テニス改革には、フランスとアメリカの力が必要だ!?

にほんブログ村 テニスブログへ Blog Ranking公開日:2008年06月30日 | 最終更新日:2008年07月01日
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スポーツ解体新書解体新書サポート以前からどうしても読んでみたかった文庫、玉木正之著「スポーツ解体新書」(朝日文庫:2006年11月)解体新書サポート2を読了しました。仕事関連外の書籍は、なかなか時間が無くて読めないのですが、最近はちょっと時間的な余裕があったのと、仕事中の電車や地下鉄の移動時間が半端じゃないので、何とか読了することができました。

玉木氏は、スポーツライターで、テレビ番組にもよく出演していますから知っている方も多いと思いますが、「スポーツを心底好きなんだな」とその会話のあちらこちらにみてとれるので、とにかくどんなことを考えているのかが知りたかった・・・そんな思いで手に取ったこの文庫、十分に楽しむことができました。テニスに限らず、スポーツ全般に関しての歴史や背景を知りたいとお考えの方は、是非とも読んでみて頂きたい一冊です。日本スポーツを救う!?数多くの所感やアドバイスが満載だと思うのですが。

さて、こっから先に関しては、私個人の独断と偏見ですので、興味がある方のみ読み進めて頂きたいのですが、本文の内容は全く統計的な根拠があるわけでもないし、見識者のご意見でもあありませんので、ご了承下さい。

テニス人気は、一時期の全盛期、即ち、ジョン・マッケンローやジミー・コナーズ、更にはクリス・エバートにマルティナ・ナブラチロワにキング夫人・・・こうした選手が活躍していた時代に比べて、格段に落ち込んでいると思われます。当時は、まったくテニスをすることが無い一般の方々でも、ウィンブルドンや全米オープンのテレビ放送を観戦していたのを記憶しています。そう言っている私も、バスケットボールに熱中してはいたのですが、やっぱりこうしたプロテニスの試合を観戦していました。

ところが、そうした時代からラケットの技術革新やテニスプレーヤのプレースタイルに変化があり、単調な試合が多かったり、スターと呼ばれる人気選手が少なくなってきたことも手伝って、一般の方々(テニスを実践していない方々)が全くと言っていいほどテニスに関心を示しません・・・なぜかというと、いろいろな要因は考えられますが、上記に加えて、私は以下のような要因が大きいと考えています。

  • 勝敗を判断するための点数制度が解りづらい!
  • 時間に厳しい社会情勢の中で、テニスは終了時間が解らない!
  • 世界で活躍する日本人選手を日本で見ることが難しい!
  • ほとんどが日中の試合なので、学校があったり、会社勤めの人が観戦するのは困難!

上記以外にも、考えられる原因はありますが、全てはテニスそのものを改革しなければいけないような内容です。小手先で、ラケットの規格を変更したり、ランキング制度を変更する程度では、既にテニスから離れてしまっている一般の方々を呼び戻すのは難しい。

必要なことは、テニスの徹底的な変革!ルールを含め、テニスの頂点を極めているプロテニスの方法を根底から変革する必要がある、と考えているわけです。そんな馬鹿げたことを・・・と私自身が感じていましたが、一方でバレーボールやバスケットボールは、現状打破(人気低迷)のためにルール改正を含めて、大掛かりな改革を仕掛けて世界的にそのスポーツ全体の成功を達成しています。

そうした成功に結びつくような解説を、上記でご紹介した玉木氏は、書籍なのかで、「3 つのスポーツ文化圏」という概念を取り入れて、その歴史と背景を織り交ぜながら説明しています。ちょっとご紹介しておくと以下の通りです。

  1. IOC (国際オリンピック委員会) によって組織運営されているオリンピック・スポーツ文化圏
  2. FIFA (国際サッカー連盟) によって組織運営されているサッカー・ワールドカップ文化圏
  3. アメリカの 4 大プロ・スポーツ組織によって運営されているアメリカン・スポーツ文化圏 (MLB:メジャーリーグ・ベースボール、NBA:ナショナル・バスケットボール・アソシエーション、NFL:ナショナル・フットボール・リーグ、NHL:ナショナル・アイスホッケー・リーグの 4 つを指している)

