テニスプレーヤとして大学へ行くリスク
公開日:2008年11月19日 | 最終更新日:2008年11月20日
カテゴリー:新しい考え方 | タグ: インターハイ, 大学テニス, 高校進学 |
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【追記:2008 年 11 月 20 日】
何と・・・下記の投稿記事に対して、濱浦貴光氏自身からコメントを頂きました!(感動!)嬉しいですね~こうしたコメントを頂けるのは。そして、今朝、更に驚きの投稿記事が!それは、「濱浦貴光 公式ブログ::進路の選択・・・その2・・」と題して、何と本ブログが紹介されています。ちょっと照れますね~しかし、3 年前に違った形でブログを始めて、こうしたコメントや投稿記事が公開されるまでになった、ということにちょっと誇らしく思っています。
自身の他のスポーツでの経験や現在のビジネスの世界での経験を通じて、非常に厳しい視点から、かなり本質を捉えた内容
特に、上記のようなご指摘を頂けるのは、まさに「狙っているところ」ですので、我が意を得たりの気分です。
【オリジナル投稿記事】
「濱浦貴光 公式ブログ::進路の選択・・・」という投稿記事が公開されましたね!とっても興味深く拝読しました。というのは、インターハイでシングルス、ダブルス、団体戦の 3 冠を達成した高校 3 年生、守屋宏紀選手に関して記述され、更には進学に関する内容になっているから。私は、本ブログの投稿記事で、「大学卒のテニスプレーヤ」を公開していて、大学を卒業してからのプロ選手にとても興味があるので(ちょっと大袈裟だな・・・)。
特に気になる内容は以下の通り。
一般的にはリスクのある選択になる(これはプロになるということでしょうか!?)かもしれませんが、テニス選手として考えた場合、大学に行く事のリスクも非常に高いと思います。非難を承知で言えば、少なくとも男子の場合、大学に行きながら、ワールドクラスの選手になるというのは殆どノーチャンスです。
重要なことは、ワールドクラスという一文であって、大学進学のリスクをプロテニスプレーヤになることと指摘はしていません。それでも、ちょっと気になるのは、野球やサッカーでは、きちっと学校教育を終了してからでも十分にワールドクラスで通用するのに、なぜテニスはそうならないのでしょうか・・・いまだにそこが引っ掛かる!
更に上記の投稿記事は興味をそそります。
文武両道は大切な事だと思いますし、何より美しい言葉です。しかし、テニスの世界においては限られた枠の中(高校・大学)だけでしか通用しない事も現実です。高校や大学で指導しながら、「我々は世界を目指す」という指導者がいれば、その言や良し!
我が娘・・・それこそ数ヶ月前に大声で叫んだ「文武両道」と言う言葉(今は、この美しき言葉は娘の頭からは吹っ飛んでいる・・・)高校や大学で世界を目指す指導者は皆無!?これはちょっと寂しいですね。ただ、真実は真実として認めざるおえませんが。
テニスに限らず、他のスポーツでも、残念ながらビジネスの世界でも「世界」とか「グローバル」という言葉を聞いただけで、「私には無理」、「我々には無理」と最初からあきらめムードなのは日本独特の風土のような気がしますが。もっと、世界は身近です。努力をする必要はありますが、手が届かない世界ではないのです。我々日本人は、もっと自信を持って世界を相手にすることがまずは重要な気がしますが・・・
更に・・・投稿記事は続きます。
今後、高校・大学(インハイ・インカレ)に進む選手と、通信教育課程を履修して、テニスを中心の生活を送る選手の2極化が進んでいくと考えます。錦織選手の登場により、「インターハイから世界へ!」という掛け声をかける時代は、確実に終わりを告げました。
学校のテニス部関係者は、上記をどうとらえるのでしょう!?私個人としては、反論して欲しいのですが、残念ながら多くの学校での指導者は同意してしまうのかな・・・ある高校のテニス部監督が、「高校、大学できちっとテニス部で活躍して、地元に教員としてテニスを教えに戻って来てくれれば良いのだけど・・・」と話をされていたのを思い出します。
高校や大学進学前の選手やご父兄は、とても揺れやすい心理状態にあると思います。ですから指導者は、彼らに現実的な進路の設定をアドバイスする必要があると思います。そして、明確な目標を与える。
高校進学を前に、我が家も揺れました!娘に、一般受験で高校進学させるのか、それともテニスで進学させるのか・・・本人も悩みました。結局は、テニスでの進学を決め、既に来年のインターハイが視野に入っている・・・(出場するということではありませんので、あしからず!)
