テニスプレーヤー、3 年間で 17,234 名減少!

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年09月10日 | 最終更新日:2008年09月10日
カテゴリー:戯言 | タグ:

中学 3 年生の次女は、順調に!?いけば来年は高校生!受験科目でテニスを選定することを本人が決めましたから、きっちりとテニスに没頭して頂きましょう。結局は、テニスで高校へ進学することを決めた、というだけのことですが。

高校生といえば、やっぱりインターハイ!多くの競技で「夢」の祭典であるインターハイの出場を目指すのでしょうね。私が高校生の時にも、目指せインターハイ出場を掲げて、日々練習に没頭していました、バスケットボールでしたけど。

そうした中、ちょっと気になる「08全国高体連テニス部環境調査分析結果」というタイトルのレポートを発見しました。全国の高校に限っての調査ですから、このレポートだけではテニス業界を判断するわけにはいかないでしょうけど、それでもテニス界を垣間見るには良い資料なのではないでしょうか。

分析結果として、以下のような結論が・・・

  • 昨年 (2007 年) より男子加盟校が 106 校の減、女子加盟校が 149 校の減。
  • 加盟校数が減少したのは、調査を始めて以来初めてのこと。数字としては 2003 年度とほぼ同じレベルになった。
  • 登録者数は一昨年度から続けて減少。昨年より男女計で 4,351 名の減、三年間では 17,234 名の減少となっている。
  • 初めてすべての地区で、男女とも、加盟校・登録者数ともに減少した。
  • 少子化やそれに伴う学校統廃合の続く時期ではあるが、各地域・各都道府県で工夫・努力して、減少傾向に歯止めをしたい。

上記の分析は、あくまでも「全国高等学校体育連盟テニス部」に絞った分析結果ですので、ひょっとするとテニス界としては参考程度なのかもしれませんが、それでも 17,234 名の減少ということは、血気盛んな高校生テニスプレーヤーが激減しているということになるのでしょう。

「各地域・各都道府県で工夫・努力して、減少傾向に歯止め」って、具体的にどうするのでしょうか。具体策のない分析ほど意味のないものはありませんから。

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スコア分析

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年09月10日 | 最終更新日:2008年09月10日
カテゴリー:練習 | タグ:

以前、他のブログで「テニスのスコアカード」に関して記述したことがあるのですが、どうやらテニスにはオフィシャルなスコアカードとか、スコアボードっていうのがないようです。提案されている定型フォーマットはあるようですが、それがどの試合でも利用されているということではないらしいんですよね。私のこの理解は正しいのか未だに解っていませんが・・・

私は、長年バスケットボールをやっていたので、スコアブックというのがあって、それこそバスケットボールをやっている選手や関係者は、その点け方や見方は知っています。野球でも同様にスコアブックってありますよね・・・

そんな事は、さておき、先週末のマッチ錬。ちょっと最近の次女の試合内容が激変しているので、久しぶりにスコアを記録してみました。

  • 本当に激変しているのか?
  • ネットプレーが多くなっているという感覚は正しいのか?
  • ポイントでリードした時、自分のサービスはどうなっているのか?

上記 3 点を目的として、スコアを追って、帰宅後に集計分析をしてみました。私は、大学での専門が統計学なので、データさえあれば、集計や分析は得意!?です。

データをとったのは、男子との試合。ゲームは、1 セットマッチのノーアドバンテージ方式で実施されました。結果は、7-5 で勝利しました。上記 3 点が目的なので、エース級のショットでも、かすかにラケットにあたった場合は、「Unforced Error」として記録しました。

全体の内容としては、トップスピンを交えて、イージーミスの少ない試合展開でしたが、感覚としては、ネットプレーが少なく、ダブルフォルトが多い、という感じでしたが。

データを集計すると・・・

ポイントは、全てで 75 ポイントが動きました。その内、ネットプレーが 13!6 つがウィナー、5 つがミス(ネットやフォルト)、2 つがパッシングショットで対戦相手にエースを奪われています。つまり、ネットプレーの成功率は、46% ほど。特に、対戦相手のサービスをブレイクした次の自分のサービスでネットを絡めたプレーが多くなっている!ダブルフォルトは、多いと感じていましたが、3 つしかありませんでした。2 つ連続でダブルフォルトをやったので、私の印象としては、「多い」と感じてしまったのでしょう。

