脳内トレーニング:自己像(セルフイメージ)を変える!
公開日:2008年07月15日 | 最終更新日:2008年07月27日
カテゴリー:脳科学をベースに | タグ: 佐藤富雄, 大脳生理学, 岡本正善, 脳内トレーニング |
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ちょっと雑誌を買おうと立ち寄った駅の売店の本棚に、私を待っていましたとばかりに 1 冊の文庫本が。駅の売店で文庫本を購入したことはなかったのですが、文庫本のタイトルの一部である「魔力」という言葉にひかれて、前書きを読んでみると・・・大脳生理学をベースにした、いわば「脳内トレーニング」の実践方法、というふれこみが目に入り、即購入してしまいました。
心理学を勉強していると、どうしても多くの文献に科学的な根拠の説明がなく、懐疑的だった時に出会った「脳科学」の世界にどっぷりとはまっていて、科学的に立証されていない脳科学を心理学という概念で補う必要がある、という解説をどこかで読んだので、最近ではアスリートの立場を、「心理学」と「脳科学」の両面から研究しています。って、趣味の域を脱していませんから、「研究」と表現することには無理がありますね・・・
さてさて、購入した文庫本は、佐藤富雄著「願えばかなう「思い込み」の魔力」(ワニ文庫:2006年3月)
です。正味 200 ページの文庫本ですので、電車で移動している時間内で十分に読了することができました。そして、文庫本の内容は、概念としての説明と、実際にどうするのかといった Know-How に関しても記述があって、想像以上に読み応えのある内容でした!佐藤富雄氏[1]は、本当に多数の著書があるようですが、ちょっとお恥ずかしい話ですが、初めて聞いたお名前だし、初めの読む著書となりました。
佐藤氏は、心理学の世界では頻繁に登場する「自己像(セルフイメージ)」ですが、それを変えることによって人生が変わる!そのためには、まずは発する言葉を変えよう、といったことを強調しています。ここでいう自己像とは、「自分はこんな自分である」というイメージのことだそうで、この自己像には本来は秘められたパワーがある、ということを強調しています。
これまでに何度かメンタルトレーニングとして、私が支持する岡本正善氏が、「潜在意識(無意識)」の秘められたパワーを活用する方法を公開していることを紹介していますが、まさにその中の「イメージ」に関する部分と大きく関係しているように思います。(本ブログの投稿記事、「いざという時に力を発揮するための 6 ヶ条」を参照して下さい)
「そんなことできるかな・・・」、「私には無理」といったネガティンブな考え方を止め、ちょっと図々しくても、「できる!」を考えるようにする。そのためには、嘘でもまずは「言葉にして出してみる」という方法。言葉にすることによって、脳というものは、「できる」ように振る舞うようになる、ということを科学的にも説明しています。
あまり大脳生理学に関する専門用語は登場しませんし、とっても解り易く解説されていて、更には実践方法や練習方法も記述されていますので、価格に比べて、とっても内容がある文庫です。
注 [1]
佐藤富雄(サトウトミオ)
1932 年、北海道北見市生まれ。東京農業大学、早稲田大学卒業。医学博士、農学博士。スピール・ハーレ大学(ルーマニア)教授、ルーマニア名誉領事。外資系企業勤務などの傍ら、心と体の制御関係について研究をすすめ、科学から捉えた独自の生き方理論を提唱。特に、大脳・自律神経系と人間の行動・言葉の関連性を研究し、独自の「口ぐせ理論」を確立する。全国各地で講演も多く、「口ぐせ理論実践塾」のセミナーは絶大な人気を誇っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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