私は、何度か触れていますが、中学生の頃は、バスケットボール界ではちょっとは有名でした。いくつかの高校から、バスケットボールでの入学の誘いもありました。しかし、最終的には一般受験で、世間でいう進学校へ進学という道を辿りました。当然ですが、進学校ですから部活が盛んなわけはなく、勉強に集中するように指導されたのは言うまでもありません。
実弟は逆に、野球という世界で高校も大学も推薦入学。甲子園にも登場した選手でした。実弟はきっぱり大学卒業を機に野球の世界から社会人へと転身。今や社内でもトップクラスの業績を挙げているようです。私は、社会人としては、一般的には成功していると解釈されているようですが、未だにバスケットボールに未練がある・・・今更、自分がバスケットボールをやろうとは思いませんが、監督やコーチといったポジションにはちょっと興味がある!誘われたら、今の仕事を捨てそうで怖い・・・
正解のない道ですから、悔いが残らないようにしたいと考えてはいますが・・・前例のない成功、ということもありますから、それぞれに選択して欲しいと願っています。

2008年11月19日(1:12 PM)
守屋君の話題、僕も読みましたが、進路はどうするのかナァ・・ちょっと気になりますね。この所の頑張り具合は将来を大いに期待させますが・・。「大学」と言う道もありますが、大学のテニス部はそれはそれで1年生等やらねばならないこともあるし、プロへ一直線とはなかなか行かないようなところもありそうですね。
テニス(特に男子は)世界の層が厚く、本当に弱肉強食の世界のようですね。ワールドクラスと言うのは、たぶん世界のトップ100以内ということで考えると、ここに行き着くのはとてつもない棘の道なのでしょう。
そのあたりは個人種目で、特に技術の要素が強く、教えるのも一対一(プライベート練習)が一番良いテニスは、野球やサッカー等団体種目とはかなり違うのではないでしょうか?
日本の大学のコーチの中にも、予選のワイルドカードを得ようと、選手を4大大会に連れて行ったりと、努力もしていますが、やはり厳しいのが現実ですね。
濱浦コーチの言う、「2極化」はこれからどんどん進むかもしれませんね。
錦織選手を育てていた米沢コーチも新しいチームを立ち上げ、選手を年間4,5ヶ月海外遠征させるとしていますね。こうなると、もはや学校テニスに関わることは不可能ですしね。
http://www.teamyonezawa.com/Team_Yonezawa/Project.html
ワールドクラスのテニス選手育成と言うのは、ほんと大変なんですね。
でも、伊達さんのような学校から伸びた選手もいるし・・・・
それぞれの選手、親御さんの考えで、自ら道を見つけ出していくしかないんでしょうね。
2008年11月19日(2:06 PM)
どうもテニスの世界というのは、早くから海外を転戦させないと成功しないような言い方をしますよね!?結局は、「日本でテニスをやっていたら、コーチ等の指導者が未熟だからワールドクラスは無理ですよ、って暴露しているようにも聞こえるのですが・・・
ヨーロッパは、嫌でも国境の感覚が希薄だし、アメリカは、アメリカだけで世界を牛耳っているように感じている・・・そうした諸国に風穴を空けてやろう、って勢いのある若い指導者が見当たらないんですよね・・・それが残念で残念で・・・
ただ、部活、特に男子は、先日の柳川高校の事件で明らかになりましたが、先輩後輩の強い文化はまだ残っているようですね。これでは、ワールドクラスにはなれませんよね・・・
2008年11月19日(6:53 PM)
Zerocool様 亀の子iwa様
いつもありがとうございます。 濱浦です。
指導力の問題というより、システムの問題があると思うのです。
私は大学に行きながらワールドクラス(ATP100位以内)の”実力”をつけることは可能だと思っています。少なくとも不可能ではない。しかし、ランキングのシステム上、100番に入る為のポイント数を獲得する事は、学校に行きながらでは、現実的には届かない数字ではないかと思います。ポイントは1年で消えてしまうので、上手く強くなるタイミングとランキングを上げるタイミングと卒業のタイミングが重なれば、大卒でワールドクラスも不可能ではありません。(1~2年生で強くなれば、退学してプロ転向を後押しすると言っている勇気ある指導者の方もいます)
高校の場合は、夏の総体に出るには必ず5~7月の県予選に出場しなければならず、そうすると全仏や全英を中心とする欧州でのトップレベルの試合に出場するのが難しくなる(もしくは出るだけ・・・)というのは、現在日本のトップジュニア達が直面している問題です。40日ルールというものもありますので、やはり2極化は進んでいくものと思われます。
ただ、女子選手の場合は、インターハイからプロへと言う可能性は、まだまだ残されていると思います。(というか、どんな可能性も否定するべきではないですね。)
野球とサッカーの場合は、一つには国内の競技レベルが非常に高い事、甲子園大会や冬の選手権のようなスタジアムが満員で埋まる大会というのは、世界でも類を観ないと思います。(NCAAの4大ボウル位でしょうか?)クリアするべきハードルが非常に高い事は、選手と指導者のレベルを必然的に高くしていると思います。