こうしてデータを集計してみると、まさにこれまでの試合内容とは、まったく違っている、再認識できます。リードした時の爆発的な強さはまだないというデータの結果ですが、間違いなく「激変」している。ただ、ちょっと少ないな、と感じていたネットプレーが、13 って多いのか少ないのか・・・基準がないので全く判断のしようがありません。

試合終了後に、「無理なネットプレーがあった」と指摘されて反省していましたが、上記のデータからも、もうちょっとネットプレーの成功率を上げる必要があるのでしょう。それでも、今更ですが、次女は、やっと「自分のテニス」を見つけたようでした・・・

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米村知子選手の「越えなくてはいけない壁」とは

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年09月08日 | 最終更新日:2008年09月08日
カテゴリー:戯言 | タグ: , ,

テニス関連のブログやウェブページは、以前はとにかく嫌というほど閲覧していましたが、そのほとんどが「日常生活」や「テニス以外の話題」が多くて、最近ではめっきりチェックもしなくなってしまったのですが、それでも素晴らしい投稿記事やウェブページが公開されることがあるわけです。

昨日の米村知子選手のブログの投稿記事は、やはり多くの方々の参考になるのではないでしょうかね!投稿記事のタイトルは、「米村知子::超えなくてはいけない壁」です。

「セキショウ国際女子オープン 2008」の準決勝を振り返っての内容です。「気合十分で挑み、朝のウォーミングアップでも非常に調子が良かった」とまずは、試合前の調子は良かったと言い訳をしません!その上で、下記のように綴っています。

実際に試合コートに入ると、フワフワと視点が定まりません。5 月に行なわれた久留米の 5 万ドルの大会でも同じような場面がありました。

今回同様、準々決勝でクルム伊達公子選手に勝利した次の試合です。

どうも、集中 120% で戦った試合の次に陥る現象のようです。自分なりに考えてみました。もの凄く高い集中をして試合をするという事は、練習でやっている事が比較的高い確率で入ります。よって、それ以上のプレーをするという事は今の自分の実力では無理があると思います。それなのに、前の日のプレーが頭から離れずにそれ以上のプレーを求めようとしてしまった結果、体に力は入りすぎてしまいミスも増えフラストレーションが溜まってしまいます。

その事に気がつくのが試合が終わってしまってからだと言うのにも問題アリです。

こうした投稿記事は、選手、しかもプロ選手の本音が垣間見えるだけではなく、現役のプレーヤーの皆さんには、本当に参考になる内容なのではないでしょうか。日本には、「勝って兜の緒を締めよ」という諺があり、勝利の後の心構えを暗示していますが、プロの選手でさえも、上記のような反省をする!

しかし、重要なことは、こうした反省と共に、「今までにない良い打球感を掴む事が出来たのも確か」と締めくくっていること。敗戦からいかに学ぶかは、永遠のテーマではありますが、その一片が垣間見える素晴らしい投稿記事だと私は感じたのですが・・・

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メモする人は脳がどんどん若返る・・・

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年09月07日 | 最終更新日:2008年09月07日
カテゴリー:脳科学をベースに | タグ: ,

YONEYAMA SupportYONEYAMA Support 2以前公開した投稿記事、「試合経過は、ロディア (RHODIA) で記録する」でちょっと触れましたが、私は昔からメモ魔・・・仕事、プライベート、そしてテニスの記録でもメモを取ります。ちょっとした病気かも。悪いことに、手帳術やメモ術といった「Know-How」に関する本や自己啓発の本は、「あまり役に立たないかも・・・」と思っていても、見かけると何でも購入してしまう。

そうした病気が、暫く出ていなかったのですが、「その手」の本が書店に山積みされていると、その本の内容に関わらず気になってしょうがない・・・その悪い病気は、本のタイトルだけで、こそっと頭を出してしまいます。

「脳科学」が今私のマイブームですから、駅の小さな書店に山積みされている米山公啓著「メモする人は脳がどんどん若返る」(中経の文庫:2008年3月)YONEYAMA Support 3が気になって気になって。一瞬にして病気が出てしまって、「購入しようかしまいか、どうしよう・・・」と考えたのですが、気が付いた時には、米山公啓[1]氏は、数多くの書籍を出版しているし、精神内科の医師だったことは知っていたし、どうしても「脳」というタイトルに負けてしまってレジに並んでいました。薄い文庫本だったので一気に読了。

書くことは、運動神経や感覚神経、視覚中枢、言語中枢といった脳の機能の他に、感情的なことの処理や、推測する能力も必要とし、脳全体を使うことになります。脳を鍛える上で、このように脳を広く使っていくことは非常に大切です。