詳細は文庫を読んで頂くとして、上記の文化圏で特にアメリカン・スポーツ文化圏と FIFA の成功に関しては、今後のテニスの変革と関係していると思われます。それを基盤にしてちょっと独自の論点をご紹介しておきましょう。

ほとんどスポーツは、ヨーロッパで構築されました。テニスも例外ではなく、その起源はフランスの貴族によって行われ、近代テニスといわれる現在の形の原型は、イギリスで発表されたとなっています。即ち、テニスというスポーツは、ヨーロッパの階級社会で根付いたものであって、未だにその名残を持っている!例えば、シード選手とその他の選手とでは、送迎の車種に差があるとか、歴代の上位進出者は、ボックス席へ生涯招待されるとか。未だ、そうした階級的な発想が残っているわけです。

更に、テニスの運営という観点からすると、国際テニス連盟 (ITF) はイギリスに本部があるし、女子プロの頂点である WTA はアメリカに本拠地があるようですが、なぜかヨーロッパ本部というものがイギリスに存在する。ATP は、アメリカやイギリスにオフィスがあるようですが、エクゼクティブオフィスというやつはやっぱりイギリスに。まさにヨーロッパ、特にイギリスを中心に運営されている感があります。

ですから、テニスに関しての「観客動員数低迷」とか「興業収益伸び悩み」といった課題を解決する方策は、課題を認識していたとしても、これまでのヨーロッパで培われてきた伝統や文化が背景にあり、どうしても変革には手が出ないわけです。それがヨーロッパ文化の最も後進的な部分ではないかと思われるのです。

上記のようなテニスの課題は、その昔、サッカーでもありました。サッカーは、その発祥の地であるイギリスがその頂点であると考えて、世界大会を認めず、イギリスのトップが世界でトップといった考え方をしていたというわけです。しかし、そこにフランスが革命を起こしました。イギリス以外の国々を招致してサッカーの世界大会を開催します。当初は、イギリスが参加しませんでしたが、徐々にフランスが開催するサッカーの世界大会が大きくなり、最終的にはイギリスがその世界大会に屈するという形で発展します。

アメリカン・スポーツ文化圏では、「アメリカ中心主義」といった問題はありますが、「ヨーロッパから来たスポーツをどうしてもアメリカ独自のものに仕上げたい」といった文化的な背景から、次々に新しいスポーツを誕生させていきます。イギリスから移民がアメリカに割ったという背景もあり、アメリカは新しいものを作り出すことに何も躊躇しない。そうした背景が、バスケットボールだったり、ベースボールだったりと、上記、玉木氏が言っている 4 大スポーツを生み、更なる発展をしていったわけです。

上記のような歴史的背景から、ヨーロッパで革命的な位置に立てるフランスと、何でも新しい考え方を考案できる文化をもったアメリカは既にテニス強豪国であるわけですから、何らかの方策を打ち出して欲しい。例えば・・・

  • テニスの試合中、誰でもが勝敗の行方や勝負の優劣を理解できるような簡単な点数システムの導入
  • チームテニスの導入(フェドカップとかデビスカップがありますが、各国の代表選手が終結することはめったにありません)
  • 他のプロスポーツとバランスをとった大会進行(テレビ放送時間の工夫や試合開始時間の工夫など)

上記に伴って、先週にはオフシーズンを明確に設定して、もうちょっと技術的な向上を目的とした季節を設定し、更には当然ですがもうちょっとランキングシステムを改善する必要があるでしょう。

こんな夢のまた夢!?を毎日考えているのは、無駄な時間なのかな~

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沖縄に行きたいぞ~「全国高等学校総合体育大会::インターハイ」

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カテゴリー:戯言 | Tags:

次女に関しての高校進学で周囲が慌ただしくなってきました・・・といっても我が家の中だけですが。そろそろ進学したい高校の候補を明確にして、勉強するなら勉強する、テニスで入学するならテニスの練習をする、とどうするのかを明確にしていく時期になりつつあります。

高校生となれば、一部の選手を除いては、やっぱり出場したいのは、「全国高等学校総合体育大会」ですよね!私も高校生の時にバスケットボールではありましたが、必死で全国大会を目指して毎日練習に励んでいました。良い思い出です。結局は、果たせなかった夢でしたが・・・

