「心・技・体」で「心」が「体」を超えてしまうことがある
公開日:2008年08月17日 | 最終更新日:2008年08月17日
カテゴリー:戯言 | タグ: オリンピック |
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午前中、娘の試合を観戦。久し振りのシングルス決勝戦。中学 3 年生で 18 歳以下のトーナメントに参戦。関東テニス協会のグレードはなく、自由に参加できるので、参戦している選手のレベルはいろいろ。もともとは、「高校受験を控えて、ちょっと高校生テニスの部活の様子も知りたいな・・・」というのが参戦の理由でした。
久し振りの決勝戦。周囲には、高校生ばかり!更に、本日はダブルスの選手も決勝戦や 3 位決定戦があるため、結構な人数が集合している中、決勝戦がスタートしました。1R (Bye)、2R、3R、4R、QF、SF と全ての試合で圧倒的に攻め立てて勝利してきての決勝戦でしたから、決勝戦ではどんな試合をやってくれるのか、ちょっと楽しみでした。
試合序盤にネットへ出て行った簡単な!?ボレーがネット。序盤からネットプレーを絡めての攻撃的な展開は初めて!それはそれで評価できますが、序盤でネットしてしまっては、もともこもありません。更に中盤でトライしたサーブ・アンド・ボレーも難なく決まるかと思いきやこれまたネット・・・左右に振られても追い付いてリターンはしていましたが、堅くなってかミスショットを連続してしまっていました。
対戦相手は、高校 2 年生ですから、こうしたミスショットがでてしまっていては勝ち目はありません。これまでのような「いつの間にか自滅してしまった・・・」といった展開ではありませんでしたが、明らかに緊張している様子だったし、いつものような「間」をとっていませんでした。打ち急いでいたし、緊張のあまりか単純なミスショットも目立ってしまって・・・しょうがないですね!こうした「大事な試合」で勝利をするためには、同じような経験と敗戦を何度となく繰り返し、肌で感じるしかありません。
さてさて、本ブログでは、スポーツ心理学や脳科学といった内容の投稿記事を公開していますが、全ては上記のような試合中の心理的弱さ!?が目立つ娘に向かって主張しているつもりですが、本人にとってはどう響いているのでしょうか。ここ何試合かは見事にその展開に変化があり(リスクをとっている!)、試合に対して「覚悟」ができてきたように見受けられますが、ぷっつりと切れてしまうことがこれまでもありましたから、安心はできないと感じています。ただ、まだまだメンタル面での問題の方が目立っていますから、これからの可能性を信じたいと思っています。
一方で、「心」が「技」や「体」のレベルを超えてしまうようなことがあるんですよね!本日の女子マラソンの土佐礼子選手。野口みずき選手が、オリンピックの棄権を表明したことも手伝ってか、無理を押してのオリンピック出場。死に物狂いで走ったのだと思いますが、棄権後病院へ運ばれたようです。限界を超えての練習は、時として「体」を壊してしまいます。普通の人間は、「心」が勝っていて「体」が壊れてしまうことはないでしょうけど、オリンピックへ出場するような選手は、時として「心」が「体」の強さを超えてしまって、「体」が壊れてしまう・・・
選手としては、素晴らしい熟成度。時として、オーバートレーニングになってしまう・・・私は、頂点を極めるレベルに到達した選手を制御することこそ、監督やコーチ、更にはその競技を管理すべき「協会」の責任だと私は思うのですが。
野口選手や土佐選手には、胸を張って将来を担って欲しいと願っています。

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