上記は、カバーの中に記載されていた内容です。前半、数ページに「メモすること」による脳機能を解説していますから、脳科学がまったく初めての方でも、「そうなんだ~」と感じられるかもしれません。

私個人としては、「脳科学」の書籍を読んでいますから、「書くこと」が脳を活性化するということが、全ての脳科学者共通の認識であることを知っていましたから、何も新しいことはありませんでしたが。

さて、もう一つ、脳科学の見識から、「プラス思考」というのが大きな成功の鍵であることも知っています。詳細をここで記述するのは避けますが、夢を実現するためには、「プラス思考」であることが非常に重要であるということ。この本の面白いところは、そうした脳科学をベースに「夢を実現するためのメモ術」を展開していること。

あなたのノートが「夢実現」の道具となるために、絶対に実践して欲しい 4 つの約束事をアドバイスしましょう。

  • 感動したことを書く:どんなに小さな感動でも良いから書き留める。
  • よかったことを書く:今日のやるべき仕事を完了できた、ってなことで良いから書き留める。
  • 失敗はできるだけ簡単に書く:失敗の「要点」と、こうすればよかったいう「対策」のみで良い。他は忘れる!
  • 否定されたことを肯定的に書き換える:「お前はダメだ!」と言われても、「自分の考えは斬新で今は受け入れられない」と書き留める。

(p.48~55)

どうでしょう!?上記は全て「プラス思考」にするためのメモ術です。こうした記述は、流石に他の本、特に「メモ術」に関する書籍には記述されていないのではないでしょうか。

既に、手帳はこなしているし、メモも結構とっているという方には、上記はちょっと参考になるのでは・・・また、それこそ「何を書いたら良いのか解らない」という方は、本書のメモをとるための 27 の「ネタ」を参考にされたらどうでしょう。「なんだ!こんなことでも良いのか」といった気付きがあるかもしれません。

結局のところ、書いたメモは、何度も読み返すことが重要、というのが私の自論ですが、本書でも同様の事を主張していますので、まんざら私の自論も間違っていないかも・・・

注:[1]
米山公啓(ヨネヤマキミヒロ)
1952 年山梨県生まれ。作家、医学博士。専門は神経内科。聖マリアンナ医科大学第 2 内科助教授を 98 年 2 月に退職。診療を続けながら医療エッセイ、医学実用書、医学ミステリーなど幅広く著作活動や講演を行なっている。現在まで著作は 180 冊を越える。「よねよね倶楽部」というファンクラブを運営。ホームページは毎日更新し、メールマガジンの配信も行なっている

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テニスの神髄と恐怖

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年09月04日 | 最終更新日:2008年09月04日
カテゴリー:新しい考え方 | タグ: ,

以前、本ブログで「日本女子テニスは世界強豪国、のはずだ!」という投稿記事を公開しました。ベースは、「sirotona::錦織圭の出現は再現性のない奇跡なのか?」という素晴らしい投稿記事を自分流にアレンジしたものでした。その後、WTA やジュニアの世界ランキングで同じような分析をしています。

その「sirotona」というブログで、またまた素晴らしい投稿記事が公開されました!それは、「sirotona::錦織圭(にしこりけい) 試合分析 全米テニス 4回戦(デルポトル戦)」という記事です。錦織選手のファンではなくとも、その分析の切り口は本当に参考になりますから、本サイトを閲覧して下さっている方々には、是非とも参照してみて欲しいと思います。

上記の公開記事で、私がとても参考になった部分を抜粋して記録しておきたいと思います。

テニスではスコアを見ただけでは試合内容は全く見えないのだ。例えば 3-6 といっても、サービスゲームをとっても 1 ゲーム、レシーブゲームを取っても 1 ゲームであり、その 1 ゲームの中には、ダブルフォルト、サービスエース、リターンエース、相手のサービスゲームでのストロークエース、自分のサービスゲームでのストロークエース、ボレー、主導権を奪い合う前の段階での凡ミス、主導権を握ってからの凡ミス、主導権を握られた上のミス、主導権を握ってからのストロークウィナー、主導権を握られてからのストロークウィナーも同じ 1 ポイントでしかない。これらのポイントをごちゃまぜに合計したものが 3-6 であり、同じ 3-6 でもブレーク数では、0-1 (キープ合戦)、1-2、2-3 (ブレーク合戦) と全く違う内容でもスコアとしては全て 3-6 となってしまうのだ。ポイントの取り方の組み合わせ次第で、最終スコアもころころ変わる。なので 3-6 を見ただけでは内容は何も見えないといっていいだろう。自分が 6-3 で勝てる相手が自分より強い相手に 6-0 で勝っても全く不思議ではない。