次女が高校入学となれば、嫌でもバスケットボールをやっていた頃を思い出して、思うのが「全国高等学校総合体育大会」です!そうです。通称、インターハイ!!!観戦で十分ですから娘の晴れ姿は見てみたいですよ、インターハイでは。

ちょっと余談ですが、インターハイが開催される都道府県の「地元中学生の高校進学率が悪くなるというジンクスがある」って知ってました?ある全国展開をする予備校の進学指導担当者が言っていましたので本当かもしれませんよ・・・長女が高校受験の時に、丁度千葉県がインターハイの開催県でしたから・・・今年のインターハイ開催県である埼玉県の高校へ、他の都道府県から受験すると有利になるかも!??

「彩夏到来 08 埼玉総体」公式ホームページへということで!?、今年 (2008 年度) は、埼玉県でインターハイが開催されます。正式には、「平成20年度全国高等学校総合体育大会「彩夏到来 08 埼玉総体」」と呼ばれるようです。各種目で熱戦が繰り広げられるのでしょうね。青春、って感じかな。

そんな感慨にふけっていると、来年度 (2009年度) は、きっと高校生であろう次女の時は、どこで開催されるのかな、と無償に気になりだしました。調べても、なかなか見つけることができませんでしたが、やっと発見!なんとなんと、「ウィキペディア::全国高等学校総合体育大会」に掲載れているではありませんか!

2009 年度 (次女 高校 1 年生のはず): 奈良県で「2009 近畿まほろば総体」
2010 年度 (次女 高校 2 年生のはず): 沖縄県で「美ら島沖縄総体 2010」
2011 年度 (次女 高校 3 年生のはず): 未定

奈良県に沖縄県・・・仕事の関係で、全国津々浦々と動き回って、今や世界の国々を駆け回って!?少々疲れ気味ですが、沖縄県にはいったことがない!義理の妹は、沖縄県出身ですが、「沖縄県よりはハワイが良い」と騙されていて!?今だに沖縄県未経験!

行きたいぞ、お・き・な・わ!

って、まずは高校に入学してもらわないと何ともなりませんね。まずは、そっからかな・・・

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錦織圭選手、北京オリンピックに参戦決定!しかし・・・

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カテゴリー:新しい考え方 | Tags: ,

昨日、杉山愛選手は残念な結果だった「ウィンブルドン 2008」ですが、一方で国際テニス連盟 (ITF) から、錦織圭選手と森田あゆみ選手が、北京オリンピックのワイルドカード (推薦枠) に選ばれた、というニュースが飛び込んできたようです。詳細は、「日本テニス協会公式blog::【速報】錦織圭、森田あゆみ五輪出場が決定!」で確認できます。

今や日本のテニスと言えば、男子は錦織圭選手、女子はクルム伊達公子選手一色でちょっと寂しい気もしていますが、市場の声は素直に受け止めなければいけませんよね。北京オリンピックでは、率直に「日本人」選手の活躍に期待したいと思っています。

さて、ちょっと話は、横道にそれますが、「日本人を代表して・・・」ということと「日本を代表して・・・」ということをちょっと記述してみたいと思います。

私は、アメリカ在住 7 年の経験がありますが、通常の日本人の方々とはちょっと違って、アメリカの「Non Profit Organization」というカテゴリーに分類される団体に所属していました。「Non Profit」とは、利益がない、ということではなく、一定の利益以上をあげると、税率が信じられないくらい上がる仕組みになっている法人のことを指します。ただし、利益が一定額以内であれば、税金が優遇されていて、通常よりも少額で済む、といったメリットがあり、所属する社員は、アメリカ企業のために可能な限り貢献することを義務付けされています。

そうした背景でしたから、私は「日本人」でしたが、アメリカ企業への貢献が半ば強制され、フォード、ジェネラルモータ、クライスラー、コダック、IBM といったアメリカを代表するような企業へのコンサルテーション(企業指導)を実践していました。私がアメリカ在住のころは、日本はバブルの絶頂期で、それなりに「日本人」として重宝されたので、とにかく忙しい毎日でした。

