ランキング制度:いつから、どのランキング制度に着目するのか・・・

公開日:2008年11月23日 | 最終更新日:2008年11月23日
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2 Comments »

娘、15 歳・・・とても微妙な年齢になってきました。先日、あるご父兄から、「ジュニアの大会は卒業させます・・・」という話をお聞きしました。しかも、我が娘より 1 歳年下の中学 2 年生。意外なお話だったのでちょっと驚きました。当然ですが、ジュニアの大会に出場しなければいわゆるランキングが下がり、出場したい大会にはエントリーさえ難しくなってくるのですが・・・

私はよく娘とは、以下のランキングに関して話をします。

  • 関東ジュニアランキング
  • ITF ジュニアランキング
  • JTA ランキング
  • WTA/ATP ランキング

そうなんです。こんなにランキングの種類があるのです。「関東ジュニアランキング」は、多分関東に在住のジュニアテニスプレーヤとしては最も多くのジュニア選手が注目しているランキングでしょう。18 歳以下の関東テニス協会に所属しているジュニア選手が獲得できるランキングです。当然ですが、このランキングを参考にシード選手が決定されますし、大会によっては足切りの参考にもされる重要なランキングシステムです。

2 番目の「ITF ジュニアランキング」は、世界で統一されているジュニアのためのランキングシステムです。世界共通のポイント制度で、世界で戦うためには、最も注目すべきランキングシステムでしょう。18 歳以下のジュニアが原則ですが、13 歳以上にならないと大会へのエントリーができません。世界中で大会が開催されていて、日本でも「兵庫国際ジュニア I & II」、「埼玉国際ジュニア」、「世界スーパージュニア」、「ジャパンオープンジュニア」の 5 大会がこのジュニアランキングのポイントを獲得できます。

3 番目の「JTA ランキング」は、日本人として注目されているランキングで JOP とか JTT といった大会でポイントを獲得できます。プロテニスプレーヤーになるためには、「JTA ランキング」で 50 位以内になる必要があると聞いたことがあります。即ち、このランキングが日本人にとっては重要です。全てのテニスプレーヤが獲得できるランキングですから、大会によっては、主婦の方や中学生や小学生のエントリーもあって、いろどりどりの選手層が参加しています。毎週、全国のどっかで大会が開催されています。ちなみに、「JTA ランキング」の男子のトップは、錦織圭選手、女子は杉山愛選手です。プロのツアー大会での戦績も「JTA ランキング」に反映される仕組みになっていますので、日本の大会にエントリーしていなくともポイントを獲得できるのが特徴です。

最後に「WTA/ATP ランキング」。これを知らない方はいないと思いますが、重要なことは 15 歳以上にならないと大会へのエントリーができません。まさしく、このランキングが世界で戦うためには最も重要です。世界のプロテニスプレーヤは、このランキングの動きに一喜一憂するわけですね!このランキングで 100 以内になっていないと、グランドスラムへの出場はできないわけです。

上記以外でも、高校生向けのランキングや、日本テニス協会が独自の方法で「ナショナルランキング」なんていうものを持っているようですが、その仕組みに関しては公開されていないようです(間違って理解しているかもしれませんが・・・)

いづれにしても、テニスプレーヤとしては、最終的には「WTA/ATP ランキング」を獲得したいというのが通常の目標ではないでしょうか。重要なことは、このポイントは 15 歳以上になれば獲得するチャンスがある、ということ。そうなんです!中学 3 年生から獲得するチャンスがあるわけです。当然ですが、エントリーする選手は、全国のトップレベルの選手ばかり。簡単にポイントを獲得できるような大会ではありませんが・・・

ただ、「JTA ランキング」を獲得して、上位へランキングされるとワイルドカードを獲得できたり、予選からの参戦が可能になったりと、「WTA/ATP ランキング」獲得のために、「JTA ランキング」を獲得していくという方法もありそうです。ただ、「関東ジュニアランキング」や「ITF ジュニアランキング」を獲得しても、「JTA ランキング」とはまったく関係がありませんから、ジュニアの大会でランキングを上げるよりも、「JTA ランキング」の獲得に終始するジュニアが存在しておかしくはないようです。

ただ、「ITF ジュニアランキング」の上位に位置するジュニア選手は、「WTA/ATP」が主催する大会へのワイルドカードが獲得できるケースもありますから、「ITF ジュニアランキング」に注目するのも一つの手段でしょう。

中学 2 年生で「関東ジュニアランキング」を捨てるジュニア選手。中学 3 年生になって、「JTA ランキング」だけを狙っての大会エントリーを続けるジュニア選手。海外転戦のみで「ITF ジュニアランキング」の上位に位置して、プロへの大会へのエントリーを狙う選手・・・一つのターニングポイントが、「WTA/ATP ランキング」を獲得できる 15 歳という年齢。

我が家では、基本的にはジュニアランキングも重要、というより、ジュニアのランキングよりも「今、何が必要か」を考えていますが、ランキングが獲得できないと「必要なこと」も出来なくなるので、なかなか難しい判断です。

投稿記事の “ランキング制度:いつから、どのランキング制度に着目するのか・・・” へ 2 つのコメントがあります。

  1. 濱浦 さんのコメント:

    Zerocoolさん

    ”ジュニアのランキングよりも「今、何が必要か」を考えていますが、ランキングが獲得できないと「必要なこと」も出来なくなるので、なかなか難しい判断です。” 私もそう思います。

    ランキングは必ず後から(結果の)ついてくる物なので、テニスのレベルを上げる事が最重要だと思います。ただし、自分が目標とする大会を定めてそれに参加できる最低線のランキングは確保する必要はあります。(最低線は知っておいた方がよいですね)

    ジュニアランキングに関しては、選手と親とコーチ(特に親)の価値観に大きく左右される事になると思います。自分達の取り組みや向いている方向に自信と確信がないと、どうしてもランキングだけが基準になってしまいがちです。特にジュニアランキングの場合はただの自己満足や親の見栄に終わる事も少なくありませんので、目標をしっかり持ってテニスに取り組んで欲しいと思います。

    他方、現実から目をそらすためにジュニアランキングは関係ないと考えてしまうケースもありますので、そのあたりの判断も必要です。 

    テニスは優勝劣敗がハッキリしているスポーツですから、
    現実を常に意識しておく必要があると思います。

  2. Zero Cool さんのコメント:

    濱浦さん
    アドバイス、ありがとうございます。当初は、ランキング制度は実力を知る上で大変重要だと考えていて、何でもかんでも大会にエントリーしていました。ところが、ランキングばかりを注視するあめり、本来やらなければいけないことや修正すべきことに時間が取れなかった・・・これは、多分、親の責任だと思っています。御指摘の通り、「親の価値観」で振り回していた感がありますね。

    本人の目標をこの夏しっかりと話しあって、何がしたいのか、どの大会に標準を合わせるのか、そしてそのためのランキングも確認しました。そうしたことに気が付くまでに3年も掛ってしまった・・・(ちょっと長過ぎた、と感じています)

    テニスで進学を決めたわけですから、現実から目を背けることは既にできないはず・・・なのですが、本人はどう考えているのか・・・悩みは尽きません・・・

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