上記は、テニスの神髄に関わる内容だと思います。以前、次女の試合でスコアを必死に書き留めていたことがあるのですが、試合内容とスコアが結び付かないことに気がついて、スコアだけを記録することを止めた経験が、上記からまんざら間違っていない、と確認できます。重要なことは、やはりポイント獲得の内容とその経過であろうと考えています。

この試合の分岐点は第 1 セット 3-1 リードの場面で錦織のダメ押しのウィナー、必殺の Air-K (米国メディアが名付けたバスケのダンクシュートを彷彿させるジャンピングフォア)をどこか思い切り悪く打ってアウトした瞬間だったように感じている。あのポイントから突然消極的になっていき、3-1 までの圧倒ぶりが何だったのかという程、突然凡ミスが多発し始めた。これまでなら安心して見ていた場面での凡ミスが量産となった。主導権を握っていながらのミスも多発。一方デルポルトは「待ってました!」というかのように錦織の急落で息を吹き返し、大事な場面ではきっちりと決めてリズムを掴み、いらいらしていた表情が自信の表情に変わっていった。たった 1 球のミスからメンタルを崩していったようにも見えた。

上記は、テニスの怖さを物語っています。たった 1 球で、しかも試合の前半で勝敗を決するようなショットが存在するということ。しかも、メンタル的に崩れてしまう・・・錦織選手でさえそうしたことがあるのですから、ジュニア選手や一般の選手だって、そうしたことが起きてしまうわけです。

意外と簡単なようですが、上記のような明確な分析は、公開されて初めて「な~るほど!」と感じるものですね!

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錦織圭選手の敗因は、Best 8 がイメージできなかった・・・

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年09月04日 | 最終更新日:2008年09月05日
カテゴリー:心理学をベースに, 脳科学をベースに | タグ: , , ,

「Air K」こと錦織圭選手。「US Open 2008」で見事 Best 16。素晴らしいストロークに加えて、変幻自在のショットの種類は、日本人らしい器用さが垣間見え、今後の大活躍を予感させてくれる試合内容だったのではないでしょうか。

そうした錦織選手ですが、とても興味深いインタビューの内容が、「スポニチ Sponichi Annex::錦織8強ならず!次戦日本に“凱旋”だ」に掲載されています。

注目の 10 代対決はストレートの完敗に終わったが、錦織に次第に充実感がこみ上げてきた。最終結果は全米オープン日本人 71 年ぶりのベスト 16。「ベスト 8 はすごく上でイメージできなかった。もちろん今は悔しいが、うれしさの方が大きいと思う」。笑顔とは裏腹に目は赤かった。(中略)押され気味のラリーを早く決めたい焦りで「フォア一本に頼りすぎた」と敗因を分析したが「体よりも精神的な疲れがあった」のも事実だ。まだ 18 歳の若さが出たが、試合を重ねる中で克服できることを考えれば、手応えは大きい大会だった。

本ブログにおいて、再三話題にしている「脳科学」や「心理学」ですが、両分野でも重要視している「イメージ」を原因の一つとして述べています。初めての「US Open」、2 大会目のグランドスラム、初めての上位進出・・・始めてのことが多くて、「Best 8 がイメージできなかった・・・」という技術的な問題よりも、心理面での問題と言い放っているわけです。この自信が大切ですよね!

上記から、錦織選手は、他の大会では、きちっと上位進出のイメージができているということになるのでしょう。「イメージ」は、単純に戦うことをイメージするだけでは充分ではなく、五感(臭覚、聴覚、味覚、触覚、視覚)の全てをイメージする必要がある、と岡本正善氏は主張しています。

即ち、試合前に、試合を実践している自分をイメージしながら、更に、会場の風景(視覚)や風の具合(触覚)、更には風に乗ってくる匂い(臭覚)といったものもイメージする必要があるわけです。また、単純に良い自分だけをイメージするのではなく、リードされた時に挽回する自分や、ミスショットをした時の自分もきちっとイメージすること・・・こうしたイメージをより具体的に脳裏に焼き付けることができれば、必ず目標を達成できる、というのが「脳科学」や「心理学」の主張です。

錦織選手、次の大会では、こうした敗因をきちっと生かしてくるでしょうから、今後の活躍は必至といったところでしょうか。

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練習試合の戦い方

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年09月03日 | 最終更新日:2008年09月20日
カテゴリー:新しい考え方, 練習 | タグ: ,