そうした時代のある日、突然一通のメールを着信します。メールは、国際標準化機構 (International Organization for Standardization) からでした!そうです、ISO という今では当たり前になった国際標準の策定を担当している団体からの招待状でした。ISO 9000 という品質標準の策定にあたり、私の助言が欲しい、との内容にビックリしたのと、嬉しいのと・・・コンサルタントとして渡米したことを本当に良かった、と感じた瞬間でした。

しかし・・・

上記の招待状、私にだけではなく、かなり多くの方々に届いていました・・・大学教授、コンサルタント、研究所の所員。いろいろな分野のいろいろな方々。そして、そうしたアメリカでの招待状を受け取ったメンバーを称して、「ISO アドバイスチーム USA」とされました。そうです!私は、「日本人」でありながら「アメリカチーム」に所属することになったわけです。そして、調べてみると、同様の主旨の招待状が日本にも送信されていて、「日本チーム」も結成されていました。

「日本人」として「アメリカチーム」!一方で「日本人による日本チーム」が存在する・・・とても複雑な気持ちになったことを記憶しています。ただ、チームメンバーとして、チームのために全力を尽くす。即ち、日本人であってアメリカチームのために尽くす。会議中に「日本チーム」の意見を、日本人である私が「アメリカチーム」のメンバーとして「日本チーム」の意見の問題点を指摘する。日本チームからは、「日本人のくせに・・・」と影口をたたかれましたが。それでもこの経験は、今も誇りに思っています。

最近では、こうした光景は、野球でも見られるようになりましたよね。「日本人」がアメリカのチームの一員として日本チームと戦う・・・複雑ではありますが、そうした国際化の波をしっかり把握する必要がありそうですよね。

かなり横道が長くなりましたが、話をテニスに戻すと・・・北京オリンピックのワイルドカードを取得した錦織選手。中学 2 年生の時からベースをアメリカにおいています。現在も「IMG ニック ボロテリー アカデミー」に所属していて、アメリカはフロリダ州に在住しています(あくまでもネットでの情報ですが・・・)。錦織選手の活躍は、本当に期待しているのですが、私個人としては、「日本人代表として」の活躍を期待しているのであって、「日本代表として」の活躍ではありません。

ジュニアの世界では、過去 24 ヵ月間で日本に在住していないジュニア選手には日本の大会への出場権がありません。それが例え日本人でも!テニスの世界は、国境を越えて活動することができますし、プレーヤーもあまり国境を意識したことがないのかもしれません。しかし、実際には、こうした制限があるのも事実です。そしてオリンピックの話題となると・・・

多感な時期のほとんどをアメリカで過ごし、更にはテニスに関する Know-How のほとんどをアメリカで学んでいる選手。そうした日本人選手がオリンピック日本代表選手となると・・・私個人としては、かなり違和感がありますが、世間一般の方々はどうなんでしょう!?国を挙げての一大イベントの代表に錦織選手。手放しで喜べますか?

また、国際テニス連盟 (ITF) が日本へ選手を指名してくるというのもちょっと違和感がありませんか?日本代表選手は、日本が選定して、国際団体から承認を受けるのが手順だと思うのですが、国際団体から「この選手が日本の選手としてワイルドカードをあげましょう」というのも不思議な感じがします。テニスではありますが、これはオリンピックですから。

私の感じ方は、やっぱり日本人離れしている??

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ウィンブルドン 2008 ジュニア

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カテゴリー:ジュニアテニス | Tags: , , , , ,

昨晩は、流石に連日の寝不足が祟って、すっかりテレビをつけたまま睡眠・・・イワノビッチ選手が中国の選手に敗退した試合を見逃してしまいました。残念!シャラポワ選手が早々と姿を消し、イワノビッチ選手が敗退し、個人的には、ちょっと興味が薄れてしまった「ウィンブルドン 2008」ですが・・・

そうしたなか、「ウィンブルドン 2008 ジュニア」のドローが発表されました!一般の方々には、まったく興味がないかもしれませんが、やっぱりテニスファンとしては見逃せない。将来間違いなく各国の代表として活躍するであろうジュニア選手(18 歳以下)がエントリーしています。

