アメリカを勉強しているとテニスが見えてくる!?

公開日:2008年07月01日 | 最終更新日:2008年07月02日
カテゴリー:新しい考え方 | タグ: , , | 印刷する 印刷する
にほんブログ村 テニスブログへ 人気ブログTrackback: http://www.winningshot.net/2008/07/01/44/trackback
No Comments »

アメリカ在住 7 年・・・ところが、改めてアメリカを語ろうとするとアメリカの本質を語れない、ということに気がついて、最近になって初めてアメリカの勉強を始めました。

きっかけは、文庫本である内田樹、平川克美著「東京ファイティングキッズ」(朝日文庫:2007年5月)内田樹サポートの中に、独自のアメリカ論が展開されているのですが、その内容が自分がアメリカで経験した内容と一致していて、とても興味深かったので、「そう言われてみれば、アメリカに関して何を経験してきたのかな・・・」とふっと思い返したことでした。

その後、続けてアメリカに関する以下の書籍を読了しました。

こうして机上の勉強でありますが、7 年間もどっぷりとアメリカに浸っていましたから、それなりにアメリカでの経験を裏付けされるような内容が多く、これまで以上にアメリカを理解できるようになりました。

上記でご紹介したアメリカに関する書籍を読了すると、共通のキーワードが抽出できるように思います。それは、宗教、イギリス、フランス、旧ソビエト連邦という 4 つです。どうでしょう・・・宗教以外!?はテニスの世界でも共通するキーワードではありませんか?

スポーツ解体新書解体新書サポートその後、本ブログの投稿記事、「テニス改革には、フランスとアメリカの力が必要だ!?」でもご紹介した文庫、玉木正之著「スポーツ解体新書」(朝日文庫:2006年11月)解体新書サポート2で、世界のスポーツを理解していくと、ほとんどのスポーツがイギリス、フランス、アメリカ、旧ソビエト連邦を外して考えるのは難しい。

アメリカは、その昔、イングランド人、即ちイギリス人が移民して成立した国。理由は、キリスト教を自由に信仰したいといった希望からだ、とする橋爪大三郎氏です。そして、そうした背景をベースに、伝統やこれまでの文化を気にすることなく、民主主義という思想に基づいて結束を固めたアメリカ。特にイギリスを中心としたヨーロッパに対しては、反骨精神が強いわけです。

一方で、ヨーロッパの中にも、イギリス中心主義に反旗を翻した国がある!それがフランスであるわけです。フランスは、独自の国力で成立しているわけですが、アレクシス・ド・トクヴィルというフランス人政治思想家によってアメリカの民主主義が徹底して研究されています。

フランスが起源とされるテニス。それを原型にして、イギリスで近代テニスがルール化され、イギリスを中心に近代テニスが動き出します。当然ですが、そうした動きに心地良くないはずのフランス。ヨーロッパとは、何事でも違ったことをしたいアメリカ。そうしたフランスやアメリカがテニス強豪国になって、テニス界に、特に何やらテニス運営の中心でありそうなイギリスに対して一矢報いるのでは!?時代の背景を勉強していると勝手な憶測が次々に湧いてくる・・・階級社会を起源とするテニスは、近代テニスといえども、そうした階級社会の名残りがあるのは周知の事実です。今こそ、昔の伝統や文化を捨てて、アメリカとフランスが中心になって何か革命が起きないかな・・・

また、内田樹氏は、その書籍、「街場のアメリカ論」の中で、アメリカとそっくりの歴史を持っているのは、旧ソビエト連邦としています。イングランドから移住して、まったく新しい国家を目指し、民主主義ではなく、社会主義国家として成立したのが旧ソビエト連邦だとしています。底辺には、やはり強い宗教が根付いている・・・

アメリカ、フランス、に加えてロシア・・・まさにテニス強豪国ですよね!イギリスを中心とした近代テニスは、運営する組織としてはいまだイギリスの影響がありそうですが、アメリカ、フランス、ロシアの台頭が今後のテニスを大きく変える可能性があると信じたい・・・テニスのプレーでは、既にその傾向が出ているし。

また、アジア各国の選手が、こうした強豪国に勝っていくためには、こうした歴史的背景やヨーロッパ諸国の伝統や文化を把握する必要があるのでは・・・何て考えているわけです。

コメントをどうぞ!

コメントスパムを排除するために、投稿して頂いたコメントは、本サイト管理人の承認作業が完了してからの公開になりますことをご了解下さいませ。