先週末、次女は所属するテニスクラブのマッチ錬(試合形式の練習)で、ダブルスを 1 試合、シングルス 4 試合とたっぷりと試合形式の練習をこなしていました。所属しているテニスクラブのマッチ錬は、通常試合後、試合内容を振り返りながら、コーチからアドバイスをもらうというのが定例です。

先週末のマッチ錬は、久し振りにダブルス、シングルス共に全敗・・・いつもであれば、ちょっとイラッとするところですが、先週末は、最初のシングルス 2 試合が、まったくこれまでの様子と違っていて、とっても楽しめたのですが、その後、コーチから「ショットの種類が多いのは良いけど、試合内容がまとまっていない。自分のやりたいテニスだけでは勝てない」と指摘され、後半の 2 試合は、前半の 2 試合と全く様子が違ってしまいました・・・

上記のコーチの指摘は、まったくもって正しいと思うのですが、マッチ錬の「目的」によって違った見方ができる、と私は信じています。そこで、ちょっとマッチ錬(試合形式での練習)の目的をリストしてみたいと思います。当然!?ですがリストは、私の独断と偏見ですので・・・

  • 勝利を徹底して意識する
  • 自分のテニスを徹底して実践する
  • 対戦相手の得意な展開に真っ向勝負してみる
  • 課題のショットを多用してみる
  • 対戦相手の苦手な展開を攻めてみる

他にもあると思いますが、私なりに各項目を説明したいと思います。

勝利を徹底して意識する

大会直前や大会中には、当然ですがこの目的が重要です。特に、試合の流れ、ポイントの合間の取り方、自分の調子等を練習試合を通して確認することが必要です。また、得意ショットと苦手ショットを確認して、どう本番で試合を展開するのか戦略を確認することも重要でしょう。

自分のテニスを徹底して実践する

「勝利を徹底して意識する」ことは、上記のように時期によっては重要だと思うのですが、私はむしろ、練習試合では、この「自分のテニスを徹底して実践する」ことの方が重要である、と考えています。例え、対戦相手がどんな選手であれ、練習試合では、「自分のテニス」を実践してみること。

どんなテニスをすればポイントがとれるのか。どんなテニスが通用しないのか。自分のプレースタイルは何か。そんな事を確認しながら、勝敗よりも「自分のテニス」を意識する。そんな場面が重要です。特に、大きな大会が終了した秋(つまり、今のような 9、10 月頃)、こうした練習試合を実践することが重要です。

対戦相手の得意な展開に真っ向勝負してみる

この目的は、かなりレベルが高い選手でないと難しいかもしれません。例えば、対戦相手が強烈なパワーストロークが得意だとすれば、わざとそのショットを打ているように操作する!そうすることによって、どこまで自分が対応できるかを確認する。こうした練習ができれば、いわゆる「一流」のレベルになるのではないでしょうか。

課題のショットを多用してみる

通常の練習で、課題にしているショットを練習することはよくあることですよね!新しく覚えようとしているショット、ちょっとこれまでと違ったやり方にしたショット・・・試合でどれ位通用するのかと不安になるものです。こうした「課題のショット」を練習試合で試さない手はありません!ちょっと多過ぎるかな、と思える位、こうした課題のショットを多用することで、普段の練習の成果を確認すること。

対戦相手の苦手な展開を攻めてみる

練習試合で、私個人としては最もやって欲しくない目的ではありますが・・・それでも、「対戦相手の苦手」をいち早く察知して、その苦手を徹底的に攻めつける、という目的です。練習試合が、この目的ばかりになると、本当の意味で「強い選手」になれないと思いますが、時には、ボールをコントロールすることを最重要課題として、この目的を重視することもあるでしょう。

練習試合をする前に、「今回の試合は、どの目的で練習しようか・・・」ということを明確にして欲しい。コーチからのアドバイスも、本人の目的によって違ってくるはずです。最初に記述した「勝つことを目的」とすれば、先週末の次女のマッチ錬は、確かに「ショットの種類が多いだけで、まとまらないテニス」となるわけですが、「自分のテニスの実践」ということになれば、ショットコンビネーションで何が効果的で、何が技術的に課題なのかが明確になったはずなのですが・・・

練習試合を実践している選手と、それを見守っている周囲とが違った目的をもっていたら、当然ですが評価が違ってくる事をもっと知っておいた方が良いでしょう。

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