ドローを確認すると、日本からは男子 3 選手、女子 5 選手の合計 8 選手が本戦に登場します。

男子ジュニア

上記でも記述しましたが、「ウィンブルドン 2008 Boy’s ドロー」を確認すると、日本男子は 3 選手が登場します。関東圏でテニスをしている選手であれば、ご存じの方も多いと思いますし、神奈川県からの守屋選手は、修造チャレンジでテレビ放送もあったのでご存じの方が多いでしょう!?錦織圭選手が注目を集めていますが、今後の日本男子を背負うであろう 3 選手に期待が掛ります。

  • 【シングルス 2R 敗退】江原弘泰:埼玉県・F.テニス (Hiroyasu Ehara)
  • 【シングルス 1R 敗退】 ロンギ正幸:東京都・たちかわジュニアテニスアカデミー (Tadayuki Longhi)
  • 【シングルス 1R 敗退】 守屋宏紀:神奈川県・荏原SSC (Hiroki Moriya)

(すいません・・・男子に関しては、あまり詳しくないので他のサイトを参照して頂ければと思います)

女子ジュニア

「ウィンブルドン 2008 Girl’s ドロー」を確認すると、日本女子ジュニアは 5 選手が本戦の登場します。石津選手は現在高校 1 年生。その他の 4 選手は、学年としては高校 2 年生で、常に全国大会の上位で戦っている日本では良く知られたジュニア選手です。特に奈良選手と土居選手は、先日クルム伊達公子選手とダブルスを組んで国際大会に出場していますし、山外選手は、シングルスで伊達選手と戦っています。

  • 【シングルス 1R 敗退】 石津幸恵:茨城県・土浦日大高 (Sachie Ishizu)
  • 【シングルス 1R 敗退】 奈良くるみ:大阪府・大産大付高 (Kurumi Nara) 第 8 シード
  • 【シングルス 1R 敗退】 土居美咲:東京都・自由ガ丘インターナショナルテニスカレッジ (Misaki Doi)
  • 【シングルス 1R 敗退】 井上雅:愛知県・椙山女学園高 (Miyabi Inoue)
  • 【シングルス 2R 敗退】山外涼月:千葉県・志津テニスクラブ (Aki Yamasoto)

山外涼月さてさて注目は・・・当然ですが山外涼月選手!何といっても我が娘と同じ「志津テニスクラブ」の所属。私個人、御両親も良く知っている期待の選手です。プレースタイルは、強烈なストロークをベースに、ネットプレーをふんだんに駆使し、時折見せるサーブ・アンド・ボレーといった独自の試合展開を実践します。

「見ていて面白くない試合はテニスではない・・・」と面白おかしく語ってくれる山外選手のお父様の影響が強く!?、上記のような試合を決意していると聞いたことがありますが、ウィンブルドンのような芝のサーフェイスで、そのプレースタイルはまさにそのためと、言っても良いのではと勝手に考えています。山外選手がどこまで勝ち進めるのか注目です。

上記は、私の独断と偏見ですが、山外選手に関しては、テニスナビ主宰の吉川敦文氏「[テニス]All About::注目のジュニアテニス選手「山外涼月」とは」という記事が参考になりますので、一読をお勧めします。

全仏オープンジュニアでは、「惨敗の日本ジュニア」なんてことを主張している方々に一矢報いて欲しいものですが・・・

頑張れ、ニッポン!

【2008年06月29日】
ジュニアの試合が始まりました!シングルスの 1 回戦。登場した日本ジュニアは何と全敗です・・・ロンギ正幸選手、土居美咲選手、そして第 8 シードの奈良くるみ選手と 3 選手が敗退。「世界の大舞台では、日本人選手は勝てない」との噂を払拭して欲しかったのですが・・・

【2008年06月30日】
石津選手は第 1 シードと対戦し、惜敗。井上選手も惜敗と日本勢は総崩れ、といった中、一人気を吐いたのは、我等が山外涼月選手!第 13 シードのインドネシアのスーパースターとの対戦でファーストセットこそタイブレークを奪取されましたが、その後挽回し、見事にグランドスラム初勝利!

