体的な差が歴然と出てくる。そうすると殆どの場合が抜かれてしまう。
杉山選手、伊達選手、その他活躍している中国選手は欧米女性にない脚力や彼女達特別なセンスがあります。アジア人の中ではアスリートとしてもトップクラスでしょう。恐らく他のスポーツでもそれなりの活躍が出来たと思います。
非力で小柄な日本人が早く欧米人相手にでも勝てるようなトレーニング方法が編み出されれば良いのですが。。。
因みに一流選手を輩出している海外スクールでも適当な練習をしているところは多くあり、単にそこに入ったからといってレベルが上がる訳でもないです。
アメリカの場合は小学生の間にハイスクールまでの勉強を終えて、テニスに集中出来る環境を整えている子達も居ますが、それは日本の義務教育上無理ですよ。そういった環境の違いもあるので日本で世界を目指すのは難しいです。
プレーヤーやコーチの責任ばかりではありませんのであまり責めると可愛そうです。
2009年6月20日(5:47 AM)
●△●さん
身体的な非力さは、残念ながら認めざるおえないのですが、バスケやバレーほどではないと信じたいので、まだまだテニスの場合はチャンスがあると思うんですよね。また、身体的な問題であれば、成長が遅いジュニアの時代こそ不利だと思うのですが・・・
また、「日本の義務教育上無理」というのも納得ですね。テニスのできる環境という点では、思い当たる節がありますので、別の投稿記事にしたいと思います。