私は、指導者には”世界を目指す”という気概が本当に必要だと思います、同時に、具体的にその”世界への道”へ導く(少なくとも方向だけは)ロジカルな知性も必要だと考えます。そして、ロジカルに考えて難しい事は、長期的には選手の目標がぼやけてしまい、本来到達できるレベルにもたどり着けないような気がしています。
ドラフトや海外移籍というシステムはテニスの場合ありません。
テニスはゲームの仕組みも、ランキングを上げる仕組みも、コツコツと作業を積み重ねていくしかないなとこうやって書きながら改めて実感しています。
PS このようなやり取りを通じて、自分の考えを更に磨ける機会を
与えられている事に感謝いたします。
娘さん、がんばって欲しいです。凄くそう思います。
濱浦 貴光
2008年11月19日(7:13 PM)
濱浦さん
直々にコメント有難うございます。いつも大変興味深い内容の投稿記事には本当に関心させられます。私は、ビジネスで世界を転戦しているので、テニスとはちょっと違った見方ができると信じていますが、もっともっと世界を指導者の方々が知って、「日本でもできる」といった自信を身につけて欲しいんですよね・・・これは、テニスに限ったことではありませんが・・・
上記コメントから、やはりランキングの仕組みは大きなウェイトを占めているんですね!ランキングに関しては、ちょっと私も思うところがあるのでいずれ投稿記事にしたいと思っていますが・・・
こうした貴重なコメントをいったいどれ位のテニス人、特にジュニアや学生テニスの選手が閲覧しているのかな、と最近真剣に考えています。
自信を持って「日本人」としてテニスで勝利して欲しいと真剣に願っています。
2008年11月23日(4:45 PM)
コメントが遅くなりまして・・・
携帯(ミクシイ)の方から閲覧は出来ますが、書き込みが出来ない。。。
なかなかパソコンを立ち上げられずに。
テニスプレーヤーにとっての進路!
難しいですよね!
私は本当に強かったら、そして昼間十分な練習環境や、海外の試合に出られるサポート体制があれば、高校は通信で勉強し、世界を目指したらいいと思います。
本当に強い・・・私がイメージするのは国内の全国大会では、常に優勝にからみ、大人の大会に出ても十分勝ちあがれる。。
残念ながら、わが子はまだまだその域には達していません。
アメリカでは、テニスで入学した大学生の選手で、世界ランキング100位以内に入るような選手もいると聞いたことが。
日本の大学では、それが出来ないのは世界ランキングをとれる大会が身近に少ないせいなのか?
大学の試合や1.2年生の仕事、部活に出なくてはならず、海外を回れないから?なのか?
今のところ、テニスで高校に入学し、普段の練習でも公欠がとれる学校に入り、海外の試合や日本の大会を回りらせたいと思っています。
出来る範囲で高校の試合にも出るようになるでしょうが、個人のスケジュールを優先してくれる学校に入ろうと思っていますが。
45日ルールがありますが。
高校生になったときに、世界を回れるくらい強くなっていてほしい。
が、どうなりますか??
うーん。。。
ただ、私の基本にある考え方は、大学は大人になってからでもやる気さえあれば入学、卒業が出来るということ。
何歳になっても、学ぶことは出来るが、テニス選手として活躍出来る年齢はそう長くないと思います。(伊達さんみたいな例はあるけど。。。)
子供を二人生んでから、通信制大学に入学し卒業した私ですので、そう実感しています。
さてどうなりますか???
2008年11月23日(4:50 PM)
ちなみに・・・
守屋君、W大を蹴ってプロになるんですよね。
今年の高3で、4人プロになる予定の選手を聞いています。
身近な選手がプロになる!
本当に活躍を楽しみにしています。。。
みんな、がんばって!!
2008年11月23日(9:23 PM)
星香さん
私も、勉学はいくらでもチャンスがあると思っているんですよね~(どうやら世間ではそう考えていないようですが・・・)最近では、社会人大学と言って、夕刻から授業が始まる大学もあるんですから。
テニスに限らず、もっとスポーツに関して理解されるようになると良いのですが・・・どうも日本はそうした文化がなかなか育たないのは本当に残念です。
守屋選手はプロになるんですね!応援していきたいと思っていますが、順調に育って欲しいと願うばかりです。
追伸:Mixiから閲覧はできるが書き込みできない・・・ちょっと詳細を教えて頂けると嬉しのですが。携帯電話には、全て(書き込みを含めて)対応済みと思っているのですが・・・
2009年10月11日(4:57 PM)
万が一のことを考えて大学卒業資格は取得しておいた方がいいと思いますけど。
昔はともかく、今は高卒では悲惨としかいいようがありません。だから、
テニスばかりでなく、通信制大学でもいいから勉強はしておいて損はないと
思います。いわゆる「保険」だと考えればよろしいかと思います。それに
日本人は早熟タイプではないと思いますし、心身とも成熟するのはむしろ
30歳すぎかもしれません。伊達さんだって復帰していきなり全日本選手権優勝して四大大会に挑戦しているのはご存知の通りですよね。
僕からはそれしか申し上げようがありません。