男子は、予選から勝ち上がっている江原選手が勝利。守屋選手は残念ながら 1 回戦敗退という結果だったようです。

【2008年07月01日】
期待の山外涼月選手ですが、1R を第 13 シードのインドネシアの選手に勝利し、一気に勝ち上がるかと思ったのですが。やはりグランドスラムでの勝利は簡単ではありませんでした。2R で惜敗。結果は、Best 32 ということになりました。

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完璧主義者の欠点

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カテゴリー:心理学をベースに | Tags: ,

打たれ強さの秘密Okamoto Support Pic先日公開した投稿記事、「岡本正善氏のメンタルトレーニング」でご紹介した岡本氏ですが、もう一冊ご紹介しましょう。

上記の著者がどちらかというとジュニア向けのメンタルトレーニングが説明されていますが、もう一冊の岡本正善著「「打たれ強さ」の秘密」(青春プレイブック新書:2000年4月)Okamoto Supportは、一般に向けて書かれています。特に仕事を実践されている社会人向けの内容であるといっていいと思います。

だた、幼少期におけるメンタルトレーニングが重要である、というコンセプトは不動です。人間は、ほとんどの場合、本来持っている実力を発揮できていない場合が多く、そうした本来の実力を引き出すのが「自分の仕事」であるメンタルトレーナーである、と前置きしています。

さて、こちらの書籍に記されていることで、我が娘に向けて書かれているような記述がありますので、ちょっと自分用に記述しておきます。

きまじめ人間に都合の悪い点が一つあるとすれば、それは完璧主義におちいりやすいこと。自分のミスが許せなくなるのです。(p.54)

我が娘は、幼少のころは、ほとんど苦労無く育てることができた子供でした。やることなすことが、全て自然に完璧に近かった。幼稚園には、世間で言われる「お受験向けの幼稚園」に勉強もせずに合格(実は、お受験向けの幼稚園ということを親は全く知りませんでした・・・)。更に、そうした幼稚園で特別なことをやらずとも成績優秀と絶賛されていました。実質、同学年の半数以上が私立の小学校を受験したと聞いています。

幼稚園の担任の先生からは、小学校受験を勧められましたが、親も本人もまったく興味がなく公立の小学校へ。そして、成績優秀。更には皆勤賞(6 年間で欠席なし)や工作や習字、その他で数々の賞を受賞する・・・それらのために、家庭で何かを特別やっていたわけでもないのに。何もいわずとも、勉強は早朝自分で起きてやっていましたし。それこそ、「完璧」だったような気がしています。

そうした「完璧主義」に対して、以下のように忠告しています。

完璧主義におちいるとこんなことが起こる。(中略)いい点を見ないで悪い点ばかり過剰に意識してしまうから、リズムを崩してしまうのです。必死で努力している割りに鳴かず飛ばずで、大した結果が出ない。(p.58)

上記の部分を読むと、まさにこれだ、といった感覚に!自分の素晴らしいプレーは単なるワンショット。ガッツポーズをするわけでもなく淡々と試合を続けます。しかし、ミスショットに対しては、天を仰いだりうつむいたり。「悪い点ばかり過剰に意識」する。

そうした「完璧主義」に対して、以下のようなことを実践することを岡本氏は勧めています。

こんなドツボにはまった(悪い点ばかり過剰に意識すること)ときは、まず「今日よくやった点」を数え上げる。自分に厳しい人はこれがなかなか思いつかないので、昨日でも一週間前でもいいから、よかった点を五個でも十個でも、なるべくたくさんあげます。「よくやったぞ」と自分をほめることで、よいリズムを胸に刻む。それから、「改善したい点」をあげるのです。ただし具体的な改善策が浮かぶ場合のみ。項目は一つで十分です。(p.55)

上記にある通り、「よい点がなかなか思いつかない」現象は、我が娘がしょっちゅう起こしている現象です。「今日は何が良かった?」と質問しても「無い!」と回答することが多く、それでも「何か一つあるでしょう?」と聞き返して「無い!」となることが本当に多いわけです。例え、コーチから褒められたような事があったとしても自分で納得していない場合は、「よい点」としてあがってくることはありません。

こうして、具体的に身近の現象を解説されてしまっては、その解決策を実践してみたくなるはずですよね!

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ラケットのハイテク化がサーブ・アンド・ボレーを無くす!?

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カテゴリー:知識:道具 | Tags:

我が娘は、中学生大会の終わりとともに心機一転、これまで利用したことがない「BabolaT PURE Storm::バボラ ピュアストーム」Support2というラケットへ変更することを決意しました。小学校 2 年生!?の時に始めたテニス。以来、何も考えずに「ミズノ」一筋でしたが、何本もの試打を重ねて、やっとのことで気に入ったラケットに。これまで、あまりにも無頓着にラケットを選定していましたから、良い決断だと思います。

ラケットに関しては、ちょっと古いニュース(2003年8月29日に公開)ですが、「WIRED VISION::テニスラケットのハイテク化を批判する歴代チャンピオンたち」がとても興味深い内容を含んでいます。

ジョン・マッケンロー氏は引退した著名プレイヤー数人とともに、テニスの国際運営組織、国際テニス連盟 (ITF) に対して、最近のテニスラケットの影響力を抑えるなんらかの対策を取るよう要求しているのだ。

即ち、ラケットの進化によって、これまでのようにプレーヤが戦略によって試合を組み立てるような事が無くなった、と指摘しています。更に、記事には以下のように示されています。

プレイヤーは最近のラケットを使って、以前では考えられなかったような時速 240 キロメートル近いスピードでボールが打てる。このようなラケットはグラファイト、ケブラー、チタンや耳慣れない合金でできたハイテクの武器だ。ボールに当たった瞬間にラケットが堅くなるように、グリップ内部にチップを埋め込んだものまである。

以上のようなハイテク技術によって、トップレベルのプレイヤーたちの試合方法が大きく変わった。現在では、ほとんどのプレイヤーがベースラインから前に出ようとはせず、対戦相手と長いラリーを続け、きついトップスピンをかけたボールで打ち崩そうとする。攻撃的なサーブアンドボレーによる試合は全くといっていいほど見かけなくなってしまった。

サーブ・アンド・ボレーを実践するプレーヤが少なくなってきていることは、観戦しているテニスファンは一同に合意すると思うのですが、それがラケットのハイテク化が原因とする論説は如何なものでしょうか。ちょっと短絡的な気もしますが。

最近話題の伊達公子選手は、試合でサーブ・アンド・ボレーをやってのけているし、現在開催されているウィンブルドンでも、以前ほどではないのかもしれませんが、サーブ・アンド・ボレーを見ることができますし。特に、女子の試合では、ラケットの進化は、これまでのようなムーンボールの応酬といった単調な試合が少なくなったという指摘もあるわけですから、女子テニスにとっては好結果ということが言えるのでしょう。

道具という観点からいえば、野球ではプロフェッショナルでは、金属製のバットの使用は禁止されています。理由は、金属製バットは飛び過ぎるから!?最近では、ゴルフの世界で、やはり同じような理由から、反発係数という数字データに上限が設定されました。

それでも、野球やゴルフで活躍する選手は変わらないのですから、テニスでもラケットを規制したところで、やっぱり活躍する選手に変化はないでしょう。ただ、女子に比べて、男子のテニスはスピードが有り過ぎる感は否めませんが・・・こうした議論に時間を費やすのではなく、いま本当にテニスにとってどんな変革が必要かを真剣に議論して欲しいのですが。

点数制度なんて、最も簡単に、それでいてかなり大掛かりに変革する余地があると思うのですが・・・(この点に関しては、いづれ投稿記事を公開します!)

NOTE:
ラケットに関する規制として、上記の記事には以下のように示されています(現在も同じかどうかは確認していません)

ラケットの長さは 29 インチ (73.66 センチ) 以内、ボールを打つ面の長さは 15.5 インチ (39.37 センチ) 以内で、幅は 11.5 インチ ( 29.21 センチ)以内となっている。さらに、規則ではラケットの形や重心を変えられるようにする細工をいっさい禁じている。また、電池や太陽電池といった電源をラケットの中に内蔵することも禁じている。

実は、私個人、こうしたラケットに関する規制があることを知りませんでした・・・あって当たり前でしたが、意識することがなかった・・・

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強靭なメンタル::イワノビッチから学ぶ!

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カテゴリー:心理学をベースに | Tags: , ,

連日の素晴らしい熱戦は、深夜にも拘らず私には心地よい睡眠不足になっている、なんてちょっと大袈裟かな・・・必死に眠気を抑えて、熱戦を観戦しているというのが正直なところです。

昨日(本当は本日の早朝といったところなのですが・・・)の「ウィンブルドン 2008」の女子 2 回戦。第 1 シードの「アナ・イワノビッチ::Ana Ivanovic」対「ナサリー・デシー::Nathalie Dechy」の試合は凄かった!試合時間 3 時間 24 分。結果は、以下の通りでイワノビッチが勝利。

Ladies’ Singles - 2nd Round
Player Country W/L Sets 1 2 3
Ana Ivanovic SRB Won 2 62 77 10
Nathalie Dechy FRA Loss 1 77 63 8

それにしてもファイナルセットがタイブレークではなくて、2 ゲーム差がつくまで継続されるなんてことは知りませんでした・・・試合中、ボールボーイも間違ったほどですから仕方ないのでしょうけど。

それにしても、昨年のストロークのみが目立ったイワノビッチから、決して調子が良いとは言えない状況下で、バックハンドからのスライスとアプローチショットからのネットプレー。更には、時折繰り出すドロップショット。まさに女王の座に相応しい素晴らしい展開でした。昨年と比べると一段と成長しての試合展開は見応えがありました。

試合の詳細は、「@nifty:Sports@nifty::本当は負けていた??イワノビッチ」に示されています。とても緊迫感がある投稿記事ですから、昨日の放送を見逃した人は是非ご確認を。

1-0 でセットカウントをリードされたイワノビッチ選手の第 2 セット。デシー選手のマッチポイント。イワノビッチ選手は万事休す!渾身のフォアーハンドストロークはネット。試合が終わったと誰でも感じた一瞬だったのですが。ネットしたボールがデシーのコートに落ちます。その時の感想を、イワノビッチは以下にように試合後語っています。(インタビュー内容は、「The Championships, Wimbledon 2008::Ivanovic admits lucky escape」からの抜粋です)

It felt like time stopped for a moment as I hit that forehand. I thought I hit a pretty good shot and I moved forward – but then the ball hit the net and it was in the air for a couple of seconds. I thought the ball might go out and the match would be over.

イワノビッチ選手本人も、「the match would be over」と言っていますから、試合は終わったと感じていたのですね。あのフォアーハンドショットは、「pretty good shot」だったわけですから、自分としては納得したショットだったのでしょう。そうした納得したショットだったからこそ、ネットを超えたのだろうと想像できます。

インタビューでは、更に以下のように続きます。

Today after that match point, I felt like it was a new match for me from then on and that I had a new opportunity. From then on I felt as if I had nothing to lose because it was as if I had really lost the match already and been given another chance, so from there I could only win.

あの渾身のフォアーハンドがネットを越えてマッチポイントをしのぐと、イワノビッチ選手は、「it was a new match for me」と気持ちを切り替えます。つまり、あのネットにかかったポイントを境に、イワノビッチ選手は、新しい試合が始まったと自分に言い聞かせていたのです。そして、「nothing to lose」と覚悟を決めました。「失うものはない」し、訪れたチャンスを生かして勝つしかない、と思ったと言っているわけです。

どうやって、こうした強靭なメンタルを手に入れるのでしょうか。ある種の開き直りは、これまでに培ってきた経験と練習の上に成り立っているのでしょう。この経験からいろいろなことを学んだと締めくくっていて、今後の 3 回戦以降、本当に強いイワノビッチに成長して行くかもしれませんね。

第 1 シード・・・ウィンブルドンの優勝候補筆頭と私の中では確信したゲームでした・・・

【追記:2008年06月27日】
マリア・シャラポワ選手が 2 回戦で姿を消しました・・・昨年の試合運びとは様相が違っていたのでかなり期待していたのですが、肩の故障も手伝ってか早々と敗退。これでイワノビッチ選手の優勝が更に見えてきた!?

【追記:2008年06月28日】
イワノビッチ選手は、続く 3 回戦での対戦相手は、中国の Zheng Jie (WTA 133 位) で、なんとなんと 1-6、4-6 であっさり負けてしまいました・・・ちょっと複雑な気持ちですが、この中国の選手は、身長 165cm!データによれば、中国をベースにするアジアの選手。これで、日本人でも活躍できるはず、と確信したのは私だけではないはずですよね。

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